「ゴージャスキャンプ(橘香園)」 目次
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ゴージャスキャンプ(橘香園) (Page 1)
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ベルテント・タープ、サイトの状態 (Page 2)
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スペアリブ・バーベキュー (Page 3)
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キャンプ飯&ドリンク (Page 4)
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ナイトキャンプ (Page 5)
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こぼれ話(メンヒ撤退) (Page 6)
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バーベキューコンロと焚き火台の選び方 (Page 7)
ベルテントとタープの詳細、サイトの状態
テラスの横に、
大型ベルテント2つと、大きめのタープ1つを設営していただきました
改めて地面の状態を確認してみましたが、
コンディションは極めて良好です(重要!)
地面がガチガチに踏み固められておらず、キャンプサイトが非常に柔らかいのです
適度に下草もあり、靴底を通してフカフカした感触が伝わってきます
元々が畑地であるため、砂利等も丁寧に取り除かれており、凹凸無くきれいに慣らされています。 野営に慣れている人であれば、マット無しでもそのまま寝られると思います
さらには水はけも良いようですので、万一雨に降られたとしても、テントや靴が泥まみれになりにくく、比較的快適に過ごせそうです
個人的に、様々な場所で野営やキャンプをしてきましたが(※1)、このコンディションは「
極めてエクセレント!」といって良いでしょう
場所によっては、わずかに傾斜を感じる箇所もありますが、高い方を頭にすれば、全く問題のないレベルです
※1 ちなみに筆者のキャンプ歴ですが、野営総回数は、おおよそ600泊を超えています
フィールドコンディションは、キャンプ場(テン場)によって千差万別です
あまり好ましくない例としては、下記のようなフィールドが挙げられます
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ペグが刺さらない。もしくは曲がるほど地面が硬い。砂利が多くて刺さりにくい
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サイトに傾斜や凹凸が多く、平らな場所が見つけにくい(広すぎて整地の行き届かないキャンプ場に多い)
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フィールド全体が「漬物石の展示場」(北アルプスの涸沢など)
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地面の石の角が尖っていて、グラウンドシートが傷みやすい(標高の高い山頂のテン場に多い)
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水はけが悪く、雨が降ると水浸し・泥だらけになる(利用者が多すぎて、フィールドが傷んでいる場所など)
上の画像の、左手前に写っている道は、手作業で石垣を摘みなおし、車が乗り入れられるように道幅拡張を行ったとのことでした
駐車場からサイトまでの距離が遠く、キャンプ道具の搬入に苦労するキャンプ場も多いですが、これですと、
サイトの真横まで車を乗り付けて、キャンプ道具の搬入が可能です
今回はグランピングでの利用でしたので、大きな恩恵は受けていませんが、サイトのみをお借りする「持ち込みキャンプ」の場合は、極めてメリットが大きいです
実際に使う人のことが良く考えられており、
高く評価したいポイントです
タープ「Helinox Tac.フィールド6.0/コヨーテ」
Helinox
Tac.フィールド
設置されている
大型タープは、
Helinox(ヘリノックス)の「
Tac.フィールド6.0/コヨーテ」のようですね
下の画像を見ると判りますが、非常に遮光性の高い生地が使われており、強い日差しを遮ると共に、内部の温度上昇を抑えられるようになっています(耐水圧もかなり高いです)
フルクローズにしてしまえば、床面近くまで全周を覆うことが可能なシェルタータイプとなっており、大型テントのフライシートをのみを張っているような感覚に近いです
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Helinox 公式ページ
六角形の一枚布タイプのタープとは異なり、まさに
「タクティカル仕様」の堅牢でしっかりしたタープとなっています
Helinox製Tac.フィールド6.0 (シェルター型タープ)
落ち着いた色調のコヨーテカラーは、周囲の自然に馴染み、くつろぎ感を演出してくれます
夏季などは、熱がこもりがちなテントよりも、風抜けの良いこちらのタープの方が活躍してくれるかもしれません
夜はこの下に寝転がって、涼を取りながら夜露をやり過ごし、星や月を眺めて過ごすのも乙なものだと思います
ベルテント「Robens クロンダイク」
Robens
クロンダイク
こちらはテントです。なんとゴージャスなのでありましょうか?
