月寅次郎のサイト

数日かけて充電したからといって、満充電になるわけではなかった


たとえ快晴の日でも、1日程度の日照時間では、満足できる充電状態にならないことがわかりました。

そこで・・・
「1日でダメなら、2日~3日かければいいのでは?」 ・・・と、考え、何度もやってみました。

結果から言うと、これもダメでした。

何日もかけて陽に当てても、あまり変わらず、ある程度以上は充電されないようなのです。
曇りの時の日射量では、何時間かけても、ほとんど充電されないというのも判ってきました。

「時間さえかければ、たとえ少しづつでも充電される」と考えていたわたしにとって、この結果は少々意外でした。

後で調べてみて判ったのですが・・・
充電というのは、風呂桶に水を溜めるように、自然と溜まっていくような類のものではなく
低い場所にある水を、より高い場所へ、圧力をかけて押し上げるような感じのものです。

電池が放電している状態であれば、低い圧力でも難なく押し込めるのですが、充電が進むにつれて、充電池自体のパワーも回復してくるので、充電が進めば進むほど、それに負けないだけの高い圧力が必要になってきます。

パネル面積の小さなソーラー充電器では、ある程度は充電はできるものの、それ以上は、いくら時間をかけても変わらないというのは、このような理由によるものでした。

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