グランピング体験記


グランピング(Go Adventure Unlimited + 橘香園)

グランピング

Go Adventure Unlimited さんの企画に乗って、豪華なキャンプを楽しみました。いわゆるグランピングです
( 場所は福岡県大牟田市になります。佐賀県や熊本県など九州圏内からもアクセス良好です )

当日の橘香園は、貸し切りのような状態でしたので、混みあったキャンプ場とは無縁の静けさ。
広大なスペースを贅沢に使い、豪華で快適この上ないキャンプとなりました

グランピングとは名ばかりの、常設テントが団地のように乱立する商業プランとは異なり、
利用時のみテントを設営して行う、アウトドア感を大切にしたグランピングです

自然の奥深くに抱かれて行う本格派のグランピングとしては、九州随一のロケーションでしょう

 関連リンク
Go Adventure Unlimited     ● 橘香園


「グランピング体験記」 目次
  1. グランピングとは

  2. ロケーション、キャンプ場の様子

  3. ベルテント・タープ、サイトの状態

  4. グランピングは、ゴージャス&リラックス

  5. バーベキュー(スペアリブ)

  6. グランピングを彩る、フード&ドリンク

  7. ナイトキャンプ

  8. 関連リンク・補足情報

  9. こぼれ話

グランピングとは

「グランピング」というのは 「グラマラス」 と 「キャンプ」 を合わせた造語です

グランピングという言葉自体が新しいため、どこからをグランピングと呼ぶのか、定義が曖昧な部分もありますが、簡単に言うとゴージャスなキャンプのことです

贅沢なキャンプと一口に行っても、その度合いは様々で
分類すると、以下の3つに分けられるでしょう
  1. 機材設営から食材調達、調理までのすべてを委託し、屋外にいながらにして、ホテルに宿泊しているかのようなサービスを受ける (完全手ぶら型)

  2. 参加者は食材の調達・調理を行うが、テントやタープ、バーベキュー機材等は業者さんが準備・設営する (食材持参型)

  3. 参加者自ら、すべての機材と食材を用意し、豪勢で贅沢なキャンプを行う (自力奮闘型)
このうち、「1」と「2」が、グランピングに相当という認識が一般的で、
「3」は、グランピングではなく、単に「贅沢なキャンプ」という捉え方が主流のようです
( 今回紹介しているのは、「2」のケースです )

ロケーション・橘香園(福岡県大牟田市)

グランピング・福岡県
橘香園(きっこうえん)さんは、福岡県大牟田市にある果樹園です

その歴史は古く、柳川藩主であった立花家の専用農園(みかん畑)として開墾されたという、由緒ある農園です
一目見るだけで、長年手をかけて丹念に整備されてきたことがわかります

グランピング・キャンプサイト
この日は梅雨の合間、緑のなかで紫陽花が咲き誇っていました

今回は、この橘香園の場所をお借りして、グランピング(グラマラスキャンプ)としゃれこみました
西洋に置き換えると、由緒正しい貴族の専用狩猟地でキャンプするようなものでしょうか?
なかなかできない、貴重な体験です

それにしても、広がりと奥行きのある景色はいいですね。
眺めているだけで、気持ちが静かになっていきます

グランピング・九州
これだけ広々していると、心からリラックスできます

混みあったキャンプ場では隣との距離感が気になりますし、サイト同士の配慮が必要で、あまり気が休まりませんが、そういうものとは無縁の世界でした (知る人ぞ知る穴場、という感じです)

設備の整った環境でありながら、これだけ開放感のある場所というのも、珍しいでしょう

木々もまばらで、下草もきれいに刈り取られているため、
西洋ガーデン的な風情も、そこはかとなく漂っており、まるで庭園にいるような、そんな錯覚におちいります

場所としては農園なのではありますが、わたしの中では「橘香園ガーデン」です

ベルテントとタープの詳細、サイトの状態

グランピング・テント
テラスの横に、大型ベルテント2つと、大きめのタープ1つを設営していただきました

改めて地面の状態を確認してみましたが、 コンディションは極めて良好です(重要!)
地面がガチガチに踏み固められておらず、キャンプサイトが非常に柔らかいのです
適度に下草もあり、靴底を通してフカフカした感触が伝わってきます

