「SRS-Z1」 を塗装
前回は、
エンクロージア形状を完璧にする
でした。
今回は、アンプとして使用している
SONY SRS-Z1も、同様に塗装することにしました。
スピーカーとアンプの色を揃えることによって、見た目の統一感を高め、高級感をアップさせることが狙いです。
「SRS-Z1」 を分解
まずは、
SRS-Z1の分解です。
サイズの小さなドライバー(精密ドライバー)があれば、別に難しいことはありません。
アンプ自体が、
軽く、小さく、基盤も一枚しかありませんので、なんということはありません。
「SRS-Z1」 の中身
「SRS-Z1」 の中身は、
「たったこれだけ」 です。
ディスクリート構成ではなく、オペアンプで作っているおかげで、回路は簡潔です。
・・・が、出てくる音は、それなりに 「まっとう」 なのが凄いところ。
簡潔さの中に、SONYのアンプ技術が詰まっている。…と、いうことなのでしょう。
アンプを秤に載せたりして、「重さ」 で 「価値」 を測ろうとしていた時代がありましたが、「今は昔」 というやつですね。
下地を作る
細かな傷をパテで埋め、軽くペーパーで表面を荒らして下地を作ります。
透明ゴム製のインシュレーターはマスキングして塗料が載らないようにします。
ボリュームノブやパワースイッチなどの 「つまみ」 は、塗りやすいように割り箸で持ち手を付けます。
塗装
プラサフを吹き、乾燥を待って、塗装をします。
三度塗りまでやったところで、「これでよし」 としました。
相変わらず小さな失敗はあるのですが、「たれ」 や 「かぶり」 など、致命的な失敗ではないので、「良し」 としました。
(画像は、塗装後にインシュレーターのマスキングを剥がしたところです。)
「SRS-Z1」 の組み立て
分解したときとは逆の手順で、慎重に組み立てていきます。
プラスチック(ABS樹脂?)の筺体ですので、シャーシにアースを落とすようなことは無さそうなのですが、実はそうともいえないところが面白いです。
(天板裏の振動防止用と思われる金属板にアースがあります。)
「SRS-Z1」 塗装完了
「SRS-Z1」 の塗装完了です。
画像は塗りっぱなしの状態ですが、仕上がりも悪くなく、上手くできたといって構わないでしょう。
わかりにくいかもしれませんが、実は 「つまみ」 に 「切り欠き」 を掘り入れています。
(SRS-Z1の 「つまみ」 は、見た目の基準となる 「切り欠き」 が無く、薄い印刷文字しかなかったので、操作状態が判りにくかったのです。)
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