雨樋DIY修理に使用した工具・役に立った道具

最終更新日: 作者:月寅次郎

有ると無いでは大違い、屋外DIYでのお役立ち道具

蚊取り線香・マッキーノック

蚊取り線香

金鳥
蚊取り線香

● 蚊取り線香(折って増やして増設可能)
蚊に刺されたからといってどうということはないのですが、複数匹でまとわりつかれると、作業への集中力が削がれて危険です
脚立での作業時は、安全面には特に配慮したいですので、作業開始前に蚊取り線香を多めに焚いて、周囲の蚊を一掃してから作業にあたっていました

風上に1本置いておくだけでなく、風下にも設置しておくと、風向きが変わった場合でも安定した効果を発揮します
なにより素晴らしいところ点は、電子蚊取りの類は、1台で1台分の効果しか出せませんが、蚊取り線香の場合は、ポキンと折って2本にして同時に点けると、効果が2倍になります
やろうと思えば3倍でも4倍でも、同時点灯することで、いくらでも効果を高めることができるのです

作業する面積が広かったり、周囲に木々が多いなど、状況に合わせていくらでも増設できるところが、線香タイプの良さです
昔からある商品ですが、電気のない場所でも使用できる蚊取り線香は、非常に便利だなと改めて思います
※補足 わたしの友人はいわゆる蛍族なのですが、家族に配慮して家の外でタバコを吸う際など、「夏の屋外タバコ」には蚊取り線香が必須だと言っていました(なるほどなぁ~と、思います)

ゼブラ
マッキーノック

● マッキーノック(キャップ不要のノック式マーカー)
ゼブラのマッキーノックはサイコーです
キャップ自体がありませんので、キャップを落とすことも無くすこともありません

昔は、 片手がふさがっている時の現場作業では、歯でキャップを開けたりしましたが、今は押すだけで良いのです

雨樋のカット位置の目印や、雨どいステーの穴開け場所の位置決めなどに、ワンノックで印を付けることができ、不安定な脚立の上での作業で、役に立ってくれました

※ このページでは、左側に参考商品の画像と価格が表示されるようにしています
実売価格が表示されない場合は、広告ブロッカーをオフにしてみてください(表示されます)

ポケット付き前掛け

前掛けエプロン

前掛けエプロン
ポケット付


腰袋
プロ・職人用

● ポケット付きの前掛け
ドライバー、木ネジ、メジャー、マッキーノックなど、必要な道具をすべてポケットに納めることで、道具を取るための脚立の登り降り回数を減らすことができ、効率が上がります(というより、これが無いと効率が悪すぎて作業になりません)

本職の方は、「腰袋」と呼ばれる道具を装着するための作業用ベルトを付けて高所に上がりますが、わざわざ買うほどではないため、手元にあったポケット付き前掛けで代用しました
(左の画像の商品です)

両手をフリーにできますので高所での作業が安定し、(わたしにとっては)脚立作業時の必須アイテムです

あくまでも代用品ですし、専門品には一日の長があると思いますが、このような日常に使える品を流用するのも良いアイデアです

※補足 この前掛けは、元々キャンプ用として購入したものです
キャンプの際は、スマホやヘッデン(懐中電灯)、ライター、料理用のミニナイフなど、身に付けておきたいものが多く、衣類のポケットでは納まりきれないため、スマートに収納可能な、この前掛けが役に立ちます

わたしの山仲間も、キャンプでバーベキューをする際に同じものを付けるようになりましたが、実際とても便利です
※ キャンプの様子はこちらのページで紹介しています:ゴージャスキャンプ

サイクルキャップ

サイクルキャップ


サイクリングキャップ
吸汗・速乾


ヘッドキャップ
冷感・消臭

● サイクルキャップ

サイクルキャップは額の汗どめになりますし、「つば」が短いので壁に近い状態で向き合った時にもじゃまになりません
メッシュ生地で通気性良好、速乾性や汗抜けも良いなど、作業用の頭部衣類として非常に優秀でありました

元々キャップの上からヘルメットを被るようにできているため、ヘルメット下の汗止めとしても使えます

今回の修理は南西側での作業だったのですが、昼前になると屋根を超えて陽が登り、直射日光がもろに目に入るようになります
そういう時は、つばを前にして深めにかぶり、陽を避けることで快適に作業することができました

