第3位:セーフグリップ(樹脂ハンドル編)
セーフグリップ
三徳包丁 180mm
中国製・サントプレン樹脂
低人気で売れ行きも悪く、見向きもされない包丁ですが、思い切ってセーフグリップを3位に挙げたいと思います
セーフグリップは特殊な素材を使用し、握りやすくて滑りにくいハンドルを実現しています
肌荒れ等で指先がカサカサしやすい人には、特におすすめです
手の小さな女性や、握力弱めの人にも良いでしょう
この手のコンセプトの包丁は、他社に類を見ず、どちらかというと珍しいタイプの包丁です
そのため、前述のように指先がツルツルになっている人の場合は、これを1位に推しても良いでしょう
堅牢性ではロストフライにかないませんし、見た目も安っぽいですが、これはこれでロストフライが持ち得ない価値があるというものです
オールステンレス包丁の売れ行きが良好なため、各社競ってオールステン包丁を出していますが、それとは対極に位置する包丁です
「
滑りにくく、握りやすいことが、包丁のハンドルの本質ではないのか?」と、改めて思い知らされます
現行品のパッケージは、サントプレン(エラストマー樹脂)のムチムチ感を確認できるように、ハンドルに触れられるよう開口部が設けられています
店頭で見かけた場合は、ぜひとも指で触って確かめてみて下さい
この包丁は、わたしも持っており実際に使っています(高齢の父のために購入しました)
使用感や詳細に付いては、こちらの
セーフグリップ包丁のページで解説しています
切れ味に付いては、
安い包丁は切れ味が悪いのか? のページで検証しています。興味のある方はご覧ください(ちなみに、ヘンケルスの包丁は鋼材が同じですので、他のヘンケルス包丁も基本的に同等の切れ味が出せます)
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家庭用のおすすめ包丁(安い価格で、最良の切れ味を)
ダマスカス包丁について(本当におすすめ?)
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ヘンケルス包丁の選び方(全モデル解説) 目次
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ヘンケルス包丁の選び方 - 鋼材で選ぶ必要はない
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ヘンケルスの鋼材 - 特殊ステンレス刃物鋼とは?
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樹脂ハンドルは、どれも同じではない
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ケルン - (第6位)安っぽいPPハンドル
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HIスタイル エリート - (第5位)コスパ悪すぎ
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HIスタイル - (第4位)変なハンドル
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セーフグリップ - (第3位)滑りにくいムチムチ素材
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ベルリン - (第2位)ヘンケルスらしい
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ロストフライ - (第1位)定番ロングセラー
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結論1(樹脂ハンドル) - ヘンケルスおすすめ包丁ランキング
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ケルンM(第4位) - すべてがパッとしない
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HIユニティ デイリー - (第3位)ツルピカ溝付で良いのか?
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ミラノα(第2位)弱点が少ない
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MODERNIST - (第1位)国内販売が望まれる
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結論2(オールステンレス) - ヘンケルスおすすめ包丁ランキング