元々が畑地であるため、砂利等も丁寧に取り除かれており、凹凸無くきれいに慣らされています。 野営に慣れている人であれば、マット無しでもそのまま寝られると思います

さらには水はけも良いようですので、万一雨に降られたとしても、テントや靴が泥まみれになりにくく、比較的快適に過ごせそうです

個人的に、様々な場所で野営やキャンプをしてきましたが(※1)、このコンディションは「極めてエクセレント!」といって良いでしょう
場所によっては、わずかに傾斜を感じる箇所もありますが、高い方を頭にすれば、全く問題のないレベルです
※1 ちなみに筆者のキャンプ歴ですが、野営総回数は、おおよそ600泊を超えています

フィールドコンディションは、キャンプ場(テン場)によって千差万別です
あまり好ましくない例としては、下記のようなフィールドが挙げられます

  • ペグが刺さらない。もしくは曲がるほど地面が硬い。砂利が多くて刺さりにくい
  • サイトに傾斜や凹凸が多く、平らな場所が見つけにくい(広すぎて整地の行き届かないキャンプ場に多い)
  • フィールド全体が「漬物石の展示場」(北アルプスの涸沢など)
  • 地面の石の角が尖っていて、グラウンドシートが傷みやすい(標高の高い山頂のテン場に多い)
  • 水はけが悪く、雨が降ると水浸し・泥だらけになる(利用者が多すぎて、フィールドが傷んでいる場所など)

グランピング・ベルテント
上の画像の、左手前に写っている道は、手作業で石垣を摘みなおし、車が乗り入れられるように道幅拡張を行ったとのことでした

駐車場からサイトまでの距離が遠く、キャンプ道具の搬入に苦労するキャンプ場も多いですが、これですと、サイトの真横まで車を乗り付けて、キャンプ道具の搬入が可能です

今回はグランピングでの利用でしたので、大きな恩恵は受けていませんが、サイトのみをお借りする「持ち込みキャンプ」の場合は、極めてメリットが大きいです

実際に使う人のことが良く考えられており、高く評価したいポイントです

タープ「Helinox Tac.フィールド6.0/コヨーテ」

Helinox
Tac.フィールド
設置されている大型タープは、Helinox(ヘリノックス)の「Tac.フィールド6.0/コヨーテ」のようですね

下の画像を見ると判りますが、非常に遮光性の高い生地が使われており、強い日差しを遮ると共に、内部の温度上昇を抑えられるようになっています(耐水圧もかなり高いです)

フルクローズにしてしまえば、床面近くまで全周を覆うことが可能なシェルタータイプとなっており、大型テントのフライシートをのみを張っているような感覚に近いです

 ● Helinox 公式ページ

六角形の一枚布タイプのタープとは異なり、まさに「タクティカル仕様」の堅牢でしっかりしたタープとなっています

Helinox Tac.フィールド6.0(タープ)
Helinox製Tac.フィールド6.0 (シェルター型タープ)
落ち着いた色調のコヨーテカラーは、周囲の自然に馴染み、くつろぎ感を演出してくれます

夏季などは、熱がこもりがちなテントよりも、風抜けの良いこちらのタープの方が活躍してくれるかもしれません
夜はこの下に寝転がって、涼を取りながら夜露をやり過ごし、星や月を眺めて過ごすのも乙なものだと思います

ベルテント「Robens クロンダイク」

ローベンス・クロンダイク(テント)
Robens
クロンダイク

こちらはテントです。なんとゴージャスなのでありましょうか?

Robens(ローベンス)のKlondike(クロンダイク)という大型テントです 床面 390 x 370cm 高さ270cm 重量16.7㎏ 6人用

中央にメインポールを立てて設営する、キャンバス布地が特徴の「ベルテント」と呼ばれるタイプです
山岳ベースキャンプに用いられるような大型ドームテントとは異なり、耐風性能や重量よりも、居住性を優先したリゾート型テントになります
(煙突を設置すれば、薪ストーブも置けるとのことです)

 ● ローベンス 公式ページ

テントサイズにこれだけ余裕があると、中に椅子やテーブルを置いても、ひろびろした空間が保てます

円錐型のワンポールテントとしては、「ティピーテント」にも似ていますが、ベルテントの方は、サイドに垂直に近い立ち上がり部分が設けられており、床面積全体をより有効に活用できるため、居住性の高さが際立っています

