味噌の訪問販売、徹底調査!

最終更新日: 作者:月寅次郎

味噌 訪問販売

このページは、みその訪問販売に対する、直撃取材や調査の記録です
わたくしこと月寅次郎が、個人的に行ったものです
消費者庁に協力して頂いたおかげで、製造元を突き止めることができ、最終的に新聞記事にもなりました。 目次はこちらです

腹の底まで真っ黒なヤツらは、こちらがいくら証拠を突きつけても、自分の非を決して認めることはありません
むしろ、「悪いことは何もしていない、真っ当な商売をしている」と、シラを切り通します。

最初から人を騙すことを目的として商売をしているため、証拠を残さないよう、巧妙な手口を用います。
違法と合法のギリギリの線を狙ってくるのも特徴です。

「自分は騙されない」と断言できても、(わたしのように)ご高齢の親御さんが騙される場合があります(気をつけましょう)

【 このページの使い方 】
高校生や大学生のお子様がおられる場合は、当ページを紹介して、
社会に出ると、こういう悪い奴らとも、直接対峙する必要が出てくる」…と、教えてあげてください
直接騙される可能性は薄くとも、アルバイト等の態様で、「手先」として使われるケースは多いものです

また、遵法・違法を問わず、「訪問販売」や「電話勧誘」自体が迷惑な場合は、政治家や議員に当ページを読んでもらい、Do-Not-Knock制度(訪問勧誘拒否制度)の早期施行を働きかけましょう
他国と比較しても、訪問販売が野放しなのは完全に時代遅れです。「法整備を遅延させているのは政治家の怠慢」と非難されるべき状態です。早急な法整備が望まれます。

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実録ドキュメント
味噌の訪問販売

騙され、調べ
追い詰めた
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訪問販売(味噌):目次

実録ドキュメント!個人で直撃取材編

  1. 4kg1万2000円の味噌は、ボッタクリ!?
  2. 訪問販売の味噌の値段を聞いて驚いた。 なんと4kgで1万2000円! 味噌の平均価格は1kg420円、4kg換算では1680円が普通の価格だ。 1万2000円は約7倍の価格! はてさて訪問販売の味噌はボッタクリなのか?

  3. 実食!訪問販売の味噌はうまいのか?
  4. 訪問販売で入手した神田屋の味噌を食してみた。 なにしろ平均味噌価格の約7倍の超高額味噌なのだ。 おいしくなければウソである。 はてさて一体どんな味がするのだろう?

  5. マンションが味噌蔵?ありえない!
  6. 食品表示ラベルの住所を調べてみた。 地図検索して出てきたのは「和風建築の味噌蔵」ではなく、ただのマンションだった! どうしてこんなことが? 神田屋はマンションで味噌を作っているのか? そうか、これは隠蔽工作だ!

  7. 訪問販売なのにクーリングオフできない、なぜなら…
  8. 味噌も訪問販売のクーリングオフ対象だ。 にもかかわらずクーリングオフできない。 購買者本人に被害者意識がない以上は、手の打ちようがないのだ。 「高いけれど、その分良い商品、無添加で安全、手造りで安心」…そんな甘い言葉に、警戒心の薄い高齢者は簡単に騙されてしまう

  9. 味噌の訪問販売業者を直撃取材!
  10. 「味彩 神田屋」の代表者に直接会うことができた。 味噌は自分で製造しているのか? 市販品を詰め替えて高値で販売しているだけではないのか? 製造者の情報は? 明かされる衝撃の真実! 一問一答、全文掲載

  11. 相談、通報して初めて判ったこと
  12. 国民生活センター「如何ともしがたい」、全国味噌工業協同組合「苦情は生活センターへ」、福岡味噌工業協同組合「味噌として、ありえない価格」、消費者庁「製造元が判りましたよ!」 「お、教えて下さい!」

  13. 完全に一致!製造元を突き止めた
  14. 商品コピー、商品説明、色相、粒度、熟成度、すべて一致! 訪問販売味噌の製造元は「若宮みそ」だった! 価格は640円/1kg、4kg換算では2560円。 差額は9880円 - 2560円 = 7320円。 価格差は約4倍だっ!

  15. 味噌の製造業者も、訪問販売の共謀者なのか?
  16. 味噌の製造業者は、商品が悪質な訪問販売に利用されていることを知りながら商品を卸していたのか? それとも、何も知らない善意の第三者なのか? そこが問題だ。 「若宮みそ」に取材をかけた。 グルなのか、被害者なのか? さあ、どっちだ?

