シック・プロテクターディスポの違い


敏感肌用(緑色)と、通常品(黒色)は同じ製品


結論を先に言ってしまいましょう
シック プロテクター ディスポ の『敏感肌用』(緑色)と、通常品(黒色)は、色が違うだけの同じ製品です!
「敏感肌用と通常製品が全く同じ製品っておかしくない?」とお思いの方もおられると思います。詳しい経緯についてはこの後の説明をご覧ください
シック・プロテクターディスポ
画像左側が「シック プロテクターディスポ(通常品)」 右側が「シック プロテクターディスポ敏感肌用」です

シック プロテクター ディスポには、敏感肌用(緑色)と、通常品(黒色)がある

シック プロテクター ディスポは、使い捨てタイプとしてはよくできたカミソリであり、個人的にも高く評価している製品です

このプロテクターディスポに、いつの間にか「敏感肌用」という製品が追加されており、従来からあったノーマルタイプとどこが違うのか、常々気になっておりました(敏感肌用は、2017年2月からの追加発売だそうです)

これまで、使い捨てタイプの髭剃りは、プロテクターディスポばかりを使っており、他の商品に浮気しようという気は起こりませんでした(そのくらい気に入っていたのです)
ですが、同じプロテクターディスポに「敏感肌用」が登場したことで、これまでの通常品と敏感肌用と、どちらを使うべきなのか、選択する必要性が出てきたのです

敏感肌用と、通常品の違いが解らない

双方の商品の違いが判れば、自ずと選択肢は狭まるだろうと思い、違いを探したのですが、一向にわかりません
刃のコーティングが異なるとか、スムーザーが変わったとか、それらしい説明が見あたらないのです

仕方なく、シックのホームページも見てみましたが、それらしい記述は見つかりません
「まさか色が違うだけとか、そんなわけないよね」 と、思いながら、FAQもさらってみたのですが、二つの製品の違いに言及した箇所を見つけることはできませんでした

もしかすると、商品パッケージの裏のあたりに、小さな文字で書かれているのではないかと思い、パッケージにもすべて目を通しましたが、そこにも説明はありません

シック・プロテクターディスポ敏感肌用パッケージ裏面
シック・プロテクターディスポ敏感肌用の裏面です。商品の特徴と注意書きの記述はありますが、通常品との違いについては何も書かれていません

検索しても、わからない

通常品と敏感肌用と、2つの異なる商品があるのですから、そこに違いがないわけがないのです
きっと、どこかが違うはずなのです
が、しかし、ふたつの製品のどこに違いがあるのか、何をもって『敏感肌用』と謳っているのか、全く書かれていないのです

もしかしたら、ネットに両商品の違いについて、解説しているページがあるのではないかと考え、検索してもみましたが、それらしいページは見つかりませんでした


改めて、通常品と敏感肌用の違いを確認

通常品との違いが見られるのは、商品名に追加された「敏感肌用*」という文言と、「*皮膚科医テスト済」という一文のみです

あとは、商品の色しか違いがありません
通常品は黒色、対して敏感肌用は、緑色です


さんざん調べて、それでも分からないのであれば、発売元に尋ねてみよう

自分のできる範囲でかなり調べてみましたが、どうしても、2つの製品の違いがわかりません
仕方がないので、シック・ジャパン株式会社さんに、質問してみました(2018年6月)

はてさて、両製品のどこが異なるのか、敏感肌用の根拠は何なのか?
返ってきた回答が、こちらです・・・

日頃よりシック製品へのご愛顧を賜りまして誠にありがとうございます。

ご質問のございましたシック・プロテクターディスポとシック・プロテクターディスポ敏感肌用の違いにつきましてご案内させていただきます。

シック・プロテクターディスポ敏感肌用につきましては、皮膚科医のテスト済み製品となります為、敏感肌用と表記しております。
シック・プロテクターディスポとは、持ち手部分の色が異なるだけで、刃部分は同じでございます。


なんとなんと、「色が違うだけ!!」 ・・・なのです、冗談でも嘘でもないのです

正直言うと、対皮角度を変更して肌当たりを良くしたとか、刃のコーティングを改良したとか、そういう回答が返ってくるものとばかり思っていたので、これには少々驚きました


『皮膚科医テスト済』だから、『敏感肌用』

皮膚科医のテストを実施したので、『敏感肌用』と表記しました。 …って、それでいいのでしょうか?

『皮膚科医師会推奨』ではなく、『皮膚科医師会認定』でもなく、ただ、『皮膚科医テスト済』 …それだけなのです

『テストの結果が良好だった』でもなく、『一定の基準をクリアした』でもなく、ただ『テスト済』 …なのです
気になるのは、どのようなテストを実施したのかが明かにされておらず、しかもテスト結果についても言及がないということです

この「皮膚科医テスト済」という文言は、「敏感肌用」を表記する根拠としては、あまりに不十分ではないでしょうか?

シック・プロテクターディスポ敏感肌用パッケージ表面
パッケージに「敏感肌用*」とありますが、その下には皮膚科医テスト済としか書かれていません

「同じ商品です」と明記していれば、誤解は生じない

通常品とは別に『敏感肌用』という商品があれば、2つの製品間には明確な違いがあると考えるのが普通です
一般的な消費者であれば、「通常品は、敏感肌用ではない普通のカミソリだ」と考えると同時に、「新商品の『敏感肌用』の方は、カミソリ負け対策が施された、肌に優しい別の商品だ」 …と、受け取るでしょう
『敏感肌用』を追加発売するというのは、そういうことなのです

せめてパッケージのどこかにでも、小さく書いてくれていれば良かったのです
「通常品と『敏感肌用』には、構造的な違いはなく、グリップの色が異なるだけの同製品です」 …と、正直に

パッケージに「敏感肌用」とあれば、より売上が向上するのかもしれませんが、これでは「不十分で不親切な説明」であり、「消費者の誤解を招きかねない問題のある表示」と言わざるを得ません
正直申しまして、いささか不誠実なのではなかろうかと思います

結論『シック プロテクター ディスポ敏感肌用は・・・』


シック プロテクター ディスポ 敏感肌用(緑色)とシック プロテクター ディスポ (黒色)は、色が異なるだけで、それ以外は全く同じ商品です

購入時にどちらを買うか迷ったら、安売りしてる方を迷わず買いましょう
値段が同じなら、好きな色を選びましょう!

補足 シック プロテクター ディスポ自体は、いい商品ですよ


持ち上げるわけではありませんが、「シック プロテクター ディスポ」は、良いカミソリだと評価しています
どこが優れているのか、そのうち解説でもしてみたいものですが、簡単にインプレすると

● 価格が安いのに、全体的なクオリティが高い
● グリップが良い、濡れた手で握っても滑りにくい
● ヘッドがコンパクトで、肌に当てやすい
● ヘッドカバーが横スライド挿入型のため、ポーチ等に入れっぱなしでも外れにくい
● 初期の切れ味が落ちたあと、つまり「切れ味が落ち着いた状態」でもそこそこ使える
● 切れ味の落ち方がゆるやかで、切れ味が落ちている状態で剃っても、ひげが引っ張られて痛くなりにくい

・・・といったところです
フェザーのサムライエッジも使っていますが、サムライエッジは「髭剃りを積極的に楽しむ用」、シック プロテクター ディスポは、「実用品としての身だしなみ用、剃る必要があるので義務的に剃る用」として使い分けています




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