ベルテント
 もう一方のテント内部です (こちらも同じく、ローベンスのクロンダイク)

ラグ(ブランケット)を敷いていない部分でも、サイト自体が柔らかいため、裸足で歩きまわっていて実に気持ちが良いです
サイト面が小石だらけで、「足つぼマッサージに来たのではない!」と言いたくなる経験をお持ちの方ならば、このサイトの素晴らしさが判るというものです

若かりし頃に、日本一周やら北米大陸横断やら、野宿主体の貧乏ツーリング旅ばかりしていたわたしにとって、このようなセレブ感あふれるキャンプ(グランピング)は縁遠い世界だと思っておりましたが、「持つべきものは、お友達」であります
(誘ってくれたUさん、ありがとうありがとう)

グランピング、何はなくとも「ベルテント」

NORDISK
アスガルド12.6



キャンバスキャンプ
シブレー400

昨今では、グランピングには大型のベルテントがつきもののようになってまいりました
語弊を恐れず言い切ってしまうと、「ベルテントあらずんば、グランピングにあらず」という感じさえしています

ローベンス以外のベルテントというと、白熊マークが目印の、ノルディスク「アスガルド12.6」や、昔ながらのキャンバス生地100%を今でも堅守しているキャンバスキャンプ「SIBLEY (シブレー)」あたりが、有名どころとして挙げられます

ベルテントは、価格も立派なものがありますが、アウトドアでありながらもソフィストケイトされた質感は、ウルトラライト系のキャンプグッズとは対極の豪華さを味わうことができます

ベルテントの特徴のひとつとして挙げられるのが、縦方向に充分な高さがあるということです
これは、テントの居住性と快適性を、大きく左右するポイントです

何と言っても「テントの中を、立ったまま歩いて移動することができる」のです。 着替えるときも、腰を曲げた窮屈な姿勢でジタバタする必要など、みじんもございません!
「そんじょそこらのホームレスよりも、テント生活が長い人」と呼ばれているわたしの言うことですので、間違いはありません、ハイ

このように、高い居住性と豪華さを兼ね備えたベルテントですが、それと引き換えに重量がそれなりにあります。 …いえ、はっきり言うと、「すごく・・・重い」です

今回使用しているクロンダイク(テント)は重量16.7㎏あり、2張り使っていますので、合わせて33.4kgになります
ヘリノックスのタープが7.23㎏ですので、それも入れると合計40.63㎏です

今回使用した、テントとタープだけで、重量40㎏オーバーなのです
そう、グランピングは重い。・・・のです(業者に任せずに、自分でやる場合)

大型でゆったりしたベルテントは実に快適なものですが、重量のある分だけ、設営や搬入作業がひと仕事となり、時間もそれなりにかかります
もしも、「お前、テント搬入と設営担当な…」と言われたら、「いえいえわたしは、食材買い出しの方が適任で…」と、さりげなく全力回避するでしょう

今回はテント設営等をGo Adventureさんに任せていますので、わたしは搬入も設営も、何もしておりません。

カラメルを作ってプリンを焼いたくらいで、あとは食って飲んで、寝ていただけです
いいんでしょうか? いいんです。 それがグランピングというものです
おかげで、ゆったり過ごすことができました(贅沢!)

ちなみに、ノルディスク・アスガルド12.6の重量は、公称16㎏です
キャンバスキャンプ SIBLEY 450 PROの場合は、同じ6人用ですが100%コットン生地のため、総重量35㎏です(本当だよ)

グランピングは、ゴージャス&リラックス

グランピング・おしゃれ
ということで、このゆったりした贅沢な環境で、グランピングを楽しむわけです

おしゃれ感を演出するあまり、テントにゴテゴテと装飾を施した商業的なグランピングも多いですが、ここ橘香園でのグランピングは、敢えて言うなら…、
ゆったりとした自然の中での、ハイソサエティ型グランピング」と言ってよいでしょう

グランピングの様子
今回参加したプランは、食材を持ち込んで自分で調理するタイプです
業者側の受け持ちは、テント等のキャンプ機材全般の用意と設営、バーベキュー機材の準備、火おこし、炭の片付け等になります

自分で食材を用意するということは、「ご飯やお酒が、原価で済む」ということです(ココ重要!
浮いたお金の分だけ、食材やお酒のグレードを極限まで高めることが可能です

どのくらい豪華な食事になったのかは、こちらのバーベキュー(スペアリブ)と、
グランピングを彩る、フード&ドリンクにて解説しましたのでご覧ください

今回参加した皆さんにとっては、「いつものキャンプでやってる、普通のレベル」のようですが、普通の感覚からすると、かなり豪勢な方ではないかと思います

● グランピングは、「完全手ぶら型」と「食材持参型」の、どちらがおすすめ?

