再度耐水ペーパーで研磨
再度240番の耐水ペーパーに戻り、砥石の当たらない凹んだ部分を、重点的に研磨しました
あらかた研磨し終えたところで、徐々に番手を上げていきます
ペーパーの目を、次第に細かくして研磨していくことで、鏡面に近づけていきます
番手上げの工程に進むためには、その前の工程の「下地出し」をきちんと済ませる必要がありますが、それが本当にできたかというと、幾分不完全な感は否めません
グラインダー跡はきれいに取り去ることができましたが、黒錆のピンホールが手強く、徐々に薄くはなっているものの、なかなかすべて消えてはくれないのです
ただ、ここまでの工程で、丸々2日ほどかかっており、どこかで切り上げる必要もあります
この状態で、一旦は『下地出しの仮完成』ということにして、仕上げてみようと思い、耐水ペーパーの番手上げに移ることにしたのです
使用した耐水ペーパーの番手は、#240、#320、#600、#800、#1000、#1200、#1500、#2000です
320番と600番の間が離れており、この間に400番を挟んで作業したいところですが、たまたま400番ペーパーが手元になく、割愛して作業しました(その分600番を多めにペーパー掛けするなどして対応しています)
また、これより目の細かい(耐水でない)ペーパーも持ってはいるのですが、2000番以上になると、コンパウンドを使用したほうが作業しやすく、仕上がりもきれいなので、もっぱらそちらを使用しています
画像は、番手を上げていく途中、600番まで磨いた状態です
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コンパウンドで鏡面仕上げ
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オピネル 鏡面仕上げ