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自作RCAケーブル(長さ8cmの超短尺&プラグ介在無し)


RCAケーブル - OTAキットプラグで最短結線

画像は、かなり昔に自作した、自作RCAケーブルです です。

竹串とピンジャックカバーを加工して作っています。
導体は、0.4mm の金メッキ銀線です

今は使用していませんが、昔はこれを、入力セレクターとアンプ間に使用していました。

オーディオケーブルは、PADが世に出始めた頃から興味を持っていたため、「大蛇のように極太で、硬くて取り回しが悪く、値段だけがクソ高いケーブル」も、買って使ったことはあります
それに比べると、この自作ケーブルは完全に対極の存在です

この自作ケーブルを使うようになってからは、「もう、極太ケーブルは絶対買わん!」と思うようになりました
太いケーブルは、音の量感が増えるようには感じますが、それは単に音が滲んでいるだけだと、よく分かったからです
音のスピード感や位相の揃った感じ、見えるような3次元定位という観点からは、ネガティブに働きます

これは、2代目のRCAケーブルです。

ケーブル長は、おおよそ8cmです。
判別しやすいように、赤と白の収縮チューブを被せています。

プラグは47研究所のOTAキットです。ケーブル導体は、47研純正の「Stratos」ではなく、0.4mmオーグラインに、テフロンチューブを被せたものを使用しています。

ストラトスは外皮が厚く、芯材が折れやすくて作りにくいのですが、オーグラインや銀線のような柔らかい導体で作ると、折れにくいので使いやすいです
銅線に比べると、高域がやや上がるようで音のキラキラ感がアップします。ホールトーンがきれいに伸びて心地よいです

接続すると、このぐらいの "たわみ具合" になります。

もっと短くすることも可能ですが、あまりやりすぎると、ケーブルにストレスがかかりかねないので、このぐらいの長さが、よい塩梅だと思います。

ケーブルの長さがぴったりというのは、見た目もスッキリして、気持ちのよいものです。

これは、"DAコンバーター"、"インプットチューザー" 間に使用しています。
長さ的には、"インプットチューザー"、"ゲインカード" 間と、ほぼ同じ8cm程度です。

OTAキットプラグ+線径の細い単線も、ケーブル長を長くしてしまうと、凡庸なケーブルとの差がつきにくくなってしまいます

「えっ?」 ・・というくらい短くすると、「えっ?」 ・・というような、鮮明な、にじみの無い音が出てきます。

これは、スピーカーケーブルに使用しています。
RCAケーブルやデジタルケーブルと、同じ導体、皮膜です。

長さは、1メートル程度です。

結局、わたしのケーブル類は、電源の一部を除くと"オール銀線"となってしまっています。

銀線は高価なところが難点ですが、最短結線してしまえば、さほどでもありません。銅線と異なり、表面が酸化しても、伝導性に影響を及ぼしにくい点も、良いところです。


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