Kershaw Ace 1710


軽量25g ウルトラライトやロングトレイルに使用


一言インプレ
  • 25gの重量は、ロングトレイルやバックパックの長期旅行でも苦にならない
  • グリップ良好のダイヤカット(ザイテルハンドル)
  • カーショウブランドだが、製造は貝印



Kershaw Ace 1710 の用途

長期縦走やロングトレイルなどで実使用

このナイフは、登山時に携帯するナイフとして、軽量なものは無いだろうかと探して購入したものです

グリップはザイテル樹脂であり、刃の厚みも薄手であるため軽量な構成となっており、実測重量25gです
積極的に使用する用途ではなく、「非常時にナイフが無いと困るので、使わないかもしれないけれど、お守り用に持っておくためのナイフとして、長期登山時などにザックの中に忍ばせておりました

実際に使ったのは

非常時の用途としては、怪我をした際に衣服を切って患部を露出させたり、細引きを切断したり、内側からテント生地を裂いて脱出するなど、そういった用途に使うことを予想しておりましたが、幸いなことにそのようなケースには遭遇しておりません

結局のところ、ピクニックナイフとして山でパンやソーセージを切ったり、バターを塗ったりする用途に使われています。あとはパッケージの開封用途くらいでしょうか

個人的には「山に入った時用のお守りナイフ」、もしくは「ロングトレイルをウルトラライト系装備で踏破する」などの用途で使用していました。他には、軽量であることの良さを生かして、バックパッキングでの長期旅行などにも使えるのではないかと思います



使用鋼材

使用鋼材については公表されていないようですが、420J2ステンレスと記載のあるサイトもあり、使った感触からしても、420J2でほぼ間違いないだろうと思います

使った感じの刃の持ち具合からすると、どちらかというと硬度は低めだと感じました。パンやソーセージ、玉ねぎなどの食材を切るには必要十分ですが、まちがってもバトニングなどはしない方が賢明です(そんな用途に使う人はいないと思いますが、少なくともブッシュクラフト向けではありません)

砥いだ感触

鋼材が柔らかいだけに、砥石に当てた感触も独特です
柔らかめのカエリが出るのですが、カエリを取ろうと刃を裏返して磨ぐと、カエリが曲がって反対側にきてしまうことがありました
(「カエリがペラペラして、いつまでもカエリが取れない」と表現される場合もあります)

やたらと硬度の高い刃物は、研ぐのに難儀することがありますが、こういった硬度が低めのステンレス鋼材も、別な意味での砥ぎにくさがあります
切刃の状態を指先でよく確かめながら、ガシガシと力を入れて磨ぐのではなく、弱めの力加減で砥ぎあげる繊細さが必要だと感じました

とはいえ、丁寧に刃付を行うと、きちんとした刃が付きます
ただ、そもそもブレード自体が小さく、刃の先端に行くに従って、砥石との接触がピンポイントになるため、均一な角度に仕上げるのが難しく、試行錯誤して研ぎ上げました




Kershaw Ace 1710 諸元


  • サイズ:全長14cm ブレード長約6.2cm 刃渡り5.8cm 刃厚2mm 重量25g
  • 鋼材:420J2ステンレス
  • 柄:ザイテル