月寅次郎のコーヒーレビュー

最終更新日: 作者:月寅次郎

コーヒー

このページは、月寅次郎コーヒー備忘録です。
対象は、普通のスーパーで購入可能な一般市販品のレギュラーコーヒー豆(粉)

月寅次郎のコーヒーレビュー 目次

現在33製品を登録済み。
量が膨大になってきたので、直接飛べるよう目次を付けました。

* 価格帯は、筆者の個人基準で分類しています。
一般的な業界標準があるわけではありません。あくまでもこのページ限定のものです。

元々、個人メモ(備忘録)

コーヒーを飲む度に記録していた備忘録が元になっています。
元々が個人メモなので、基本的に忖度や配慮が一切ありません

ですので、美味しくないと感じたものには、「泥っぽい、炭っぽい」など、感じたままの言葉が並んでいます。

ただ、低価格品が今ひとつなのは、仕方がありません
裏を返せば、『高けりゃ、その分旨い』は当たり前なのです。

コスパも考慮

価格に対するクオリティ(コストパフォーマンス)は重要な要素です。

低価格でも楽しめるコーヒーは高めの評価に、美味しくても高すぎるコーヒーは、やや低めの評価となっています。

好みもあるよ

個人的な嗜好を言うと、酸味が華やかで繊細なコーヒーが好みです。
さらに後味が幾重にも広がり、余韻が美しければ、言うことがありません。

そのため、まったり、どっしりした系統のコーヒーは、(このページでは)あまり高く評価されない傾向があります。
(不自然な演出感のあるコーヒーは、さらに低く評価されています。筆者と好みが真逆の場合は、ここにある評価を、逆に捉えて読んでみて下さい)

なお、このページには、レビューページによく見られる『星』や『点数』が一切ありません。

ああいうのは、表現力欠如の裏返しであり、安易過ぎると言えるでしょう(個人の意見です)
判りやすいとも言えますが、そこまで単純化するのはどうなのかと思います。
(そうそう、月寅次郎は別にコーヒー評論家というわけではありませんよ。コレはただの個人メモです)

そこそこ高いコーヒー

60円/10g以上

小川珈琲 スペシャルティコーヒー009

いろいろなコーヒーを飲み比べ、味が判ってきた頃に飲みたい。
67.6円/10g
月寅おすすめ

小川珈琲 スペシャルティコーヒー002
まろやかでゴージャス、贅沢な休日のコーヒー。

67.6円/10g

タリーズコーヒー ブラック
ブラックコーヒーの王道を邁進。
「これこそが、タリーズ!」という思い切りの良さと独自性が感じられ、好印象。

61.7円/10g

タリーズコーヒー キリマンジャロブレンド
普通のスーパーで買えるキリマンジャロブレンドの中では、最高価格に位置。
コスパが良いとは言い難い。

61.7円/10g

スターバックス ハウスブレンド
「たまに飲むと美味しい」と感じるコーヒーでも、毎日飲み続けると、また印象が変わってきたりするものです。

60.6円/10g

タリーズも、スターバックスも、豆が高いのは『ブランド代』だと考えて良いです。
外部の工場に製造委託して焙煎しているため、コスパは決して良くありません。

ただ、タリーズブラックだけは、一度は飲んでおくと良いです。
(ど真ん中・剛速球系の興味深いコーヒーです)

59~50円/10g

キーコーヒー トラジャブレンド
ドロドロした、まったり系コーヒーとは真逆の方向性。好きです、このコーヒー。

53.9円/10g

49~40円/10g

小川珈琲 有機珈琲 フェアトレード モカブレンド
キレッキレのモカ、一度は飲んで欲しい。

47.1円/10g

小川珈琲 有機珈琲 オリジナルブレンド
安心して飲める日々のコーヒー。

47.1円/10g
月寅おすすめ

京都イノダコーヒ 古都の味わいブレンド
よく分かりません。すごく普通です。

45.5円/10g

京都イノダコーヒ モカブレンド
まったりモカ。飲み続けるにつれて辟易してきた。

45.5円/10g

京都イノダコーヒ オリジナルブレンド
出しゃばらない奥ゆかしさ、ベテラン執事を思わせる安定感。

45.5円/10g

COSTAコーヒー マスターズブレンド
ヨーロッパ系は苦手です。エスプレッソ好きな人にはいいかも?

