キングデラックス
#1000番砥石
剛研デラックス
#1000番
20年ほど前に、ホームセンターで買った安物の砥石です
箱には、「ペンギンデラックス」#1000とあるだけで、検索してもこの砥石の情報は出てきません
おそらく、「キングデラックス」の類似品(パチモノ)ではないかと思います
どちらかと言うと柔らかい砥石で、吸水率も高く、ガッツリと水を吸い込みます
水に浸けると、ブクブクと大量に泡が出るくらいです
そういう意味では「古いタイプの砥石」と言って良いでしょう
品質も決して高いものではありませんが、この「あたりが柔らかい」という特性を生かして、包丁をレストアする際のサビ取りなどに使っています
たまにこの砥石で刃付けすることもあるのですが、「意外に使いやすい」と思うこともあります
研磨力や平面保持力については、決して褒められたものではないのですが、刃をストロークさせる際のコントロール性が良好です(このあたりはキングデラックスと同じで、焼結型(ビトリファイド製法)の優れた特徴です)
上の画像に写っている四角柱の砥石は、さきほどのペンギンデラックスを切り出して作ったものです
和包丁の裏すきのサビ落としと、表面研磨のために使用しています
実際に使用する様子は、こちらに書いています
裏すきの修整 - 和包丁のカスタム
こちらはオピネルナイフを鏡面にするために、表面研磨をしているところです
この時の様子は、こちらに記載しています
オピネルを砥石で磨く
月寅次郎が使っている砥石
わたしが使っている砥石の一覧ページです