旧バッテリーの取り外し - Garmin vivoactive3

最終更新日: 作者:月寅次郎

vivoactive3 バッテリー交換

古いバッテリーを外す

リチウムイオンバッテリーの交換の工程に入ります。

リチウムイオン電池は、エネルギー密度が高く、取り扱いを誤ると、危険が危なくデンジャラスです。

みなまで書きませんが、何をどうすれば危ないのか、自分で調べる気が全くない人は、ここで作業を中断して下さい。
(…と、念のために書いておきます。家が燃えてからでは遅いので)

端子の確認

vivoactive3 バッテリー交換
バッテリーの接続端子です。
(PUSHと文字のある部分)

何でもそうですが、まずは、どこがどうなっているのか、よく見て、どのような構造になっているのか、考えることから初めましょう。

見てもわからない時は、触って確かめるしかありませんが、まずはよく見ることです。
外観から構造が推定できれば、外し方も自ずとわかってきます。

ここではPUSHと書かれていますが、実はこれ、ここを押すと外れるわけではありません。

これは組み立て工程のための表示で、端子接続の際に、この部分を『しっかり押し込んで嵌めるように』…との意味で書かれています。

バッテリーをケースから剥がす

vivoactive3 バッテリー交換
端子を外すのは後回しにして、先にバッテリー本体を、ケースから分離させます。

バッテリーはテープで接着固定されています。これを丁寧に剥がしていきます

リチウムイオンバッテリーですので、慎重に丁寧に扱います。
外装材に傷をつけたり、内部の絶縁フィルムを破損させると、ショートして発火の恐れがあります。

リチウムには毒性もありますので、ここは本当に、慎重にゆっくりと、急がずに作業です。
「どうせ捨てるのだから、雑に扱って良い」と考えてはいけません

vivoactive3 バッテリー交換
バッテリーの固定が剥がれました。

この後は、バッテリー端子を外していきます。

このバッテリー端子は、どう外すかを理解していないと、手こずるかもしれません。

vivoactive3のバッテリー交換作業については、YouTubeの解説動画や、解説サイトをいくつか見ましたが、この箇所で手こずったり、端子を破損させたりしているケースが見受けられました。

よく見る、そして考えるは、重要なポイントです。

バッテリー端子を外す

vivoactive3 バッテリー交換
端子が外れ、バッテリーを外す事ができました。

端子を外す際、どのように作業したのかは、撮影することができなかったので、この後の画像で再現してみましょう。

バッテリー端子の外し方

vivoactive3 バッテリー交換
ポイントは、端子の下と、銅色のフィルム導体の間(端子受けの上)に、マイナスドライバーなどの工具を差し入れ、下から起こすようにして外してやることです。
(力は必要ありません、適切に作業すれば、軽い力で外れます)

端子を上から引っ張るように外そうとしても、フィルム導体がケース側に固定されていないため、端子の受け側ごと持ち上がってくるだけで、いっこうに外れません。

端子の受け側と、端子の間に、工具を差し込んで、下から押し上げてやるのがポイントです。

間違っても、竜頭と反対方向に力を加えて、そちらの方向に抜こうとしてはいけません。
端子が壊れます。

なぜ壊れてしまうのかは、端子の形状と、端子受けの形状を見れば、自ずと判ります。
よく見て、考えよう」と書いたのは、そういうことです。
(自戒の意味も込めて書いています)

分解の工程はここまでです。
ここからは、バッテリーの装着と組み立ての工程に入ります。


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