キーコーヒー グランドテイスト リッチブレンド - 月寅次郎のコーヒーレビュー

最終更新日: 作者:月寅次郎

キーコーヒー グランドテイスト リッチブレンド

コーヒー豆の詳細

  • 分類:レギュラーコーヒー(粉)
  • 内容量:280g(以前は300g)
  • 実売価格:430円(2023年12月調査・税込)
  • 豆(原産地):ベトナム、ブラジル
  • 製造者:キーコーヒー
  • 煎り方:深煎り
  • コピー:ブラックはもちろん、ミルクや砂糖ともよく合う、豊かなコクのブレンド
  • 10gあたり実売価格:約15.4円

購入履歴:2023年02月 538円(税込)280g 約19.2円/10g
購入店及び、価格調査の場所:地元スーパー


総評

  • 安くておいしい低価格なりの良さ
  • いやらしい炭っぽさは無い
  • 豆量を多めに淹れるのがコツ
  • ベトナム豆ベースでここまで仕上げるのは大したもの
  • さすがはキーコーヒー、良コスパここに極まれり

キーコーヒー グランドテイスト リッチブレンドの印象

キーコーヒー グランドテイスト リッチブレンド

正確には「キーコーヒー グランドテイスト コク深いリッチブレンド」

深煎りのため、ロースト香が前面に出ているのの、嫌らしい炭っぽさは感じられない
このあたりは流石のキーコーヒー。

低価格のローエンド製品ではあるし、ベトナム豆も使われてはいるものの、それなりに飲めてしまうクオリティを保持している。

とはいえやはり最低価格帯クラス。
薄い感じは否めないし、平坦で膨らみに乏しく、味の奥行きもない。
幾重にも広がる後味の余韻や、馥郁とした香りなどは全く無い。
(期待する方がおかしいのかもしれない)

珈琲のクオリティとしては高くないものの、ネガティブな要素を上手に消して、それなりに飲める珈琲に仕立てているところは、品質管理の高さと技術を感じさせる。

決しておもてなし用のコーヒーではないし、来客用に使うには少々気が引けるものの、
大人数に対して低コストで提供するための「オフィスコーヒー」としては、申し分ないだろう。

例えるならば、
駅のホームにある立ち食いうどんやそばのように、決して多くを求めるべきではないものの、「どうせ食べるなら、あの店がいい」というのは、誰しもあるもの。
そういった、「低価格なりの良さ」を持っている。

仕事中に飲む分には、コーヒーに全く気持ちを持っていかれないため、良い意味で仕事に集中できる。

※ 豆の量を多めに使って淹れると、そこそこ楽しめてしまう美味しいコーヒーとなる。

この価格でこのクオリティはたいしたものです。

キーコーヒー グランドテイスト リッチブレンド

このコーヒーから想起されるイメージ

ユニクロの定番の衣類商品、日本の軽自動車。

あまりにも当たり前に存在するため、業界外の一般消費者は、その隠れた凄さになかなか気づきにくい。

キーコーヒー グランドテイスト リッチブレンド

月寅次郎のコーヒーレビュー に戻る

月寅次郎のレシピ に戻る