業者側が食事を提供する場合は、採算が取れる範囲の食材しか用意しませんし、宣材写真で映えるような「見た目重視の料理」になっていることも多いものです(ホテル系は特にです)大きな声では言えませんが、写真と実物の乖離もあったりします

下記で紹介しているような、手のかかる塊肉のバーベキュー、長期熟成ウイスキーや希少なクラフトビール、美肉と呼びたくなるような馬刺しなどは、望むべくもありません
お金に糸目をつけなければ「特別オーダー」で可能かもしれませんが、そうでなければ「薄切り肉の炭火焼」が関の山です

参加者による食材準備等が難しい場合は、「完全手ぶら型」を選択する以外にありませんが、今回のように、自分でいろいろできる人が揃っている場合は、食材持参型の方がおすすめです

本当に「自分がおいしい!」と思うようなものを食べたければ、食材を自ら調達し、自分で作るしかないのです(異論はあるかと思います。個人の意見です)

グランピングキャンプ
日常の喧騒を忘れて、ゆっくりしております

グランピング・テント
面積あたりの人数が少なく、ゆったりできるというのは、いいですね

グランピング
広いスペースをフルに使って贅沢気分
テーブルも大きめの物を2台出してもらい、ゆったりと使いました

パラソルと大型チェア、ウッドデッキのおかげで、リゾート気分が高まります

持ち込み型の一般的なキャンプですと、肩下までサポートするコールマンの布張りチェアや、「腰までタイプ」のHelinoxチェアを使うことが多いですが、ここでは、ヘッドレスト付きのゆったりした大型チェアを用意して頂きました
白い生地の椅子は、キャンバス地を張って自作したとのことで、実に快適。うとうとしてしまった人も、ちらほらでした

テントやタープに限らず、チェアやパラソル類も、このサイズになると搬入・搬出がひと仕事です。自分で持ち込むのはあまり現実的ではありません

繰り返しになりますが、今回は、設営・片付けのすべてを、Go Adventureさんにお任せしていますので、ひたすらのんびり・まったりさせていただきました

いいんでしょうか? いいんです! そういうプランなのです

グランピング
喉にビールを流し込みながら、話が弾みます

グランピング・キャンプ
参加した皆さん、満面の笑みなのであります
なにも言うことありません。ひたすら満足です

グランピングで堪能、フード&ドリンク

バーベキュー(スペアリブの炭火焼)

グランピング・バーベキュー
 でっかい肉 キター! 5㎏ほどあります(今回、食材は持ち込みです)

先に「ベルテントあらずんば、グランピングにあらず」と、大見得を切りましたが、ここで撤回させていただきます。 くるり(手のひらを返した音)

大型肉のバーベキューあらずんば、グランピングにあらず・・・です

すぐに火が入るような、薄切り肉を焼くバーベキューではないですよ
調理法からすると、あれはバーベキューではなく、「グリル」に相当します(言い換えると、「炭火調理の焼肉」でしかありません)

持ち上げるだけで筋トレになりそうな、ずっしりした重量の塊肉が、グランピングには欠かせないのです
大型の塊肉を、遠火の弱火で長時間かけ、じっくり中まで火を通す
これこそがバーベキューなのです

塊肉のバーベキュー(約5㎏)。 …あぁ、なんという甘美な響きなのでしょう

「声に出して読みたい日本語」とは、このことです
「一枚肉のスペアリブ」、「切り分けていない、丸々一本のスペアリブ…」
お題目のように唱えるだけで、ご飯が3杯食べられそうです

グランピング・BBQ
1時間以上かけて、弱火でゆっくりと火を入れていきます

これだけのサイズの肉を焼くには、調達から始まり、熟成・下処理、火の入れ方など、それ相応の修練が必要です

今回もいつものように、「肉師匠のRさん」におまかせです

ええ、ハイ、ワタシはなにもやっておりません。
いつものように、パクパク食べていただけです
いいんでしょうか?