43.1円/10g

小川珈琲 プレミアムブレンド
薄い花弁が幾重にも重なった、可憐な華。

42.4円/10g
月寅おすすめ

小川珈琲 コーヒーショップブレンド
どこが良いのかよく判らない、すっごく普通。

42.4円/10g

中間価格帯のコーヒー

39~30円/10g

UCC ゴールドスペシャルプレミアム チョコレートムード
カカオ風味は必要ですか?

35.8円/10g

UCC ゴールドスペシャルプレミアム フローラルダンス
酸っぱいよ、コレ。

35.8円/10g

UCC ゴールドスペシャルプレミアム フルーティウェーブ
ゴールドスペシャルプレミアムを日本語にすると黄金特別高級。
ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲のようなネーミング。

35.8円/10g

KYOWA'Sコーヒー モカブレンド
この価格帯としては、少し物足りない。

34.2円/10g

キーコーヒー DOORS+ スペシャルブレンド
キーコーヒーの青い味、青缶とよく似てる。

33.5円/10g

キーコーヒー DOORS+ キリマンジャロブレンド
気を使わず、ずっと一緒にいられる、いい人です。

33.5円/10g

29~21円/10g

キーコーヒー グランドテイスト 季節限定ブレンド
季節限定に手を出すのは、もうやめようと思った。

24.8円/10g

セブンプレミアム スペシャルティコーヒー モカブレンド
ちょっとケバいムチムチお姉ちゃんみたいな感じです。

23.8円/10g

キーコーヒー スペシャルブレンド(青缶)
これはもう、日本のコーヒー遺産です。

23.6円/10g

キーコーヒー モカブレンド(赤缶)
みんな買うのだ。消えてから後悔しても遅いのだ。

23.6円/10g

キーコーヒー VPプレステージクラス モカブレンド(真空パック)
値上がり前の旧製品なのでこの価格、現行品はDOORS+。

21.5円/10g

低価格帯のコーヒー

20.9~17.0円/10g

AGF ちょっと贅沢な珈琲店 モカブレンド
安コーヒーの本質を舌先に刻み込んでくれる。

20.6円/10g

AGF ちょっと贅沢な珈琲店 スペシャルブレンド
(AGFさん、『ちょっと贅沢』はどこにあるんですか?)

20.6円/10g

UCC 職人の珈琲 あまい香りのリッチブレンド
エチオピア豆からベトナム豆へ、どう変わった?

19.3円/10g

UCC ゴールドスペシャル まろやかブレンド
懐かしのロッテコーヒーガム?評価保留

19.2円/10g

UCC ゴールドスペシャル キリマンジャロブレンド
レアキャラのゴールドスペシャル。あまり見かけない。

19.2円/10g

16.9~14.0円/10g

キーコーヒー グランドテイスト モカブレンド
エチオピア豆復活、帰ってきたモカブレンド。流石はキーコーヒー。

15.4円/10g

キーコーヒー グランドテイスト リッチブレンド
ベトナム豆ベースで、よくここまで仕上げた。安定の高コスパ。

15.4円/10g

UCC 職人の珈琲 あまい香りのモカブレンド
製造終了品。
エチオピア政情の余波を受け、豆供給不足で消えた。
内容量300gの時代はこんなに安かった。

14.5円/10g


価格の高いコーヒーは、その分おいしいのか?

