出刃包丁(源昭忠・水野鍛錬所)


出刃包丁(源昭忠・水野鍛錬所)

出刃包丁
源昭忠・水野鍛錬所の出刃包丁です(母親の包丁・上の画像は手直し後の状態です)

元々こちらの薄刃包丁を使いだしたところ、とても良く切れるので、後から出刃と柳刃包丁を合わせて買ったとのことです

同じ店で購入したため、薄刃包丁と同様に「川越町勘」の銘が刻まれています(川越市に所在のある刃物店の屋号です)
裏には「登録商標 源昭忠 本鍛錬」とあり、水野鍛錬所が鍛えた包丁であることが判ります
「甲戌」と干支が刻印されており、購入年が1994年であることが判ります

手直し・カスタム前の状態

出刃包丁
こちらが手直し前の状態です

使用頻度は高くないのですが、保管状態がいい加減なため腐食孔が所々に見られ、決して状態が良いとは言えません

口金部分のシールも剥がれるままの状態になっており、見てくれも良くないです

錆取りなどの面倒な作業は、結局わたしに回ってくるので、正直言うと「見ないこと」にしていたのですが、ずっと放置しておくわけにもいかないので、重い腰を上げることにしました

出刃包丁
裏面の様子です

レストアとカスタム

出刃包丁
研磨してサビを落とし、柄も磨いて漆を塗りました

ただきれいに磨いただけでは、また錆びさせるのが目に見えていたため、切刃以外の部分に薄く漆を塗布して錆止めとしています

また、中子の腐食対策として、状態の悪くなっていた口輪部分の小口の木部を内側に少しくり抜き、エポキシを充填しました。さらにその上から、漆を塗って仕上げています
おそらくこれで、中子の腐食が進行することはないでしょう

このレストア&カスタム作業は、「源昭忠」の、柳刃、出刃、薄刃の3本セットで行いましたので、柳刃と薄刃の方も、おおよそ同様の補修を施しています

薄刃包丁のページはこちら、 柳葉包丁のページはこちらです

カスタム作業については、後日詳細をアップしたいと考えていますが、他にも更新したいページが多々ありますので、遅れるかもしれません

内容については、こちらの薄刃包丁のカスタムの経験を元にしたもので、作業内容もおおよそ同じです

ただ、中子の防水処理については、こちらの方が「くり抜き作業」を施した分だけ、より入念なものとなっています)


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