画像のパクリは著作権違反です
当サイトの画像は、時々パクられます
いわゆる無断転載というやつで、著作権違反です
このページでは、どのように画像がパクられているのかを実例を挙げて紹介します
(実例を掲載することで、同様の画像盗用や著作権違反等の再発防止効果を狙っています)
また、著作権を侵害したブログの管理人が、最終的に削除要求に応じたか否か、
そして、画像使用料や和解金の支払いに応じたかどうかについても、記載しています
(わたしと同様に、画像盗用などにお悩みの方は、参考にして下さい)
著者プロフィール:
月寅次郎
URL引用から無断転載に発展した、ブライトホルンの画像
実際にパクられた画像は、こちらです↓
2013年に
ブライトホルン(4164m)に登った際、下山後に撮影したものです
この画像一枚を撮影するためにスイスに渡ったわけではありませんが、往復飛行機代だけでも10万円を越えていますし、ロープウェイなどの交通費や宿泊費も、実費としてかかっています
それなりの費用と労力、時間と手間がかかっている画像です
著作権違反を行ったブログの実例
「登山チャンネル」が画像を無断転載(パクリ)
「登山チャンネル」という「まとめサイト」が、ものの見事に画像をパクってます
「登山、山登り、ハイキングブログ」も、画像を無断転載(パクリ)
こちらの、「登山、山登り、ハイキングブログ」というブログも、同じ画像をパクってます

本当に酷いですね。画像が丸パクリです(文章やそれぞれの投稿内容は、わたしが書いたものではありませんが、画像の盗用・無断転載に関しては著作権違反に該当します)
一体なんなのでしょうね、このたぐいの「まとめサイト」は・・・
他人が投稿したテキスト、撮影した画像をそのままパクって掲載し、広告タグをベタベタ貼って利益を漁っています
「人の褌で相撲を取る」とは、まさにこのことです
登山系のブログのようですので、管理人の人はそこそこ山に登っているのかもしれませんが、こういう倫理観の薄い人は、山に登らないでいただきたいものです
「自分さえ良ければ構わない」という人は登山マナーも最悪で、ゴミの投げ捨てや高山植物の花摘み・盗掘などを平気で行ないます
また、下方に登山者がいるのにガツガツ登ったりして、結果的に落石を起こしがちです
(奥穂高岳のザイテングラートや富士山山頂付近など、人気の高い登山ルートでも、登山者に起因する落石死亡事故は発生しています)
和解金の支払いによって示談・解決
その後、「登山ちゃんねる」の管理人に対し、掲載画像の著作権を所持しているのは当方であることを通知し、当該画像の削除をしていだだきました
また、和解金という名目で、画像使用料を支払っていただきました
画像は削除依頼後の状態です(ブライトホルンの山の画像が消えています)
前述の「登山、山登り、ハイキングブログ」に対しては、何らアクションを起こしていませんが、画像のURLアドレスが「登山ちゃんねる」と全く同じでしたので、おそらく同じ管理人が作成しているブログだろうと考え、放置していました
最終的に、「登山ちゃんねる」がアップロードしている画像を消去したところ、「登山、山登り、ハイキングブログ」のページでも画像が閲覧できなくなりました(画像アドレスが同じなので、当然といえば当然ですね)
個人ブログによる画像の盗用
前述の「登山ちゃんねる」は、「5ちゃんねる系まとめブログ」でありましたが、
「個人ブログ」(個人による日記的なブログ)でも、同様の画像盗用は発生していました
こちらは、ブライトホルンの画像を無断転載した、個人ブログの画像です
どうやら、土屋太鳳さんのファンの方のようですね
ブログのサービス会社は、「アメーバブログ」です
こちらは、ブログ管理者の方と直接やり取りするのが面倒だったため、
ブログサービスを提供しているアメーバブログに対して、画像の削除申請をしました
(たいていのブログサービスには、著作権違反を申告するための、申請フォームがあります)
後日、アメーバブログのカスタマーサービスから・・・、
当該内容につきましては、権利者の証明URLとご連絡メールアドレスドメインより、権利者様の確認が行えましたので、ご連絡の画像についてはこちらで削除を行いました。
・・・との連絡がきました
実際に、ブログを確認してみると・・・
このように、画像が削除されていました
ブログサービスに対して著作権違反の削除依頼を行う場合は、
「申請フォームを通じて著作権侵害を訴えている当人が、著作権を有していることを証明する」ということが重要になります
わたしの場合は、独自ドメインを取得していますので、該当ドメインに帰属するメールアドレスを使用しており、メールの送信者=ドメイン所有者であることから、容易に確認が取れたようです
アメーバブログは、通報画像のみを削除し、他の著作権違反は華麗にスルー
このように、わたしが著作権を持っている画像に関しては、アメーバブログによって削除していただきました
ただ改めて見てみると、ブライトホルンの画像が掲載されていた部分の上下には、土屋太鳳さんの画像が掲載されています