訪問販売対策編

  1. 悪徳訪問販売業者は、業務停止命令を受けても、屋号を変えて何度でも復活する
  2. 神田屋の代表者は、独立する前は信州志賀一で働いていた。 信州志賀一とは、悪質な味噌の訪問販売で、6ヶ月の業務停止命令を受けた会社なのだ。 そう、いくら行政処分を下したところで、場所を変え屋号を変え、商品名を変えて、また同じことをする。 この問題を本質的に解決するには、味噌の供給元を絶つしかない

  3. 味噌業界、味噌メーカーによる対策は?
  4. はっきり言うと、味噌メーカー各社は、悪徳訪問販売を放置している。 「他社のことは当社の感知するところではない」というスタンスのようだ。 「悪質な味噌販売業者を野放しにせず、そのような業者に味噌を卸さない」という認識を、味噌業界全体で共有することが求められる

  5. 味噌の訪問販売、法令違反に該当するのは?
  6. 巧妙化した味噌の訪問販売。 「お客様に納得して買ってもらっており、まっとうで正直な商売をしている」とは言うものの、そもそもの説明に虚偽が含まれている場合、重要事項の不告知や不利益事項の不告知に該当する、さらには公序良俗違反に食品表示法違反… 出てくる出てくる、まさに疑惑のオンパレードだ!

  7. みそ訪問販売業者に下った行政処分の実例
  8. 信州志賀一、藤吉、信州富士、蔵長、…など、味噌の訪問販売業者に下った行政処分の実例

  9. 悪質な訪問販売 通報先・相談先のまとめ
  10. クーリングオフ、法律相談、具体的な通報など、目的に応じて最適な相談先を選択しよう。 万一打つ手がなく、泣き寝入りしかできない場合だとしても、その相談案件は記録に残り、当該業者に対する苦情データとして累積される。 そう、まったく無駄というわけではないのだ!

新聞記事編

  1. 神田屋の訪問販売が新聞記事に
  2. 西日本新聞が神田屋と若宮みそを取材、新聞記事に。公共性のある媒体であることもあり、この記事には販売者である「神田屋」、そして製造者である「若宮みそ(赤塚商店)」の屋号は伏せられている

  3. 契約書面でも製造元を隠蔽
  4. 神田屋はこれまで製造元を隠蔽してきたが、特定商取引法に規定のある契約書面においても製造元を記載していなかった。それだけでなく、新聞取材においても平気で嘘をついている

  5. 神田屋の言う「納得して買ってもらっている」は詭弁
  6. 神田屋は、自らが製造業者であると顧客に誤認させている。これでは「納得して買ってもらっている」とは言えず、むしろ「騙して買わせている」と表現すべきであろう

  7. 新聞取材での苦しい言い訳(みそ製造業者)
  8. 若宮みその責任者はこう語った「高いと言えば高いが、うちは卸元だから」・・・。卸元だから、何だというのだろうか、「悪くない、責任もない」とでも言いたいのだろうか? だとしたら、堂々と商品供給を継続すればよいではないか!

  9. 味噌の手造り表記と食品表示ラベル
  10. 「嘘」はいけない、信頼を失う。 若宮みそは、よくこんな悪質な業者に商品を供給したものだと思う。それとも当該業者は、本当に、みそ製造時に加温醸造を行っていないのだろうか?(もしそうであれば、自社製品にも「手作り」と表示できるはずであるが、なぜそうしないのだろう?)
    食品は安全安心が一番である。平気で嘘をつく業者が作る製品は、信用するに値しない

味噌の訪問販売 - 概要

母親が神田屋という味噌の訪問販売業者から、4kgで約1万円の味噌を買わされた!

この業者は自分では味噌を製造しておらず、販売だけしているようだが、それを隠蔽して販売していた
商品に貼られているラベルにも、販売元の表記はあったが、製造者元の表記はなかった

販売者の代表と直談判したが、「顧客が納得して購入している以上、商取引としては何も問題ない」の一点張りである

確かに、高額な価格をつけること自体は法律違反ではないが、商品説明に、虚偽や重要事項の不告知がある場合は、特定商取引法違反ではないだろうか?

また、このような販売者に味噌を卸している製造業者は、この事実を知った上で販売しているのだろうか?(だとしたら、製造業者も倫理的に劣る行為をしていることになる)

しかし、商品のラベルには製造業者の記載はなく、調べようがない
仕方なく、消費者庁に連絡して、製造業者を調べてもらった

果たして、製造業者は判明したのか?

そして、製造業者を隠して販売することは、特定商取引法違反に該当するのか?
詳細は、各ページをご覧ください

免責事項:当ページは…
1.事実の公共性に基づき、2.公益を図ることを目的として、3.真実に基づいて公開しております

1.高齢者が、不当に高額な商品を訪問販売で購入してしまうことは、購入者本人のみならず、その配偶者、ひいてはその息子や孫までを含め、広く公衆の関心対象たりうる事柄であり、事実の公共性に基づきます

2.訪問販売について自ら体験、調査した事項を実例として公開することにより、同様の被害者が出ることを未然に防止すると共に、悪質な訪問販売行為を抑止する事を目的とし、ひいては公益に資することを目指すものです

3.実際に体験した事実、及び調査によって判明した事実に基づいています

● 著者プロフィール:月寅次郎

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