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ブルーマジック - Blue Magic

最終更新日: 作者:月寅次郎

ブルーマジックのウソ・ホント - 粒度、研磨剤、成分

ブルーマジック

このページでは・・・、
ブルーマジックの成分、研磨剤の粒度(番手)、販売店(買える店)、使い方などの基本情報や、
ガセ情報の真偽(研磨剤なしは本当か?)、鏡面仕上げの実例など、専門的な見地から解説します

 ブルーマジック - 目次

  1. ブルーマジックとは
  2. 基本的な使い方
  3. どこで買える?
  4. 番手(粒度)と研磨粒子、成分
  5. 研磨剤無しはガセ情報
  6. 車のボディ(塗装面)に使用可能か?
  7. シンク磨きに使えるのか?
  8. ヘッドライトの黄ばみ除去に使えるのか?
  9. 実際に使ってみた感想
  10. 最適な布(ウエス)とは?
  11. 布以外で磨く(マニアックな作業方)
  12. ブルーマジックで仕上げた鏡面の例
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ブルーマジックとは

ブルーマジック
550g

ここで言う「ブルーマジック(Blue Magic)」とは、金属パーツの研磨・艶出しに使用する「ブルーマジック メタルポリッシュクリーム」の事です
左の画像の商品です。表示されない場合は、広告ブロッカーをOFFにしてご覧ください

最近では「シンクを磨くとピカピカになる」と話題になりましたが、元々は自動車の金属パーツやトラックのメッキホイールを磨くための「カーケミカル用品」です

ライバル商品としては、海外製品ではマザーズの「マグ&アルミポリッシュ」、国内製品では「ピカール」や、ワコーズの「メタルコンパウンド」などが挙げられます

同一名称の商品で、「卵の上に座っても割れない!」というクッションがありますが、あれとは無関係です(ハニカム構造+ゲル素材の青い座布団)
他にもソウルR&Bグループ歯科用切削器具ビール醸造所など、さまざまな「ブルーマジック」がありますが、「元祖」と呼べるほどの歴史を持っているのは金属磨き用の「ブルーマジック メタルポリッシュクリーム」です(1967年から販売されており、この分野では草分け的な商品になります)

ブルーマジックの基本的な使い方

ブルーマジック
使う前によく混ぜます(比重の違いによって分離している場合があります)

撹拌(練り込み)をすると、このように薄いブルーのどろどろの液状になります
このような状態になったら、柔らかいウェス(布)に付けて磨きます

● ブルーマジックと相性の良い布(ウェス)は?

金属全般の研磨、艶出しに有効です
ラベル面には、「クローム(クロムメッキのこと)、アルミニウム、マグネシウムホイールに」と書かれていますが、それ以外にもステンレスや炭素鋼(ハガネ)など、広く金属表面の研磨に使うことが可能です

ブルーマジック(分離した状態)
ちなみにこちらは、分離した状態です
長時間使わずに保管しておくと、比重の違いから自然に分離し、このような状態に落ちつきます
分離したからといって成分が劣化しているとか、そういうことはありません。混ぜれば元の状態に戻ります
分離していなければ、混ぜずにそのまま使っても構いません

ブルーマジックはどこで買える?

ブルーマジックの販売店(取り扱い店)についてですが、「どこで買えるか?」というと、amazon等の通販サイトで購入可能です

オートバックスなどの自動車用品店でも販売されていますが、自動車用品店ならどこでも確実に取り扱っているわけではありません

工具専門店の「ストレート」や「アストロプロダクツ」などでも取り扱われており、店舗に行けば置いてあることが多いです。一方、ホームセンターなどではあまり取り扱われていません
実店舗の場合、店頭に在庫があるかどうかは、個別に確認するしかありません

※ 補足 「ストレート」というのは、ブルーマジックの販売会社の一つです
(通販サイトによっては、なぜか商品名が「ストレート」となっている場合がありますが、あれは単なる入力ミスです)

なお、ブルーマジックのことを、ストレートの製品であるかのように説明しているサイトもありますが、これは完全に間違いです
(ストレート社が独自にブルーマジックを製造しているわけではありません。輸入元でも代理店でもありません。数ある販売会社の一つでしかありません)

番手(粒度)と研磨粒子、成分

ブルーマジックに使用されている研磨粒子は、アルミナ(酸化アルミニウム)です
研磨粒子の平均サイズ(粒径)は5ミクロンです
番手に換算すると、おおよそ#3000番あたりになるかと思いますが、3000番のサンドペーパーと同じ目に仕上がると捉えるのは早計です。(ベースが柔らかいとワークへの食い込みが小さいからです)

