(内容量280gの頃のパッケージ画像です。現在は240g入に変更)
コーヒー豆の詳細
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分類:レギュラーコーヒー(粉)
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内容量:240g (以前は280g)
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実売価格:495円(2023年12月調査・税込)
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豆(原産地):ベトナム又はブラジル又はその他
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製造所:AGF関東
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10gあたり実売価格:約20.6円
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コピー:濃く芳醇な香りがひきたつ上品なコク
購入履歴:2023年04月 495円(税込)280g 約17.7円/10g
購入店及び、価格調査の場所:地元スーパー
総評
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泥のようなコーヒー
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泡の立ちが悪く、膨らみも少ない
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ローストは深め、苦味も強め
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「ちょっと贅沢」はどこにあるのか?
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炭っぽい
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一度は飲んでみよう!低価格帯コーヒーのネガティブな要素を、身をもって知れる!
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悪いことは言わない。砂糖とミルクを入れて飲もう。たとえあなたがブラック派だったとしてもだ
AGF ちょっと贅沢な珈琲店 スペシャルブレンドの印象
軽やかさと華やかさの無い「泥のようなコーヒー」
もちろん、泥のように粘度が高いというわけではない。
抽出すれば、確かにコーヒー色の飲み物にはなるものの、全体的に味と香りが沈んでいる。
湯を投入しても、泡の立ちが悪く、膨らみも少ない。
「ちょっと贅沢」とは、あまりに表現過多。
ローストは深めで苦味も強め。
280g入なので、飲み終わるのに2週間ほどかかったが、後半はブラックで飲むのが苦痛となり、砂糖とミルクを足して飲んだ。
(このあたりは、AGF同シリーズのモカブレンドと同様)
飲んだ後は、かなりの高確率でトイレに行きたくなる。ただ行きたくなるだけでなく、かなり差し迫った感じで駆け込む感じだ。味よりも何よりも、こちらの方がきつい。
どうやらわたしの身体に合わないコーヒーのようだ。恐らく今後買うことはないだろう。
追記:最後の方はやや量を多めに抽出したせいか、少しまともに思えてきた。
やはり
安いコーヒーは、「豆量多めで抽出する」のがポイント
補足
味の傾向は、各コーヒー会社によくある「
青パッケージの味」
酸味は控えめで、苦味を前に出した感じの味だ。
ヨーロッパ系のコーヒーや、エスプレッソが好みの方には意外と好まれるかもしれない。
(筆者はそうではないので、やや辛口の評価になっている)
「青パッケージの味」も、豆自体のクオリティが高ければ、それはそれで楽しめるものだが、豆の品質が今ひとつだと、ネガティブ要素の方が悪目立ちをする傾向がある。
それは、このコーヒーの場合でも感じられた。
「ちょっと贅沢」はどこにある?
よくよくパッケージを見ると「ブラジル産最高級グレード豆…」とある。
本当に最高級グレードであれば、商品名の「ちょっと贅沢…」も頷けるところだが、
これをして「最高級」はないだろう。
「
雑味のない味わいに仕上げています。」という能書きも見られるが、その割には炭っぽさが感じられる。
商品の宣伝表現も、ある程度までは許容されるものだが、誇大が過ぎると「何を言ってるのか?」となってくる。
もう少し謙虚な表現に留めた方が、「味の素AGF」というブランドのためだと思う。
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