手ぬぐいを頭に巻くというのは作業時のよくあるパターンですが、いちいち後ろで結ばなくても、被るだけで済むというのはやはり便利です。使用後も洗濯機でザブザブ洗えて楽でした

ちなみにこのサイクルキャップは、ツールド下関というサイクルイベントの参加景品です
きちんとしたメーカー品を買うと、そこそこ値段がするのですが、こういう「参加賞の景品」や、「自転車雑誌の販促用オマケ」の方が、いい具合にペラペラで、汗抜けも通気性も良好で良かったりします
自転車雑誌のオマケのサイクルキャップは、わざわざ雑誌を買わなくても、ヤフオクなどでは数百円で入手可能です

基本的な作業工具(必須)

ラチェットドライバー(もしくは電動)、下穴用キリ

ドライバーと下穴用キリ

KTC
ラチェットドライバー

マキタ
電動ドライバー
● ラチェットドライバー、もしくは充電式電動ドライバーを使用しましょう
ラチェットドライバーは、一方方向にのみ回転するドライバーで、一般的な(固定の)ドライバーに比べて作業がぐっと楽になります

これでも雨どいステー数本くらいまでならなんとかなりますが、ステー本数が10本を超えるとネジ締め回数も30回以上となりますので、あまり現実的ではありません

わたしは手動のラチェットドライバーを使い、(根性で)作業しましたので、作業を数日に分けてやるはめになりました
たとえ作業時間に余裕があったとしても、握力限界が先に来てしまうため、それ以上の作業ができなくなってしまうのです
(おかげで作業日数がかなりかかってしまいました。いい機会でしたので電動ドライバーを買えばよかったと思います)

ちなみに、上の画像の黄色いドライバーが、実際に作業に使用したSnap-onのラチェットドライバーです(雨樋修理にここまで高価なブランド工具を使う必要はありません)

ラチェットドライバーであれば、ベッセルSK11アネックスなど、質実剛健で「現場」で働く方が実際に使っているような、安くてタフなドライバーで充分です(こだわる方はKTCなどのブランド工具をお使いください。機能的で美しく、使わずに眺めているだけでも惚れ惚れします)

もちろん電動ドライバーがあるようでしたら、そちらを使ってください。作業効率が段違いです。ドライバーの回しすぎで、上腕部がパンパンに張ってしまい、握力の回復を待って休み休み作業する必要もありません

メーカーはもちろん「マキタ」がおすすめです。製品自体の信頼性が高いというのもありますが、充電バッテリーの規格がしっかりしており、他の様々な電動器具に使いまわすことが可能です

わたしの友人で、電動ドライバーやランタン、さらには電動チェーンソーまでをマキタ製で統一している方がおられるのですが、同一規格のバッテリーですべての機器を動かす様子を見ていると、ちょっと欲しくなってしまいました

木ネジ
下穴用キリ

● 下穴用キリは、有用な工具です
先端が細いため、木ネジの位置決めを正確に行うことができます
また、事前に下穴を開けることで、木ネジがスムーズに入っていきます

木ネジをねじ込む取っ掛かりの部分は、斜めに入ったり、落としたりして失敗しやすいところですが、そういう失敗が皆無になるため、(わたしにとっては)なくてはならない工具でした

仕事で毎日やっているプロの人は、下穴なしでも木ネジを一発でねじ込むことができると思いますが、日曜大工的なDIY作業の場合は、万全を期して下穴を開けて作業した方が良いでしょう
※ 下穴を広げすぎると締結強度が落ちますので、ほどほどにしておくのがコツです

ノコギリ

のこぎり(ライフソー)

Zライフソー
木工用
塩ビ用のノコギリが最適ですが、目の細かい木工用ノコギリでもOKです

画像のZライフソー木工用は、「あさり」が細く目も細かいです

塩ビ用・雨どい用のノコギリとほぼ同等の板厚、刃のピッチになっています
実際に使用した際も、サクサクと快適に切断できました

この手のノコギリは、大きなプラスチックゴミを捨てる際にも役立ちます

古くなったプラスチック製衣類ケースを、切断・廃棄したことがありますが、小さくカットすることで、粗大ゴミ扱いにならず、ゴミ袋に入れてもかさばらないので助かりました

最低限必要な道具

アルミ製の脚立

脚立

脚立
アルミ製の脚立です
これがなければ、そもそも雨どいの修理作業自体ができません
(雨どいに、手が届きません)



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