小川珈琲 小川プレミアムブレンド - 月寅次郎のコーヒーレビュー

最終更新日: 作者:月寅次郎

小川珈琲 小川プレミアムブレンド
(内容量180gの頃のパッケージ画像です。現在は160g入に変更)

コーヒー豆の詳細

  • 分類:レギュラーコーヒー(粉)
  • 内容量:160g (以前は180g)
  • 実売価格:679円(2023年12月調査・税込)
  • 豆(原産地):メキシコ浅煎30%、ブラジル深煎20%、ブラジル浅煎20%、コロンビア中煎20%、エチオピア浅煎10%
  • 製造者:小川珈琲
  • 10.0gあたり実売価格:約42.4円
  • コピー:柔らかく芳醇な味わい
購入履歴:2022年12月 667円(税込)180g 約37.1円/10g
購入店及び、価格調査の場所:地元スーパー


総評

  • キレの良さと軽快感
  • 上品かつハイクオリティ
  • 上質で華やかな酸味

小川珈琲 小川プレミアムブレンド

小川珈琲 小川プレミアムブレンドの印象

小川珈琲 小川プレミアムブレンド

キレがあってうまい。煎りの深さで誤魔化していない。

良い意味で焙煎が浅く、軽快感があるためスーッと飲める
そのため、泥っぽさや炭っぽさは微塵もない

味の深みはあるため、平板ではないものの、重みはない
単に酸味の強さが一定量あるだけではなく、それが華やかで上質な部分がこの珈琲を特徴づけている
薄い花弁が幾重にも重なった、可憐な華のような印象

モカだと言われて飲んだら、高品質のモカだと信じてしまうかもしれない。
コーヒーカップで例えると、重みのあるどっしりとしたマグカップではなく、薄くて華奢なウエッジウッドのような感じ。
布で言えばビロードやファーとは対局の、重さをほとんど感じさせない紗のような軽さがある。

ただ、ワインで言うところのフルボディのようなコクの深さ、重みがあるわけではないので
深く味わうこともなく、ただゴクゴクと喉を通してしまうと、深い重さがあるわけではないため、(煎りの深さを珈琲の味わいだと誤解している人には)、安い珈琲だと誤解する人もあるかもしれない

このプレミアムブレンドは、煎りの深さと酸味のバランスが、キーコーヒーのモカブレンドに近い印象もあるため余計にそうかもしれない。

小川珈琲 小川プレミアムブレンド

これはこれで良いコーヒーだなと、そう思う。

キレがあって酸味が華やかで、華のような可憐さを持つ珈琲だ。

ただやはり、この酸味の華やかさはキーコーヒーのモカブレンドに近しい印象。

「バランスが似ているだけで、クオリティは異なるという」ことを、頭では解っていても、飲むごとに、「自分の知ってるキーコーヒーのモカだ…」と、ついつい思ってしまう。

トイレ指数:7(要再検証)

小川珈琲 小川プレミアムブレンド

このコーヒーから想起されるイメージ

華族の末裔のお嬢さん。
ぽっと出のセレブとはわけが違う、筋金入りのハイソサエティ

移動は専用運転手付きのセンチュリー、本人はロールス・ロイスが良いのだが、お父様のお付き合い関係で(国内では)トヨタ車を使う。

近距離はもっぱら車移動、中距離は自家用ヘリ、遠距離は自家用ジェットを使うため、実は電車の乗り方が分からない。

月寅次郎のコーヒーレビュー に戻る

月寅次郎のレシピ に戻る