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グランピング体験記

最終更新日: 作者:月寅次郎
キャンプ
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グランピング(Go Adventure Unlimited + 橘香園)


Go Adventure Unlimited さんの企画に乗って、豪華なキャンプを楽しみました。いわゆるグランピングです
( 場所は福岡県大牟田市になります。佐賀県や熊本県など九州圏内からもアクセス良好です )

当日の橘香園は、貸し切りのような状態でしたので、混みあったキャンプ場とは無縁の静けさ。
広大なスペースを贅沢に使い、豪華で快適この上ないキャンプとなりました

グランピングとは名ばかりの、常設テントが団地のように乱立する商業プランとは異なり、
利用時のみテントを設営して行う、アウトドア感を大切にしたグランピングです

自然の奥深くに抱かれて行う本格派のグランピングとしては、九州随一のロケーションでしょう

 関連リンク
Go Adventure Unlimited     ● 橘香園


「グランピング体験記」 目次
  1. グランピングとは (Page 1)

  2. ロケーション、キャンプ場の様子

  3. グランピングは、ゴージャス&リラックス

  4. 関連リンク・補足情報

  5. ベルテント・タープ、サイトの状態 (Page 2)

  6. スペアリブ・バーベキュー (Page 3)

  7. キャンプ飯&ドリンク (Page 4)

  8. ナイトキャンプ (Page 5)

  9. こぼれ話 (Page 6)

グランピングとは

「グランピング」というのは 「グラマラス」 と 「キャンプ」 を合わせた造語です

グランピングという言葉自体が新しいため、どこからをグランピングと呼ぶのか、定義が曖昧な部分もありますが、簡単に言うとゴージャスなキャンプのことです

贅沢なキャンプと一口に行っても、その度合いは様々で
分類すると、以下の3つに分けられるでしょう
  1. 機材設営から食材調達、調理までのすべてを委託し、屋外にいながらにして、ホテルに宿泊しているかのようなサービスを受ける (完全手ぶら型)

  2. 参加者は食材の調達・調理を行うが、テントやタープ、バーベキュー機材等は業者さんが準備・設営する (食材持参型)

  3. 参加者自ら、すべての機材と食材を用意し、豪勢で贅沢なキャンプを行う (自力奮闘型)
このうち、「1」と「2」が、グランピングに相当という認識が一般的で、
「3」は、グランピングではなく、単に「贅沢なキャンプ」という捉え方が主流のようです
( 今回紹介しているのは、「2」のケースです )

ロケーション・橘香園(福岡県大牟田市)

グランピング・福岡県
橘香園(きっこうえん)さんは、福岡県大牟田市にある果樹園です

その歴史は古く、柳川藩主であった立花家の専用農園(みかん畑)として開墾されたという、由緒ある農園です
一目見るだけで、長年手をかけて丹念に整備されてきたことがわかります

グランピング・キャンプサイト
この日は梅雨の合間、緑のなかで紫陽花が咲き誇っていました

今回は、この橘香園の場所をお借りして、グランピング(グラマラスキャンプ)としゃれこみました
西洋に置き換えると、由緒正しい貴族の専用狩猟地でキャンプするようなものでしょうか?
なかなかできない、貴重な体験です

それにしても、広がりと奥行きのある景色はいいですね。
眺めているだけで、気持ちが静かになっていきます

キャンプ・九州
これだけ広々していると、心からリラックスできます

混みあったキャンプ場では隣との距離感が気になりますし、サイト同士の配慮が必要で、あまり気が休まりませんが、そういうものとは無縁の世界でした (知る人ぞ知る穴場、という感じです)

設備の整った環境でありながら、これだけ開放感のある場所というのも、珍しいでしょう

木々もまばらで、下草もきれいに刈り取られているため、
西洋ガーデン的な風情も、そこはかとなく漂っており、まるで庭園にいるような、そんな錯覚におちいります

場所としては農園なのではありますが、わたしの中では「橘香園ガーデン」です

グランピングは、ゴージャス&リラックス

キャンプ・おしゃれ
ということで、このゆったりした贅沢な環境で、グランピングを楽しむわけです

おしゃれ感を演出するあまり、テントにゴテゴテと装飾を施した商業的なグランピングも多いですが、ここ橘香園でのグランピングは、敢えて言うなら…、
ゆったりとした自然の中での、ハイソサエティ型グランピング」と言ってよいでしょう

キャンプの様子
今回参加したプランは、食材を持ち込んで自分で調理するタイプです
業者側の受け持ちは、テント等のキャンプ機材全般の用意と設営、バーベキュー機材の準備、火おこし、炭の片付け等になります

自分で食材を用意するということは、「ご飯やお酒が、原価で済む」ということです(ココ重要!
浮いたお金の分だけ、食材やお酒のグレードを極限まで高めることが可能です

どのくらい豪華な食事になったのかは、こちらのバーベキュー(スペアリブ)と、
グランピングを彩る、フード&ドリンクにて解説しましたのでご覧ください

今回参加した皆さんにとっては、「いつものキャンプでやってる、普通のレベル」のようですが、普通の感覚からすると、かなり豪勢な方ではないかと思います

● グランピングは、「完全手ぶら型」と「食材持参型」の、どちらがおすすめ?