ブルーマジック メタルポリッシュクリームの成分一覧
成分簡単に
言うと
用途備考
酸化アルミニウムアルミナ・アランダム研磨剤平均粒子サイズ5μ
含有量25~35重量%
水素化精製軽質留出油ケロシン・灯油溶剤・ベース剤吸引注意
オレイン酸脂肪酸・油潤滑剤オリーブ油に多く含まれる
水酸化アンモニウムアンモニア還元剤酸化防止、吸引注意、臭いよ
ジメチルポリシロキサンシリコン表面保護・艶出し無害、ジメチコンとも呼ばれシャンプーにもよく入ってる
硫酸バリウムバリウム顔料(白色)胃の検査で造影剤として飲むやつ、う○○が白くなるやつ
ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル - 界面活性剤水と油の仲介役
C.I.ピグメントブルー29ウルトラマリン顔料(青色)着色用 これがないと「ブルー」にならない
ヘキサヒドロ(中略)-1,3,5-トリアジン - 粘度調整剤と思われます少ししか入っていません

ちなみに、「ピカール金属みがき」の平均粒径は3ミクロンです
ピカールにもさまざまな種類があり、それぞれに研磨粒子の素材と粒度が異なります

ピカールの詳細については、ピカールの粒度と研磨素材 のページで解説しています

ブルーマジックのウソ・ホント

ブルーマジックには真偽の定かではない情報や、さまざまなガセ情報があります
ここでは専門的な知見と多数の施工経験を元に、情報の真偽を一つ一つ明らかにしたいと思います

当ページの内容は、実際にわたしがブルーマジックを使い倒して得た情報が、多数含まれています
キュレーションサイトのライターの皆様、当ページの内容を換骨奪胎してページを作らないでください
最近安易に内容をパクる人が多いので、先に釘を刺しておきます。YouTuberや個人ブロガーの皆様も同様です

某ゲーム系ユーチューバーの方には警告を行いました。パクリに対して使用料を請求し、費用を回収した実例

「研磨剤なし」は、ガセ情報(間違い)

ブルーマジック
100g

ブルーマジックの販売サイトによっては、「コンパウンドは含まれていません」という説明がなされていることがありますが、これは完全に間違いです

ブルーマジックには、「酸化アルミニウム」が入っており、これは立派なアルミナ系の研磨剤です

「コンパウンドは入っていない」という説明は、「研磨剤・研磨粒子が入っていない」という意味合いで使っているのでしょうが、そもそも研磨粒子は入っていますし、また研磨粒子をコンパウンドと呼ぶことも誤りです(二重に間違っています

コンパウンドという用語は、「合わさったもの、複合物・化合物」を意味し、この場合は「研磨粒子の粉を、ベース剤である石油留分に練り込んで一体化させたもの」という意味で使われています
タイヤのトレッド面に使用されるゴムも「コンパウンド」と呼ばれますが、この場合は「ゴムをベースに、カーボンや油分を混合したもの」という意味です

ブルーマジックは、「ベース材に研磨剤を混ぜ込んで半練り状にしたもの」ですので、そういう意味では紛うことなきコンパウンドです

磨いた時に傷が付くかどうかは、研磨剤の粒子サイズと、磨く対象の硬度によって左右されます
ブルーマジックには研磨剤が含まれていますが、粒径が小さいため(対象物の硬度が低い場合を除いて)傷とはなりません(厳密にはミクロの傷は入るのですが、微細過ぎるため、肉眼では平滑に見えるのです)

このような誤った表記は、「研磨剤で磨くと、一律に傷が付く」という誤った認識によるものです

「メッキにはお使い頂けません」 ← そうとは言えない

車 フロントグリル

MOTHERS
マグ&
アルミポリッシュ

また、「メッキにはお使い頂けません」との表記も見かけますが、これも正解ではありません (誤解を招きやすい、不適切な表現です)

そもそもパッケージラベルの正面に、「For Chrome」と赤色で大書されています
クロムメッキをピカピカに光らせるのは、ブルーマジックの得意分野の一つです

上の画像は自動車のフロントグリルで、少しくすんだ状態ですが、ここをピカピカに蘇らせるのにブルーマジックが役立ちます(画像では、グリルの上に立っているエンブレムもクロムメッキです。ここにも使えます)

ただ、使用して構わないのは、主にクロムメッキです
同じメッキでも金メッキは硬度が低く、メッキの厚みも極めて薄いため、軽く磨いただけでメッキ自体が剥げ落ちます

優しい面圧で触れるように磨けば、貴金属表面のくすみを除去することは可能ですが、切削能力が高めですので、配慮して使わないと失敗する可能性があります
このような用途には、最初から貴金属磨き用の製品を使用した方がよいでしょう(粒径が小さく、研磨力が穏やかですので比較的安心して使えます)

整理すると「クロムメッキはOKですが、貴金属メッキはNG」です
「めっき(鍍金)」には、様々な種類がありますので、「メッキ」とひとくくりに扱うのがそもそもの誤りです