特に、上部に掲載されている画像は、24時間テレビのキャプチャー画像であり、著作権は日本テレビに帰属します。また、画像に写っている当人にもそれぞれの肖像権が発生します
こちらも、明らかな著作権違反です
(モザイク処理は筆者が行ないました。実際のブログの掲載画像には、モザイク処理などは行われていません)
アメーバブログは、著作権違反の投稿を防止するために、・・・
無断で新聞やテレビの画像を投稿することは著作権侵害となり、著作権者が告訴した場合には、10年以下の懲役または1000万円以下の罰金の対象となります。
くれぐれも著作者の許諾のない文章や画像の投稿はおやめくださいますよう、お願いいたします
・・・と、スタッフブログに書いて警鐘を鳴らしているのですが、現実にやっているのは、この程度です
権利者より著作権侵害の通告を受けた場合には対応するものの、その他の
「どう見ても著作権違反だけど、通報を受けていない違反事例に関しては、(目の前にあったとしても)なんら関与せず、むしろ放置する」
・・・ということのようです
5ちゃんねるの画像URL引用がきっかけ
これらのブログが、当サイトの画像を無断転載した経緯ですが、どうやら「5ちゃんねる」に掲載された内容の転載がきっかけのようです(5ちゃん系まとめブログは特に)
画像や文章をパクらないでください
ここで改めて、声高に主張したいと思います
当サイトの画像や文章は、当サイトの所有者に帰属します
著作権は放棄していません。無断で盗用、転載しないで下さい
いくつかの画像は、有料画像サイトにて使用権利を販売しています
つまり、売り物です
売り物を勝手に持っていかないで下さい
無断盗用や転載に対しては、法的に厳しく対処するだけでなく、使用料を請求いたします
使用許諾を得たい場合は、
こちらの連絡フォームよりお問い合わせ下さい
(無料ではありませんので悪しからず)
なお、著作権侵害に関わらず、実生活においても「一種の社会悪でありる、公序良俗に反している」と認識した場合ば、行政・メディアなど、さまざまな手段を用いて対処します(
消費者庁、業界団体、新聞媒体等と協力して対処した例)
オリジナルページについて
オリジナルのページはこちら↓です
ブライトホルン(ブライトホルンを簡単に解説)
登山に興味がある方は、よろしければご覧ください
今まで登頂したなかでは標高の最も高い山で、単独で登りましたので思い出深い山の一つです
撮影時の思い出
カメラはCanon PowerShot G12、当日は日差しが強烈でしたので露出をややアンダーにし、プログラムモードで撮影しました
氷雪が白、岩肌が黒ということで、コントラストが高めの被写体です
岩肌の黒に合わせると氷雪が白飛びしがちで、逆もまた然りです。G12はコンデジとしては高級機になりますが、撮像素子は一眼に比べるとかなり小さく、こういった高コントラスト画像になると差が出るところです
それでもこの程度のサイズの画像であれば、さほどアラも目立たちませんので、それなりにいい画像を撮れたのではないかと思っています
惜しむらくは、画像の右側に石垣が写り込んでいるところです。
撮影したマッターホルン・グレーシャーパラダイスのゴンドラ乗り場は、スペースが限られており、そのためにホーム壁面の石垣が写り込んでしまいました
駅のホームではなく、クライン・マッターホルンの展望台から撮影すれば、このような邪魔な映り込みが生じることはなかったと思いますが、数時間前まで4164mのブライトホルン山頂にいましたので、わざわざ3883mの展望台に行くこともないと思い、足を向けなかったという経緯があります
パクる人にとっては、どうでもよいことかもしれませんが、たった一枚の画像でも、それなりにいろいろと撮影の苦労があったりします
文章でも同じことが言えますが、1枚の写真は、それまでに何千枚も撮ってきた結果としての、結実の一枚です
特に山の写真は、その場所に行くまでがまず大変で、太陽の角度や気象条件なども含めると、会心の一枚を取るのに、多大な労力と費用がかかることもあります
本質的に「自分さえ良ければ、それでいい」という人には、何を言っても暖簾に腕押しかもしれませんが、単に、社会経験の不足によって自分が何をやっているかが判っておらず、結果として著作権を侵害している方は、これを機会に考え直してみて下さい
Googleの検索結果に思うこと
上記で挙げたようなパクリサイト、まとめブログは、作成に手間がかかりません(なにしろ、文章も画像もパクリなのですから)
しかしながらGoogleの検索結果には、このようなパクリサイトが、上位に数多く表示されています
Googleがこのような「パクリ」を検出すると同時に、厳しいペナルティを課し、ドメインごと検索結果から弾いてもらえれば、ネット社会もより健全になるのではないかと思います
Googleも放置しているわけではなく、おそらく対応を模索してはいるのでしょうが、現実にはまだ追いついていません
このあたりは、「Googleの中の人、もっとがんばってください」と、言いたくなるところです
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