本物の額縁を使おう


 [ Painting ]  

額縁に入れた作品
額縁を使った作品の例

「せっかく創るのなら、本格的でなければ」 という妥協を知らないあなた。
「すばらしい」と、惜しみない賞賛を送りましょう。

その心意気だけで、立派な芸術家です。
芸術家には、妥協があってはなりません。

会社も 学校も 亭主も 子供も、芸術の前には一切関係ないのです。
何を言ってきても、耳を貸す必要はありません。

「芸術は、芸術の名のもとに すべてが許される」 …のです
あれ、話が ずれたました?





■ 厚みのある額縁 を使おう

額縁の内側 この描き方に合う額縁は、厚みのある油絵用の額縁です。
画材屋さんで買うときは、額縁の内側を確認してから買いましょう。

画像のように、ガラスと背板の間に、「厚みのある発泡スチロールが入っているタイプ」 が、ベストです。

水彩画や版画用の薄手の額を買うと、せっかく描いても飾れなくなってしまうので要注意です。

■ 描いたあとは

額縁の中身 描いた後は、基本的に「コンビニ弁当」の場合と同じです。
違うのは、発泡スチロールを台紙と同じように切り抜く部分です。
台紙と全く同じ大きさでは、スチロールの切り口が見えてしまい、興ざめです。
台紙よりも大きめに、四角い穴を作ってあげましょう。

左から順に
①背板 ②背景にする白い紙 ③くりぬいた発泡スチロール
④台紙 ⑤絵(額縁のガラス)となります。


作業の際は、せっかく描いた画面に触れないよう、気をつけましょう。
最低一週間は、抵触厳禁です。
絵の具が高く盛り上がってしまった部分は、表面だけしか乾いていない時があるので、これも要注意です。



「 本物の額縁を使おう」 おしまい

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