グランピング・バーベキュー
徐々に肉に火が入り、焼き色が付いてきました

あたりは陽も落ちて、夜のとばりが降りてきました
暗くなると、ムササビが跳び始めるよ」と、橘香園の方が親切に教えてくれました。

わたしは、跳ぶ瞬間が見れないものかと林の暗がりに目をやりましたが、すぐに視線を炭火の肉に戻しました

香ばしい匂いが、鼻腔をくすぐりはじめたからです

グランピング・スペアリブBBQ
Rさんが、肉を切り分け始めました
ムササビのことは、完全に忘れました

今この瞬間、わたしに「寺門ジモン師匠」が乗りうつりました

グランピング・スペアリブバーベキュー
骨に沿って切り分け、側面からも火を入れることで骨の周りに火が入り、この上なく美味しいスペアリブに仕上がります

味付けは、塩と胡椒だけです
本当にうまい肉に、小細工は必要ないのです
わが心のジモン師匠も、そうだそうだと頷いています(妄想)

焼きあがったお肉と、それを食べている画像は、一切ありません
(お察し下さい。とてもおいしかったのです)

遠方はるばる肉を持参し、炭火に付きっきりで焼いてくれたRさん
本当にありがとう、ありがとう(もう、足を向けて寝られません)

グランピングを彩る、そのほかのフード&ドリンク

グランピング・フード
「馬刺し」です。実にうまい!
何と言ったらいいのでしょうね。 とにかくおいしい、おいしいのですよ。
馬刺しは何度も食べていますが、これはあきらかに、群を抜いています

バーベキューのところで、「本当にうまい肉に、小細工は必要ない」と書きましたが
この馬刺しにも、まったく同じことが言えます

それにしても、普段食べなれない高価なお肉を胃袋に詰め込んだおかげか、「頭の中が多幸状態」です

おいしいものを食べると幸せになれますが、幸せになりすぎて、脳内エンドルフィンが出過ぎているようです (ワタシ、大丈夫?)

わざわざ本場から、「厳選・美肉」を持ってきてくれたUさん、ありがとうありがとう!

グランピング・フード
もぎたてのトウモロコシと、玉ねぎのホイル包みを焼きました

トウモロコシには焼き目が入り、香ばしい匂いが食欲をそそります
玉ねぎは、アルミホイルに包んでゆっくりと火を通すことで、甘みが増し、滋味あふれる味わいとなりました
新鮮なトウキビを持ってきてくれたKさん、ありがとう!

野菜の旨味を口に運ぶ度に、ジモン師匠の影響が、少しづつ薄れていくのが判ります

少し落ち着いてきました
わが心のジモン師匠よ、ありがとう。 そして、さようなら。

あなたが今日ここに降りてきたことは、決して忘れません

グランピング・ドリンク
食べているだけではありません。お酒も重要です。 何はなくとも、ビールです

天草の醸造所、AMAKUSA SONAR BEER のファーストバッチ(初めて醸造されたビール)
White pearl」をいただきました

希少な無農薬栽培ホップと天草産パール柑を丸ごと使用したベルジャンホワイトです
香り高くフルーティで、喉に「するっ」と入っていきます
シンプルなラベルも実におしゃれ。 このビールの素性を体現しているかのようです

こういうビールはいけません。
うっかり口に入れてしまうと、「普通の缶ビール」が飲めなくなってしまいます(気をつけなくては)

グランピング・ドリンク
アイラの女王、ボウモアの15年と、グレンフィディック IPA エクスペリメント
大自然の中で優雅にグラスを傾けると、味わいもまたひとしおです

それにしても、「15」とか、「18」とかいう数字はキケン度が高いです
みなさん、くれぐれも気をつけましょう

うっかりこういう数字に慣れてしまうと、「普通のお酒」が飲めなくなってしまいます
Nさん、ステキなウイスキーをいつもありがとう、ありがとう

グランピング・フード
ピザはちょっと焼きすぎちゃったかな?

