月寅次郎のサイト

作品 「 熱の白」 1998年

西表島の とある 名も無い浜で
ぼくらは泡盛を飲んでいた。

食べるものと飲むものと、寝る場所があったので
ぼくらには恐いものがなかった

少々、脳みそが弛んでいたのだと思う
つい、だ洒落が ・・
ここに書くのもはばかられるような 駄洒落が
口から漏れ出てしまった。


島から戻って何ヶ月か経った

忘れたつもりだったのだが
なんの拍子か思い出してしまった

困ったことに
いまだに 忘れることができないでいる

どうにか ならないものだろうか?


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