Robens(ローベンス)のKlondike(クロンダイク)という大型テントです
床面 390 x 370cm 高さ270cm 重量16.7㎏ 6人用
中央にメインポールを立てて設営する、キャンバス布地が特徴の「ベルテント」と呼ばれるタイプです
山岳ベースキャンプに用いられるような大型ドームテントとは異なり、耐風性能や重量よりも、居住性を優先したリゾート型テントになります
(煙突を設置すれば、薪ストーブも置けるとのことです)
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ローベンス 公式ページ
テントサイズにこれだけ余裕があると、中に椅子やテーブルを置いても、ひろびろした空間が保てます
円錐型のワンポールテントとしては、「
ティピーテント」にも似ていますが、
ベルテントの方は、サイドに垂直に近い立ち上がり部分が設けられており、床面積全体をより有効に活用できるため、居住性の高さが際立っています
もう一方のテント内部です (こちらも同じく、ローベンスのクロンダイク)
ラグ(ブランケット)を敷いていない部分でも、
サイト自体が柔らかいため、裸足で歩きまわっていて実に気持ちが良いです
サイト面が小石だらけで、「足つぼマッサージに来たのではない!」と言いたくなる経験をお持ちの方ならば、このサイトの素晴らしさが判るというものです
若かりし頃に、
日本一周やら
北米大陸横断やら、野宿主体の貧乏ツーリング旅ばかりしていたわたしにとって、このようなセレブ感あふれるキャンプ(グランピング)は縁遠い世界だと思っておりましたが、「持つべきものは、お友達」であります
(誘ってくれたUさん、ありがとうありがとう)
グランピング、何はなくとも「ベルテント」
オガワテント
ドームピスタ5
snow peak
エントリー2ルーム
エルフィールド
オガワテント
ティエラ5-EX2
snow peak
ランドロック
昨今では、
グランピングには大型のベルテントがつきもののようになってまいりました
語弊を恐れず言い切ってしまうと、「
ベルテントあらずんば、グランピングにあらず」という感じさえしています
ローベンス以外のベルテントというと、白熊マークが目印の、
Nordisk「アスガルド12.6」
や、昔ながらのキャンバス生地100%を今でも堅守している
キャンバスキャンプ「SIBLEY 400」
あたりが、有名どころとして挙げられます
ベルテントは、価格も立派なものがありますが、アウトドアでありながらもソフィストケイトされた質感は、ウルトラライト系のキャンプグッズとは対極の豪華さを味わうことができます
ベルテントの特徴のひとつとして挙げられるのが、縦方向に充分な高さがあるということです
これは、テントの居住性と快適性を、大きく左右するポイントです
何と言っても「
テントの中を、立ったまま歩いて移動することができる」のです。 着替えるときも、腰を曲げた窮屈な姿勢でジタバタする必要など、みじんもございません!
「そんじょそこらのホームレスよりも、テント生活が長い人」と呼ばれているわたしの言うことですので、間違いはありません、ハイ
このように、高い居住性と豪華さを兼ね備えたベルテントですが、それと引き換えに重量がそれなりにあります。 …いえ、はっきり言うと、「すごく・・・重い」です
今回使用しているクロンダイク(テント)は重量16.7㎏あり、2張り使っていますので、合わせて33.4kgになります
ヘリノックスのタープが7.23㎏ですので、それも入れると合計40.63㎏です
今回使用した、テントとタープだけで、重量40㎏オーバーなのです
そう、グランピングは重い。・・・のです(業者に任せずに、自分でやる場合)
大型でゆったりしたベルテントは実に快適なものですが、重量のある分だけ、設営や搬入作業がひと仕事となり、時間もそれなりにかかります
もしも、「お前、テント搬入と設営担当な…」と言われたら、「いえいえわたしは、食材買い出しの方が適任で…」と、さりげなく全力回避するでしょう
今回はテント設営等をGo Adventureさんに任せていますので、わたしは搬入も設営も、何もしておりません。
カラメルを作ってプリンを焼いたくらいで、あとは食って飲んで、寝ていただけです
いいんでしょうか? いいんです。 それがグランピングというものです
おかげで、ゆったり過ごすことができました(贅沢!)
ちなみに、ノルディスク・アスガルド12.6の重量は、公称16㎏です
キャンバスキャンプ SIBLEY 450 PROの場合は、同じ6人用ですが100%コットン生地のため、総重量35㎏です(本当だよ)
追記:
「ベルテントはちょっと…」と、二の足を踏む方は、snow peak ランドロック(6人用)
を買いましょう
屈強さとゴージャスさでベルテントに比肩する、堅牢でしっかりしたテントです
現代的なドーム型ですので、ベルテント特有の直立ポールがありません。このため、室内中央にテーブルをドーンと置くことができます
そのかわり重量と価格はベルテント並みです(22kg)。「ランドロック」とはよく言ったものです。(実売価格は左上に表示されているはずです。出ない場合は広告ブロッカーをOFFにしてご覧ください)
「テントといったら『オガワ』でしょ?」というこだわりのあなたには、
オガワテント ティエラ 5-EX2
をおすすめします
オガワのフラッグシップシリーズという位置づけで、換気性能が高く、暑い季節にも使いやすいテントです。
ちなみに前モデルは、
ティエラ5-EX になります。
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ゴージャスキャンプ(橘香園) (Page 1)
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バーベキューコンロと焚き火台の選び方 (Page 7)