グランピング・フード
彩りよく美味しそうな、おつまみ

グランピング・フード
鍋いっぱいに作った、直径約20㎝の「デカプリン」 わたしが作ったデザートです

姿形は大きいですが、卵と砂糖と牛乳のみでこしらえた、正統派の焼プリンです。
ゼラチンやゲル化剤を使ったケミカルプリンではなく、卵のタンパク質を熱凝固で固める、いたってクラシカルな「カスタード・プディング」です

このレシピは、オーブンを使わずに湯せんで火を入れるため、屋外でも作ることはできるのですが、楽をしたかったため、橘香園さんの業務用厨房をお借りして作りました
(カラメルから作りましたが、大型ガスコンロのおかげで簡単に火が入りました)

子供たちも喜んでくれて、本当によかったと思います(作った甲斐がありました)
手伝ってくれたKさん、ありがとう、ありがとう。とても助かりました

デカプリンの作り方(レシピ)は、こちらに書き留めています

そのほかにも、おいしいカポナータを作ってくれたSさん、ありがとう
本格的なスパイスカリーを作ってきてくれたKさん、ありがとう
絶品ポテトサラダを作ってきてくれたMさん、ありがとう

いくらお礼を言っても足りませんが、この場を借りてありがとうを言わせてください。

ナイトキャンプ

グランピング・夜
夜になっても、お楽しみは続きます
みなさんそれなりに、酔いが回ってきたようです

大型のランタンを多数設置していただいたおかげで、陽が落ちてからも、いい雰囲気で楽しめます
果たしてムササビは、この日跳んだのか、跳ばなかったのか? まったく記憶にございません

ナイトキャンプ
混みあったキャンプ場ですと、周囲のサイトとの兼ね合いもあり、遅い時間帯は気を使ったりするものですが、そういった懸念も全くなく、存分に楽しむことができました

こうして、楽しい夜は更けていくのであります
  • 里山の自然に育まれた、素晴らしいロケーション
  • 居心地の良いテントとタープ、充実したキャンプ機材とホスピタリティ
  • 厳選された豪華な食材と、上質のドリンク
  • 共に語らいあえる、気の合う仲間達
・・・と、グランピングにはこの上ない条件が揃いました

Go adventure Unlimitedさん、橘香園さん、すばらしい時間をありがとうございます。
おかげさまで、快適この上ない、思い出に残る休日となりました

その他の画像、補足情報、リンク先

橘香園
橘香園の2階
年月を経て、あめ色になった太い梁が印象的です
広々として、くつろげるスペースになっています

アウトドア体験
ユマール(登高器)とクライミングロープを使って、ユマーリングを体験しているところ

「Go Adventure Unlimited」の方々は、わたしのような「なんちゃっての山好き」とはレベルが異なり、幅広く専門的なアウトドアスキルを持っておられます (登山に限らず、沢登りやブッシュクラフト、サバイバルなども)

アウトドアスキルを高めたい場合は、積極的にプログラムに参加して、自身のレベルを高めてみるのも楽しいでしょうね


わたしも、氷雪や壁、ザイルの扱いや確保の仕方など、アルパイン系の登山スキルが低レベルのままですので、一度教えを乞いたいものです

橘香園の石垣と歴史

橘香園の石垣
橘香園の段々畑を観察すると、石垣が極めて緻密に組まれていることが判ります
きれいに整った石垣の美しさに、「いい仕事してますねぇ~」と、思わず声がこぼれそうになります

聞くところによるとこの石積みは、熊本城の石垣修復を担当した職人さんが手がけたものだそうです
昭和11年に作られたとのことですから、西暦にすると1936年となり、戦前の仕事です。
橘香園の方々も、何世代にもわたってこの場所に手を入れ続け、維持してこられたのでしょう。先人のご苦労が偲ばれます。

そうしてみると、ただ美しいだけではなく、歴史の重みも感じられる風景です

このような由緒ある場所でグランピングを楽しむというのは、少々恐れ多いような気もいたします
ただ、よくよく考えてみると、逆に積極的に利用することこそが、この場所の維持につながるのではないかとも、思えてきます

里山の美しい景観が維持されているのは、そこで暮らしている人々がいるからこそです

下草の刈り取りや木々の間伐などを通して、人と自然とが共存するエリアに、絶えず手を入れ続けているからです

個人による維持には、自ずと限界があります
人の手が介在しなくなり、放置され始めると、里山はすぐに自然に飲み込まれてしまいます
何らかの形で利用することで、人が場所に関わり、巡りめぐって里山の潤いにつながります
結果として、これらの貴重な景観の維持につながっていきます
今回のグランピングは、参加者全員が自然や景観を壊さないよう、配慮して行動しています。
また、キャンプ利用については、Go Adventureさんを通し、橘香園さんの許可を得ています。

