(内容量280gの頃のパッケージ画像です。現在は240g入に変更)
コーヒー豆の詳細
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分類:レギュラーコーヒー(粉)
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内容量:240g (以前は280g)
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実売価格:495円(2023年12月調査・税込)
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豆(原産地):エチオピア、ブラジル、その他
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製造所:AGF関東
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10gあたり実売価格:約20.6円
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コピー:フルーティーな香りと、甘くコク豊かな味わい
購入履歴:2022年12月 495円(税込)280g 約17.7円/10g
購入店及び、価格調査の場所:地元スーパー
総評
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いくぶん炭っぽさを感じる(うまい・まずい以前の問題)
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安いコーヒーとはどういうものか、その本質を、舌先と胃袋に刻み込んでくれる飲み物
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クソミソの評価だが、一度は飲もう!高価格帯コーヒーの優秀さが如実に判る
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飲むのが嫌になってきたら、砂糖とミルクをたっぷり入れよう(それしかない)
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同価格帯の中では、キーコーヒーに負けている(UCCとはいい勝負か?)
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キーコーヒー赤缶と比べてみよう。コーヒー会社の力量が如実に判る
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一体どこに「ちょっと贅沢」があるのか? 稟議書に押印した全員を問い詰めたい
AGF ちょっと贅沢な珈琲店 モカブレンドの印象
UCCの低価格帯コーヒーと同じ傾向で、ちょっと炭っぽい感じ。
一杯目はそれなりに楽しめるが、少し物足りなく感じることが多く、2杯目を淹れると半分飲んだあたりで
「うへぇ、もう充分」となってしまい、なかなか飲み終わらない(つまり身体が美味しいと感じていない、身体が受け付けない)
この感覚は、あまりおいしくないコーヒーに特有の傾向のものだ。
封を切った直後は、新鮮味もあって2杯目が飲めたりするものだが、100g程度消費して味と香りに馴染んてくると、その傾向が増してくる。
(味に飽きるというだけでなく、豆の酸化もあると思われる。280g入の大パックなので余計にその傾向は強まってしまう)
一つ前に飲んだ
セブンプレミアム スペシャルティコーヒー モカブレンドでも同様に感じた。
高価格帯の美味しいコーヒーであれば、一杯でかなりの満足感があり、それでOK
低価格帯でもそこそこ楽しめるコーヒーであれば、1杯では物足らないものの、それなりに飲めるので、2杯目もスコスコ飲める。そういうものだ。
食品の世界でも、舌の上では「どうしてこれが美味しいのか?」と感じるのに、身体が求めてしまうものはあったりする。
熟成の進んだブルーチーズなどがその筆頭である。どう考えても臭くて仕方がなく「腐っている」としか思えないのに、繰り返し食べるうちにその美味しさを身体が覚えてしまう。
パブロフの犬ではないが、食べた後に(舌よりも)脳が喜ぶので、臭いのに食べたくなってしまうのである。
その反対もあり、「これはどうも胃腸との相性が悪い」というものもある、タンニンがきつすぎるとか、そういうものだ。
飲んでしばらくたつと必ずトイレに行きたくなる。
コーヒーというものは、大なり小なり便通に刺激を与える飲料だが、あまりに顕著なので、最後は少し嫌になってしまった。
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