キーコーヒー スペシャルブレンド(青缶) - 月寅次郎のコーヒーレビュー

最終更新日: 作者:月寅次郎

キーコーヒー スペシャルブレンド(青缶)
(内容量340gの頃のパッケージ画像です。現在は320g入に変更)

同ブランドの姉妹品

キーコーヒー モカブレンド(赤缶)

コーヒー豆の詳細

  • 分類:レギュラーコーヒー(粉)
  • 内容量:320g(以前は340g)
  • 実売価格:754円(2023年12月調査・税込)
  • 豆(原産地):ブラジル、コロンビア他
  • 製造者:キーコーヒー
  • 10gあたり実売価格:約23.6円
購入履歴:2023年01月 754円(税込)340g 約22.2円/10g
購入店及び、価格調査の場所:地元スーパー


キーコーヒー スペシャルブレンド(青缶)

総評

  • これぞコーヒーのスタンダード
  • 安心・安定・定番の青缶
  • キーコーヒーの良心がここに
  • 赤缶と共に時代を生き残ってきた
  • もはや一つのコーヒー遺産

キーコーヒー スペシャルブレンド(青缶)の印象

キーコーヒー スペシャルブレンド(青缶)


実にコーヒーらしい、コーヒーのようなコーヒーの味

市場にあるさまざまなコーヒーの、味と香りの平均値を求めると、こういう味になるのではないか?
また、コーヒーに「標準」があるとしたら、こういう味ではないだろうか?
まさに、フォーミュラ オブ コーヒーという感がある。

タイムマシンで江戸時代に戻った時に、徳川将軍に、「普通のコーヒー」を所望され…、
「特別な何かではなく、最もコーヒーらしい、ごく普通のコーヒーとはどんなものなのか、味わってみたい」と言われたら、これを献上する以外に無いだろう。

決して特別ハイクオリティではないものの、「普通のラーメン」や「普通のうどん」のような良さがあって安心できる。
コーヒーに迷ったら、立ち戻りたくなる。そんな感じ。

半分飲んで:おいしい、うまい。一杯だけでも結構満足できる。これは良いコーヒーと思う。

このコーヒーを飲んで想起されるイメージ

キーコーヒー スペシャルブレンド(青缶)

孤高のグルメの主人公、井之頭五郎が、ランチを食べ終わった後に、このコーヒーを飲んで一言、
「ほー いいじゃないか」
「こういうのでいいんだよ、こういうので」

キーコーヒー スペシャルブレンド(青缶)
この缶は、まだ340g入だった頃のもので、2023年11月の現時点では、内容量320gとなっています。

物価上昇に伴い、レギュラーコーヒーの内容量を大幅に減らしているメーカーもありますが、キーコーヒーは、減らす量を抑えてなんとか踏みとどまっている感もあります。

缶のサイズ自体を変更してしまうのは、袋とは異なり、かなりのコストがかかってしまうため、これ以上の内容量減少には踏み切らず、これ以降は値上げにて対応するのではないかと予想しています。

缶入りのレギュラーコーヒー豆は、既に絶滅危惧種です。
購入者が少なくなれば、製造終了となる可能性もあります。

キーコーヒーの赤缶と青缶は、いつまで持ちこたえられるのか、個人的にはかなり心配しています。

キーコーヒー スペシャルブレンド(青缶)

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