CPUヒートシンクの清掃
取り外した直後の
ヒートシンク裏面です
中央部がまだらになっているのは、
CPUグリスの固着跡です
表側は、ホコリがびっしりと付いていました
CPUクーラーを取り外して
ヒートシンク単体にすれば、流水で洗浄可能になるので楽です
卓上掃除機のようなものでホコリを吸い取るのも一つの方法ですが、今回は水と洗剤で洗うことにしました
ホコリが取れるだけでなく、ヒートシンク表面に付着している油脂分を落とせますので、ホコリが付きにくくなる効果があります
KURE ニュー
シトラスクリーン
洗浄後のヒートシンクです
画像は洗浄直後のため、よく見るとフィンの間にまだ水滴が残っています
KUREシトラスクリーンでホコリとCPUグリスを洗い落とし、念の為、
食器用洗剤を使って二度洗いしています
シトラスクリーンは、自動車整備などで使われる、グリスで汚れた手を洗浄するためのハンドクリーナーですが、
洗浄力が強い割には手肌に優しいので、長年愛用しています
CPUグリスは基本的にシリコンベースで油脂類ではありませんので、油を乳化・分散させる洗剤では効果は期待できないのですが、
シトラスクリーンにはスクラブ(擦り落とし用の細粒)が入っているため、これで優しく擦り洗いをすれば(徐々にではありますが)物理的に除去することができます
ティッシュなどで拭き取って落ちる場合は、事前にできるだけ拭き取っておいた方が良いです
シトラスクリーンはそこそこ強力ですので、CPUグリスのベタベタを落としているうちに、ホコリや表面汚れは簡単に落ちてくれます
塗布時に指先に付着したCPUグリスを落とす際にも便利です
この手のハンドクリーン用洗剤は、自動車整備や塗装業に携わる人以外にはあまり知られていませんが、美術系の人にも有用です(指に付いた油絵の具を落とせます)
また、小さなお子様がおられる家庭などには、一家に一本常備しておくと良いでしょう(そのくらい便利です。クレヨンで肌に直接いたずら書きされても、簡単に落とせます)
グリスを塗布する前に、CPUクーラーを取り付けておきます
ここまでくれば、
あとはCPUグリスを塗布して組み付けるだけです
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