品質が高く美味しいコーヒーは、その分高値で取引されます。

その筋の目利きが吟味しますので、基本的に、高い値で取引される豆は、それ相応に美味しいのです。

このあたりは、お茶や海苔と、よく似ています。

会社規模が大きいほど、スケールメリットが効く

ですが、流通の最終段階で商品となって販売される際には、豆の原価以外にも、広告宣伝費や人件費など、さまざまなコストが上乗せされます。

これらの費用は、スケールメリットの違いにより、大手の会社ほど、単位あたりの経費を低コストで賄うことが可能です。
(個人商店は、この点に関しては確実に分が悪いです)

そのため市販コーヒーの世界では、まとまった量の大量仕入れが可能な大手メーカーが有利です。

また、大手メーカーの中でも差異はあるもので、限られた面積のスーパーの陳列棚に、どれだけ自社商品を並べてもらえるかについては、その会社の営業力や、ブランド認知力がものを言います。

イノダコーヒー

月寅次郎のおすすめは?

ここではどこが良いとは書きませんが、各レビューページに目を通せば、月寅次郎がどのコーヒーを高く評価しているのかは、すぐに分かるでしょう。

ですが、低評価となっているコーヒーも、一度は飲んでみて下さい。

優れた製品と、そうでないものの両方を知らなければ、自分の中での『基準』が形成されません

自分なりの基準を持たない人が、ネット情報を鵜呑みにして、「これはいいコーヒーだ」とうそぶいても、薄ら寒いだけです。

逆に、人の意見に流されず、自分の価値観を確立し、自分なりのコーヒーの嗜好を自分の言葉で表現できる人こそが、『違いのわかる人』なのだと思います。

※ 「違いが判る人」のフレーズがピンとこない場合は、「ダバダ~ダバダ~」と適当に節を付けて歌ってみて下さい。判るかもしれません。

小川珈琲

当ページを作った理由

筆者は以前、コーヒーの封を切った後は、別の容器に移し替え、袋はすぐ捨てていました

飲んでいるうちに、「これは美味い!」とか、「二度と飲みたくない」など、いろいろと感じることもありましたが、袋は廃棄済みなので、それがどのメーカーのものなのか、分からなくなることもしばしばでした。

対策として、そのコーヒーを飲み切るまでは、袋を捨てずに取っておき、そのコーヒーの印象を書き留めておくようにしました。

価格も重要な情報ですので、その時いくらで買ったのか、レシートも捨てずに保管するようにしていました。

そんなことを続けているうちに、コーヒーレビューの文章が、膨大な量になってきて、管理が難しくなってきました。

そこで、スーパーのコーヒー棚の前で、「次はどれを買おうかな?」と悩んでいる時に、Webにアクセスして、自分の文章をすぐに見返せるように、HTMLでドキュメント化した次第です。

改めて目を通してみると、「あのコーヒーはそんなに美味しかったのか…」と、忘れていることも多々あります。
だからこその『備忘録』なのです。

元々はモカブレンドが好みですので、モカ系のコーヒーが多めになっていることはご容赦下さい。

忖度なしの、本音で書いてます

このコーヒー備忘録は、本来あくまでも、自分自身のために書いたものです。
自分の意見を、忌憚なく、歯に衣着せず、赤裸々に思いのままに書いています。

泥のよう」や「炭っぽい」など、一部にかなり手厳しい表現もありますが、これらの表現は、筆者がその舌で実際に感じた印象を、忠実にテキスト化することが何よりも重要であると考え、感じたままを掲載しています。

なお、お読みになる場合は、これらの表現が、個人の主観であることを理解した上でお目通し下さい。
コーヒーの好みは、人それぞれです。決して絶対的なものではありません。

個人メモ(未飲のコーヒー。そのうち飲んで、レビューを書きたいところ)

UCC GS(スペシャル、コク、リッチ)
UCC 職人(マイルド)
KEY:DOORS(モカ、スペシャル深煎)

個人メモ(既飲だが、ページ作成前のコーヒー)

UCC 職人(スペシャル)
KEY:グランドテイスト(ビター)
UCC GSP(ナッツビート)
AGF ちょっと贅沢:(キリマン)

個人メモ(個人的に好き、迷ったらコレ)
キーコーヒー:トラジャブレンド、赤缶
小川珈琲:スペシャルティ009、プレミアム、オリジナル
イノダコーヒ:オリジナル

(赤缶は決して高いコーヒーではないものの、ネガティブ要素が少なく、それなりに楽しめる)

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