関係先ホームページ、リンク

Go Adventure Unlimited      ● 橘香園

今回は、Go adventure Unlimitedのキャンププランを通して、橘香園の場所をお借りしています
同様のグランピングを楽しみたい場合は、Go adventure Unlimitedにお問い合わせください
(橘香園は、キャンプ場というわけではありません)

至れり尽くせりの「おまかせキャンプ」だけでなく、
サイトを借りるだで、お手頃価格の「持ち込みキャンプ」プランもあるそうで、こちらは人数が集まると、その分一人あたりの金額が割安になり、お得です

ホンマ製作所
薪ストーブ

Coleman
バーベキューコンロ


思い出話と おまけ画像

先ほど、「山のスキルは、知識と経験のある方に、きちんと教えを乞いたいものだ」…と書きましたが、個人的にそれを実感した経験がありますので、ここらでちょっと書いておきましょう 興味のない方は、読み飛ばしてください

スイス遠征時、メンヒ(4107m)に登ろうとした時のことです
メンヒでは、上部の雪原エリアに到達する前に撤退しています

少し登りかけたところで、山のレベルと自分の技量が合ってないことに気づき、早々の撤退を決めたのです
元々スイス遠征の目的が、「オートルート踏破」であったため、メンヒの情報をあまり持っておらず、いろいろと準備不足だったというのもあります

メンヒ
画像は、朝方に撮影したメンヒ(Monch)です(絶好のコンディションでした)

今にして思えば、アルパイン系のスキルを身に着け、雪山や「壁」への対応力を高めておれば、「その日のメンヒ」は、決して難易度の高い山ではなかったと思います。
ですが、その時の自分には、安全に登って降りてこられるだけの、技量と経験が足りなかったのです

スイス遠征の前に、Go adventureさんや登山会の方々と知り合って、事前にいろいろ学んでおけたらなぁと、今にして悔やむのですが、後悔先にたたずです

改めて思いますが、「登山スキルは、技量の高い方にきちんと教わって、経験を積んでおきましょう

高所順応が済んでいて、体力的にも余裕があり、天候にも恵まれているというのに、技量と経験が足りずに登れないというのは、実に悔しいものです

国内の山であれば、「またそのうち機会が…」とも言えるのですが、海外の山の場合は「お金と時間」の両方を揃えるのは、なかなか難しいのです…

ユングフラウ
こちらは、メンヒを降りる途中で撮影した、ユングフラウ(4158m)です

右下の岩山のてっぺんに突き出ている人工物が、「スフィンクス展望台(3571m)」です
有名なユングフラウヨッホ駅は、展望台の下の岩山の中にあります
岩山の根元からぞろぞろと、蟻のように細い道を作っているのは、観光客です

正直言うと、この展望台を、さらに高い場所から見下ろす形で写真を撮りたかったのですが、それはかないませんでした
そういう意味では、とても残念な写真なのですが、この無念さは何やら懐かしくもあり、甘い感傷でもあります

「登れなかった山」というのは、記憶に強く残ります
いつまでも、思い出に残ります。 忘れることができません

いつの日か、再びその地に赴いて、山頂に立つ日が来るのかこないのか、それはわかりません。
ですがそれでも、いつか来るやもしれないその日のために「登山の技量を高め、きちんと経験を積んでおくことに越したことはない」 のです。

キャンプ・登山関連のページ

実用的なキャンプ用ナイフとは何か?
オピネル、スイス・アーミーナイフ、超軽量の薄型ナイフ(実測25g)など、ナイフはいろいろ使ってきましたが、大人数でキャンプを楽しむときは、実用的なフィレナイフを携行するようになりました(最も使いやすいので)
元々は釣り用として買ったものですが、何をどうやっても、フォールディングナイフはシースナイフに勝てないのです(携帯性以外は)
堅牢で耐久性に富み、摺動部のメンテナンスなど一切必要ありません
オピネルのブレード開閉が固くなって閉口したことのある方なら、一度検討してみるのも良いでしょう

ELLISSE
鍛造ペグ

igloo
ウォータージャグ