ダマスカス包丁の唯一のメリット
堺孝行
槌目ダマスカス
VG10割込 33層
さてこれまで、ダマスカス包丁のデメリットについて解説してきました。
それでは
ダマスカス包丁のメリットとは、何なのでしょう?
それは一言でいうと、外観が魅力的なことです。
ダマスカス模様は、日本刀の刃文や和包丁の霞焼きを連想させるもので、優れた製品イメージを生み出します。
通常、刃文といえば一本だけなのですが、それが幾重にも重なって刃面全体に広がっているのですから、魅力的でないわけがありません。
そう、重ねていいますが、「ダマスカス包丁は外観が魅力的」なのです。
消費者はデメリットを、製造販売側はメリットを享受
ダマスカス包丁は、『外観が魅力的』というメリットと引き換えに、
『高額な製品価格』、『刃体を薄くしずらい』、『外観の美的耐久性の低さ』、『研ぎ抜くと模様が台無しになる』、…といったデメリットを生み出しています
それでは、なぜこのような、コスト高になるだけで、機能的なメリットに乏しい製品が販売されているのでしょうか?
それは・・・、
【 お知らせ 】
この項目は、「ダマスカス包丁の真実」の書籍化にともない、非公開としています。
全文は拙著「ダマスカス包丁の真実」にてお読み下さい。
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