ブライトホルン登山7(キャンプ場に戻る、次の山は何処?)


ブライトホルン登山7(キャンプ場に戻る、次の山は何処?)

ツェルマットのキャンプ場
ツェルマットのキャンプ場(キャンピング・マッターホルン)に戻りました
わたしにとっては「ベースキャンプ」みたいなものです

画像は、キャンプ場から見た山々の風景です
「キャンプ場からは、山が見えないじゃない!」という人は、高級ホテルに宿泊しましょう
お金を払えば払うほど、素晴らしいマウンテンビューの部屋に泊まれます (山に雲がかかったらどうにもなりませんが)

さて、このキャンプ場に戻る途中、色々と寄り道をしました

ツェルマットのソーセージ屋台
街角で売られているソーセージ屋台で、小腹を整えました
山から戻って空腹になっている状態で、そのままスーパーに入ってしまうと、あれこれたくさん買いすぎてしまいます。 スーパーに行く前に、このように小腹を満たしておくのは、非常に重要です

何しろキャンプ場に滞在しているのです。冷蔵庫があるわけではないのです
食べ切れる分だけ買わないと、後で後悔するのです

ツェルマットの雀
ソーセージ屋台周辺の歩道には、パンくずのおこぼれを狙っている雀さん達が集まっています
日本の雀よりも、大きさがわずかに小ぶりで、色は赤みが薄く、やや茶色が強いように思います

なぜだか判りませんが、鳩は見かけません(鳩にとっては寒さが厳しすぎるのでしょうか?)

ツェルマットの観光案内所とフリーWiFi広場
駅前広場に行って、SNSで無事の下山を報告しました
(この広場にはフリーWifiがあるので、多くの人がスマホを操作しています)

CO-OPで食材を調達
駅前のCO-OPに寄って、食料品を買い込みました(アイスとビールも)

「bio」というのは、CO-OPのプライベートブランドなのでしょうね
パッケージの色使いやデザインが素晴らしく、本当においしそうに見えます

MOVENPICのアイスクリーム
山から降りて食べるアイスは最高です
これは、MOVENPICのアイスクリームです(メイプル・ウォルナッツフレーバー)
「The art of swiss ice cream」とロゴの下に書いてありますが、本当にウマいです

ツェルマットでソーセージを焼く
キャンプ場で知り合った山友達と合流して、食べて飲んで下山祝いをしました

友人の一人は、メッテルホルンに登ってきたそうです
標高差がかなりあるので、かなり体力を使ったことでしょう


キャンプ場からは、ブライトホルンの山頂だけがわずかながらに見えています

「今日の朝早くあの山に取り付いて、昼前には山頂に立っていたのだな」と思い返しながら、普段はあまり飲まないビールを、ゴクゴクと胃袋に流し込みました

Feldschloesschen
この城門マークのビール、「Feldschloesschen」は、スイスのフランス語圏ではあまり見かけませんでしたが、ドイツ語圏内に入ると、よく飲まれているようでした

このエリアでは一番の人気ビールのようで、実際おいしかったです。癖が少なくグビグビ飲めるタイプで、日本人の味覚にもよく合うビールです
普段は青色のレギュラー缶を飲んでいましたが、この日は特別に「プレミアム缶」にしました

周囲からは、「なんでプレミアム缶を飲んでるんだ?」と突っ込まれましたが
「今日はあの山に登ったんだから特別だ。4000m峰に初登頂した!」と、ブライトホルンを指差して説明すると

「スゲー、スゲー、よくやった。それは飲まにゃならん」と、喜んでくれるのでした

スイスのビール
こちらは、後日撮影した(プレミアムでない)青缶の方です
これが一番売れており、CO-OPのビール売り場でも、最も取りやすい場所に陳列してありました

海外で美味しいビールを探そうと思ったら、スーパーに行ってビールの陳列棚を眺め、最も手に取りやすい場所に、大量に並べられているビールを買えば良いのです

そのビールが日本人好みの味かというのは別問題ではありますが、「現地で最も売れているビール」であることは間違いありません



たらふく食べて飲んで、寝て、ツェルマットの街に再び朝がやってきました
かなり冷え込んでいます

ツェルマットのキャンプ場(朝)
ツェルマットは、氷河で削られた谷底に位置する村です
周囲の山々が日を遮ってしまうため、陽がある程度の位置まで昇らないと、村の底まではなかなか日光が差し込みません

村はまだ真っ暗ですが、マッターホルンとブライトホルンの山頂だけに、朝日が当たっているのがわかります

「昨日はあの山頂にいたのか・・・」と、しみじみと思います

キャンプ場は、まだ寝静まっており、静寂に包まれています
(ツェルマットは、電気自動車しか乗り入れが認められていないため、車のエンジン音がしないために余計に静かに感じます)

ツェルマットのキャンプ場(地面)
放射冷却で、冷え込んだのでしょう
夜露が凍ったのか、地面にはうっすらと霜が降りていました(季節は8月です)

ツェルマットの宿の煙突
宿の暖炉にも、軒並み火が入れられたのでしょう
周囲の屋根の、それぞれの煙突から、煙が上がっています


サンフランシスコから来た彼は、今日にはキャンプ場を立つと言います
イギリスから来た夫婦は、明日立つそうです

「自分はどうしようか?」

何しろ今回スイスに来たのは、ウォーカーズ・オートルートの全行程を歩くことが目的で、そのことに全精力を注いできたのです(それ以外のことは、考える余裕がありませんでした)

今回のブライトホルンも、オートルートをゴールした後に、オマケで登った山なのです

「さぁて、これからどうしようか?」

結局わたしは、ベルナーオーバーラント地方へと足を伸ばすことになります
アイガー、メンヒ、ユングフラウの三山が揃っている、あの場所です

そしてサンフランシスコの彼とは、ラウターブルンネン谷の奥深く、ギメルワルドで再開することになるのでした





ブライトホルン登山の実行程は、以上で終わりです。ご拝読ありがとうございました

次ページ以降では、ブライトホルンを登るためには、どのような装備や技術が必要なのか、ブライトホルンの難易度等も含めて解説します
(ブライトホルンでなくても、登山好きの方には参考になる情報だと思います)
まずは、登山に必要な装備と用品レンタルについてです

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