コンセントを介せず、アンプへ直接給電する
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シンプルにするというのは、オーディオの重要な要素の一つです
オーディオメーカーや販売業者は、
音質改善の効果があると謳って、さまざまなアクセサリーを買わせようとしてきます
オーディオケーブルやインシュレーターなどが典型的な例ですが、電源ケーブルや電源タップ、電源コンセントもその一つです
今回は、
電源用の「壁コンセント」を廃し、直接給電することで、アンプへの給電をシンプルにしました
分電版(ブレーカー)です。
緑色の「○」で囲ってあるのが、
アンプ専用のブレーカーです。
ブレーカーから伸びている黒い電源ケーブルは、
藤倉のCV-Sケーブル(産業用遮蔽付き電源ケーブル)です。
ケーブル断面積は、5スケアのものを選択しました。
25Wのアンプ(ゲインカード)専用として使用していますから、容量的には過剰なほどです。
ブレーカーを出たケーブルは、天井を伝った後に・・・
・・・通常ならば壁コンセントに接続され
『終点』となるところですが
あえて
「壁から じか出し」 にしています。
最終的に、専用電源ケーブルは
どこにも分岐せずに、アンプの電源部に 直接接続しています。
ブレーカーとアンプの間には、電源ケーブルしかなく
テーブルタップはおろか、壁コンセントも介在していない状態です。
ここまでやると、効果も充分です。
いいかげんに聞き流していても、はっきり判るような改善効果があります。
「音の傾向に変化があった」 というレベルではなく、確実に、クオリティが上がります。
【 気をつけましょう 】
電源工事は有資格者に依頼しましょう
法律の問題もありますが、素人作業で火事などになっては笑えません。
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