かつて、自らが光であることを知っている魂があった
これは新しい魂だったから、体験したくてならなかった
しかし、偉大な光の中では、その光の一部である魂は
自らを見ることができないし、自分が何者であるかも体験できなかった
その魂は、あまりにも自分自身を知りたがるので、ある日、わたしは言った
「小さきものよ、その望みをかなえるにはどうすればよいか、わかるか?」
「どうすればいいのですか、神さま? わたしは何でもします!」 小さな魂は答えた
「おまえは、わたしたちを離れて、闇を求めなければならない」
「闇というのは何ですか、聖なる方?」 と、小さな魂はたずねた
「それは、おまえではないものだ」 と、わたしは答え、その魂は理解した。
そこで、その魂は全体から離れ、別の領域に行った。
その領域では、あらゆる闇が小さな魂を包んだ。 そして小さな魂は、闇を体験した。
闇のさなかで、魂は叫んだ。
「父よ、父よ、どうして、あなたはわたしを見捨てたのですか?」