KYOWA'Sコーヒー モカブレンド - 月寅次郎のコーヒーレビュー

最終更新日: 作者:月寅次郎

KYOWA'Sコーヒー モカブレンド


コーヒー豆の詳細

  • 分類:レギュラーコーヒー(粉)
  • 内容量:180g
  • 購入価格:616円(2023年03月税込)
  • 豆(原産地):エチオピア、ブラジル他
  • 製造者:キョーワズ珈琲
  • コピー:華やかな酸味と調和のとれた味わい
  • 10gあたり実売価格:約34.2円
購入履歴:2023年03月 616円(税込)180g 約34.2円/10g
購入店及び、価格調査の場所:地元スーパー


総評

  • 良くも悪くもモカ・ブレンド
  • 捉えどころのない平均化された味
  • 踊らない酸味
  • 単調な後味
  • 10g30円を超える高価格帯だが、それに見合う特別感に乏しい
  • 京の焙煎工房?そんなのどうでもいい

KYOWA'Sコーヒー モカブレンドの印象

KYOWA'Sコーヒー モカブレンド


良くも悪くもモカブレンドという味
(どうしようもない表現だが、こうとしか言いようがない)

まろやかで優しい感じだが、『幾重にも広がる酸味』という感じは無く、価格を考慮すると後味が単調と言えなくもない。

モカブレンドとしては極めて平均化、一般化された味で、これといった特徴が無い。
クオリティにも見るべきものがない。

30円/10gを超えるコーヒーとしては、小川珈琲やイノダコーヒが挙げられるが、この2ブランドと比べると、明らかに一歩劣る感がある。

この価格帯のモカブレンドとしては、せめて…
  1. 舌の両脇をホロホロと心地よく刺激する酸味
  2. 喉を通した後に、口内に広がる後味の余韻の美しさ
…は、欲しいものだ。

ちなみに、『1』の酸味が素晴らしいコーヒーは、口内で小鳥がさえずりながら踊るかのごとくである。

また、『2』の後味の余韻に関しては、響きの良いコンサートホールで味わえる、消え入り際の美しいホールトーンのようでもあり、時の移ろいを感じさせてくれる。

高価格帯の珈琲としては、もう少しのサムシングエルスが欲しいところ。
もう一度買うかと問われると、どうも食指が動かない。

なぜならば、もうほんの少しだけお金を払って、小川コーヒー(モカ)か、イノダコーヒ(モカ)を買った方が、特別な飲後感が味わえるからだ。

さらに言うと、グラムあたり価格で1/2以下の キーコーヒー赤缶(モカ)を、豆量たっぷり多めで淹れた方が、幸せになれそうだからだ。

KYOWA'Sコーヒー モカブレンド
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