業者側が食事を提供する場合は、採算が取れる範囲の食材しか用意しませんし、宣材写真で映えるような「見た目重視の料理」になっていることも多いものです(ホテル系は特にです)大きな声では言えませんが、写真と実物の乖離もあったりします

下記で紹介しているような、手のかかる塊肉のバーベキュー、長期熟成ウイスキーや希少なクラフトビール、美肉と呼びたくなるような馬刺しなどは、望むべくもありません
お金に糸目をつけなければ「特別オーダー」で可能かもしれませんが、そうでなければ「薄切り肉の炭火焼」が関の山です

参加者による食材準備等が難しい場合は、「完全手ぶら型」を選択する以外にありませんが、今回のように、自分でいろいろできる人が揃っている場合は、食材持参型の方がおすすめです

本当に「自分がおいしい!」と思うようなものを食べたければ、食材を自ら調達し、自分で作るしかないのです(異論はあるかと思います。個人の意見です)

グランピングキャンプ
日常の喧騒を忘れて、ゆっくりしております

キャンプ・テント
面積あたりの人数が少なく、ゆったりできるというのは、いいですね

キャンプ
広いスペースをフルに使って贅沢気分
テーブルも大きめの物を2台出してもらい、ゆったりと使いました

パラソルと大型チェア、ウッドデッキのおかげで、リゾート気分が高まります

持ち込み型の一般的なキャンプですと、肩下までサポートするコールマンの布張りチェアや、「腰までタイプ」のHelinoxチェアを使うことが多いですが、ここでは、ヘッドレスト付きのゆったりした大型チェアを用意して頂きました
白い生地の椅子は、キャンバス地を張って自作したとのことで、実に快適。うとうとしてしまった人も、ちらほらでした

テントやタープに限らず、チェアやパラソル類も、このサイズになると搬入・搬出がひと仕事です。自分で持ち込むのはあまり現実的ではありません

繰り返しになりますが、今回は、設営・片付けのすべてを、Go Adventureさんにお任せしていますので、ひたすらのんびり・まったりさせていただきました

いいんでしょうか? いいんです! そういうプランなのです

キャンプ
喉にビールを流し込みながら、話が弾みます

グランピング・キャンプ
参加した皆さん、満面の笑みなのであります
なにも言うことありません。ひたすら満足です

その他の画像、補足情報、リンク先

橘香園
橘香園の2階
年月を経て、あめ色になった太い梁が印象的です
広々として、くつろげるスペースになっています

アウトドア体験
ユマール(登高器)とクライミングロープを使って、ユマーリングを体験しているところ

「Go Adventure Unlimited」の方々は、わたしのような「なんちゃっての山好き」とはレベルが異なり、幅広く専門的なアウトドアスキルを持っておられます (登山に限らず、沢登りやブッシュクラフト、サバイバルなども)

アウトドアスキルを高めたい場合は、積極的にプログラムに参加して、自身のレベルを高めてみるのも楽しいでしょうね


わたしも、氷雪や壁、ザイルの扱いや確保の仕方など、アルパイン系の登山スキルが低レベルのままですので、一度教えを乞いたいものです

橘香園の石垣と歴史

橘香園の石垣
橘香園の段々畑を観察すると、石垣が極めて緻密に組まれていることが判ります
きれいに整った石垣の美しさに、「いい仕事してますねぇ~」と、思わず声がこぼれそうになります

聞くところによるとこの石積みは、熊本城の石垣修復を担当した職人さんが手がけたものだそうです
昭和11年に作られたとのことですから、西暦にすると1936年となり、戦前の仕事です。
橘香園の方々も、何世代にもわたってこの場所に手を入れ続け、維持してこられたのでしょう。先人のご苦労が偲ばれます。

そうしてみると、ただ美しいだけではなく、歴史の重みも感じられる風景です

このような由緒ある場所でグランピングを楽しむというのは、少々恐れ多いような気もいたします
ただ、よくよく考えてみると、逆に積極的に利用することこそが、この場所の維持につながるのではないかとも、思えてきます

里山の美しい景観が維持されているのは、そこで暮らしている人々がいるからこそです

下草の刈り取りや木々の間伐などを通して、人と自然とが共存するエリアに、絶えず手を入れ続けているからです

個人による維持には、自ずと限界があります
人の手が介在しなくなり、放置され始めると、里山はすぐに自然に飲み込まれてしまいます
何らかの形で利用することで、人が場所に関わり、巡りめぐって里山の潤いにつながります
結果として、これらの貴重な景観の維持につながっていきます
今回のグランピングは、参加者全員が自然や景観を壊さないよう、配慮して行動しています。
また、キャンプ利用については、Go Adventureさんを通し、橘香園さんの許可を得ています。

関係先ホームページ、リンク

Go Adventure Unlimited      ● 橘香園

今回は、Go adventure Unlimitedのキャンププランを通して、橘香園の場所をお借りしています
同様のグランピングを楽しみたい場合は、Go adventure Unlimitedにお問い合わせください
(橘香園は、キャンプ場というわけではありません)

至れり尽くせりの「おまかせキャンプ」だけでなく、
サイトを借りるだで、お手頃価格の「持ち込みキャンプ」プランもあるそうで、こちらは人数が集まると、その分一人あたりの金額が割安になり、お得です

ホンマ製作所
薪ストーブ

Coleman
バーベキューコンロ