沢靴(ラバーとフェルト)

最終更新日: 作者:月寅次郎

沢靴

さまん谷沢登りにおける、各メンバーの沢靴一覧です。

A:モンベル サワークライマー(アクアグリッパー)
B:Vasque Lotic Water Shoe(イドログリップ)
C:FIVE TEN キャニオニア3(ステルスラバー)
D:モンベル サワートレッカー(フェルトソール)
E:福山ゴム 親方寅さん#6(天然ゴム・ロール底)
F:adidas TERREX HYDRO LACE BOOTS(ステルスラバー)

キャラバン
渓流


日進ゴム
ハイパーV

ラバー系のソールが、花崗岩が主体の「さまん谷」に最もフィットしていました。

事前説明でも、「この沢にはラバー系の沢靴がフィットする。フェルトよりも相性が良い」と聞いていましたが、実際登ってみるとその通りで、アクアグリッパーソールは確かなフリクションで、安定して登れました。

ファイブ-テンでの実績のあるステルスラバーや、ビブラム社のイドログリップも、水場で高いグリップ性能を発揮し、リーダーとサブリーダーは、キャニオニア3でスルスルと登っていました。

苔やヌメリのある箇所では、フェルト系ソールの相性が良いようですが、花崗岩主体の「さまん谷」では、ラバー系ソールが合っており、フェルトソールで参加したIさんは、「けっこう滑る(サワークライマーが羨ましい)」と言っていました。

また、今回「親方寅さん」という地下足袋シューズで参加したミスター・イエーガーは、「すっごい滑るよ!」と、桜庭和志的な発言を繰り返し、
その日のうちにモンベルショップに直行し、サイズの合うサワークライマーを取り寄せたそうです。

なお、この日のメンバーでは装着者がいませんが、日進ゴムのハイパーVも結構使えます。
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苔ヌメリのある場所では推奨しにくいですが、このような花崗岩系の沢ではある程度のグリップが出ます。
わたしも実際に見ましたが、岩質のよく似ている『鹿納谷』では、初心者の方がハイパーVで不安感無く、ぐいぐい登っていました。

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虫除けグッズ「おにやんま君」をよりタフなアウトドア向けにしたものです。
羽根も目玉もありませんが、これで充分です。リアルなトンボ型はとても沢では使えませんので、もっぱらこれを使っています。

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オピネル、スイス・アーミーナイフ、超軽量の薄型ナイフ(実測25g)など、ナイフはいろいろ使ってきましたが、大人数でキャンプを楽しむときは、実用的なフィレナイフを携行するようになりました(最も使いやすいので)
元々は釣り用として買ったものですが、何をどうやっても、フォールディングナイフはシースナイフに勝てないのです(携帯性以外は)
堅牢で耐久性に富み、摺動部のメンテナンスなど一切必要ありません
オピネルのブレード開閉が固くなって閉口したことのある方なら、一度検討してみるのも良いでしょう