オピネル分解5 - 分解完了、ピンの外径と分解時の注意


ピンの外径を計測 - 平行ポンチは何ミリが最適か?

カシメピンの外径を計測
現行タイプのピンをノギスで計測したところ、わたしの個体は「外径2.65mm」でした

このピンを撃ち抜くためのピンポンチ(平行タイプ)は、 外径2mmの平行ポンチ が、サイズ的に適していると思います
外径2.5mmのポンチは、サイズがほぼ同径ですので、打ち込みを開始する際に全くずれが許されず、作業的な難易度が上がるため、避けたいところです

正しくピンポンチを使えば、ピン全体を終端付近まで打ち出すことが可能ですので、わざわざバイスプライヤーで掴んで引き抜く必要もありません

ピンの側面部に「つかみ傷」が入ることもありませんので、こちらのやり方のほうがおすすめです

注意:オピネルのナイフは、サイズのバリエーションもさまざまです。このオピネルのピン外径が、他のオピネルのものと同じとは限りませんので、ご注意ください

完成:オピネルの分解完了

オピネル旧タイプの分解画像
こちらは旧タイプのオピネル。ピンにテーパーがなく、方向性がありませんので、ピンのどちら側を削っても叩き出すことが可能です

ピンさえ外すことができれば、ブレードは分離することが可能です
ブレードを取り外せば、オピネルの分解は完了です


オピネル現行タイプの分解画像(フィレナイフ)
こちらは、現行タイプのオピネルの分解画像です
フィレナイフ(スリムナイフ)ブレードのものですが、収納時にロックがかかる現行バージョンです
こちらは、ピンにテーパーがありますので、ピンの頭の方を削って叩き出します
ブレードが緑色になっているのは、マスキングテープを貼って養生しているためです


追記 : 分解作業全般について

オピネルの分解を解説しているページにいくつか目を通しましたが、あまりにも酷いものが多く、正直驚いています
ロックをかけたまま、ブレードを無理やり引き上げてリングを外すとか、センターポンチでピンを叩くとか、ニッパーを使って釘抜きの要領でピンを抜くとか、なんというかその、作業全般がド素人すぎて、見ていられません

分解しているのか、壊しているのか、これではよく分かりません

パーツは外せばよいというものではなく、無理に外すと想定外の負荷がかかり、曲がったり歪んだりします
また、バネ状の特性を利用しているパーツは、弾性限界を超えると、広がって元に戻らなくなります

ここでは、そういった無謀な手法とは一線を画し、ある程度理にかなった作業で分解を行っているつもりです(ピンポンチが手元に無く、ビットで代用した箇所を除く)

わたしも決してその道の専門家ではなく、あくまでも趣味でやっている者ですが、整備やメンテは好きですので、素人なりにDIYをやっています。これまでやった最大の分解作業は、2Lエンジンのシリンダーヘッドのオーバーホールです(全バラ、カーボン落とし、バルブのすり合わせなど)

そのような重整備をこなしてきたこともあり、いろいろと経験のある分だけ、注意の指摘も多く、言葉がきつい部分や、工具の解説が冗長な部分もあったかと思います。何分きちんとした記事を書こうとした結果ですので、ご容赦いただければと思います

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オピネル分解:詳細ページ一覧(1~6)

 オピネル分解 1:必要工具と準備作業

 オピネル分解 2:ロックリングの取り外し

 オピネル分解 3:ピンの頭を削って叩き出す

 オピネル分解 4:ピンを抜いて、ブレードを外す

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 オピネル分解 6:ピンを代用品で作り直す