「タイムドメインmini 改造」
タイムドメインmini改 Tuned by 四十朗
「タイムドメインmini」
と
「SONY SRS-Z1」
を組み合わせ、自分なりの改造を施して音質の向上を図りました。
名づけて、「タイムドメインmini改 Tuned by 四十朗」 です。
結局のところ、「タイムドメイン・ミニ」としては
スピーカーエンクロージアが原型を留めているのみ
、…という状態になってしまいましたが
その甲斐あってか、デスクトップオーディオとしては、かなり高品位な再生が可能な域に達することができました。
(画像はクリックすると、拡大します)
改造箇所 (スピーカー部)
・
ユニットを 「AURASOUND NSW2-326-8A WHISPER」 に交換
・
ケーブルを 「四十七研究所 STRATOS」 に交換、端末をミニプラグ化
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内部ステーの肉抜きを行い、ユニット後面を解放
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エンクロージアを 「接着パテ」 で補強、箱鳴りを防止
・
脚部分を切り取り、吊り下げ設置
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宙吊りスタンドに変更
・
吸音材を紙風船 (テトラパック) に変更・最適化チューニング
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バッフル面の穴に蓋をして、より完璧なエンクロージア形状にする
改造箇所 (アンプ部)
・
「タイムドメインmini純正」 から、「SONY SRS-Z1のアンプ」 に交換
改造箇所 (外装・ドレスアップ)
・
スピーカー外装を塗装、側面の 「穴」 を埋設処理
・
アンプ部外装も同様に、ブラックメタリック色に塗装
・スピーカーケーブルをSFチューブ処理
改造を終えて、全体的な感想
基本クオリティの高いパーツを選択したおかげで、全体的にクオリティが向上し、
「音楽を愉しんで聴ける」
ところにまで持っていくことができました。
「タイムドメイン・ミニ」としては、スピーカーの外殻(エンクロージア)しか残ってい無い状態ですが、これはもう笑うよりほかにありません。
脚まで取ってしまいましたが、頑張って塗装したのはよかったと思います。(おかげで高級感が増しました。)
アンプには、「SONY SRS-Z1」 (のアンプ部)を選択しましたが、これも適切な選択であったようです。
SRS-Z1のアンプには、音量に応じて低域をブーストする回路が組み込まれているのですが、絶対的なキャビネット容量が小さく、低域が薄くなりがちな「タイムドメイン・ミニ(改)」を、違和感を生じさせることなく、上手に補うことができています。
絶対的なローエンドの迫力までは期待できませんが、音場感と音離れのよさという観点から見ると、生半可なオーディオシステムであれば簡単に打ち負かしてしまうと思います。
個人的には、
普段耳にしているメインシステム
の音と、どうしても比較してしまいますので、
「音楽を愉しんで聴ける程度」
…というのは、
表現としては相当に辛口
であるかも判りません。
この 「タイムドメインmini改(Tuned by 四十朗)」、実際のところ、BMG用途として、結構満足しながら利用したりしています。
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