車やバイクに使用すると、シリコンコートが役に立つ

ヨシムラ
ステンマジック

このように、車やバイクのメッキパーツ磨きに、ブルーマジックはおすすめです

ブルーマジックにはシリコンが含まれていますので、 磨き上げると表面にシリコンの薄い被膜ができます
この「シリコンコーティング」が水を弾き、表面の劣化を防止します

元々、自動車用のカーケミカルとして開発されましたので、研磨後の艶の保持にも配慮されているのです

また、マフラーやエキパイなど、熱によって酸化皮膜が生じ、黒く変色した排気管なども、ブルーマジックで根気よく磨けば、かなりきれいな状態まで戻すことができます(腐蝕による深い貫入跡が生じている場合は、粒子の細かいブルーマジックでは傷を取り切れない場合もあります。その場合はより粗目のコンパウンドを前段階として使用した方が効率よく仕上がります)

以前、バイクのパーツ磨き用として「ヨシムラのステンマジック」を使用したことがあり、こちらも優れた商品ではありましたが、双方を比較してみると、ブルーマジックの方が安くて量が多く、確実にお得です(ワールドワイドに販売されている製品ですので、大量生産によるスケールメリットが働いているのでしょう)

施工してはいけないパーツ

チタン製のマフラーで、熱による酸化皮膜を利用して虹色に加工した製品がありますが、このような酸化被膜系のカラー加工製品には、ブルーマジックを使用しないようにしましょう(皮膜が薄いので、色が剥げます)

また、ドレスアップ用のアルミボルトや、オイルクーラーのバンジョーボルトなど、表面に酸化皮膜加工(カラーアルマイト処理)を施したものがありますが、こちらも同様です

アルマイトも、薄く柔らかい酸化被膜ですので、ブルーマジックなどの研磨剤で擦ると、地肌が露出し色が剥がれ、「ただのアルミのボルト」になる場合があります

車のボディ(塗装面)に使えるか?

ワコーズ
F-1
フューエルワン

説明書きには、「自動車やバイクの塗装面には使用しないで下さい」となっています
塗装面が侵される可能性が否定できないため、このような表記になっていると思われますが、塗装剥離剤のように、付着した途端に塗装が泡立って剥離するような、劇的反応が生じるわけではありません

ブレーキフルードや、ワコーズ・フューエルワンなどの燃焼室洗浄剤と比較すると、まだ安全な方だと言えます

ブルーマジックの含有成分で最も影響がありそうなのは、軽質石油留分ですが、これは簡単に言うとケロシンです。灯油と考えて構いません

完全硬化後の塗装面(ウレタン塗面)に灯油が付着しても、放置することなく短時間のうちに拭き取れば特段の問題は生じません。それを考えれば、それほど大きな危険性は無いと考えてかまわないでしょう

このように、少量かつ短時間の施工であれば、塗装面に大きな影響が出ることはありません
実際、塗装面用のコンパウンドと比較しても、基本成分にさほど大きな違いは見られません

どちらかというと、この「塗装面云々」という注意書きは、極端な使い方をするユーザーに対する免責事項であると考えるべきでしょう

そもそもブルーマジックは金属磨き用ですので、塗装面に使うものではないのですが、このように、全く使えないかと言われれば、そういうわけでもありません

※ 注意しましょう
ブルーマジックはアルミナを使用しているため、塗装面用のコンパウンドと比較すると、相対的に切削力が高めです
やみくもにゴリゴリ磨くと、トップコートのクリア塗装が剥げたり、地色やプライマーが露出する場合があります(酷い場合は「地金」が出ます。ボディのエッジラインは、圧がかかるので特になりやすいです。気をつけましょう)

塗装というのは「膜レベルの厚み」しかありません
研磨を繰り返すと、塗膜の厚みをすべて削り取ってしまう場合があります。加減の判らない人は、最初からやらない方が無難です
塗装面にブルーマジックを使用する場合は、あくまでも自己責任で行いましょう

塗装面への使用例

車 ボディ磨き

ウィルソン
超微粒子

0.5ミクロン
上の画像は、わたしが以前乗っていた車ですが、ボディパーツを自家塗装する際、クリアを吹く前段階の磨き込みにブルーマジックを使用しています

画像の上部2/3がメーカーによる純正塗装、下部1/3の樹脂外装パーツが「自家塗装」です
この頃はエアガンやコンプレッサーを持っていなかったため、缶スプレーでのDIY塗装です。塗装の施行ページはこちら

この際は、下地の紺色塗料の「ゆず肌」を取って平滑にするのに使用しています
純正塗装の部分には、「ゆず肌」が残っているため、鏡像に「ぶれ」があります(よく比べて見ると判ります)

ゆず肌を取って面を「平滑」にした後で、ウレタンクリア塗装を施しましたので、メーカーの純正塗装に比べると、映り込みが良好で鏡のような反射具合を見せています

※ 厳密には、1.番手の高い耐水ペーパーでゆず肌を落とし、2.ペーパー目をブルーマジックで消し、3.ウィルソンの超微粒子コンパウンドで表面平滑度を引き上げるという、3工程に分けて作業しています(ブルーマジックは工程の一部で、わたしの定番施行法です)

※ 純正塗装の部分も映り込みがきれいですが、ここは元々の状態が良好であったため、ウィルソン超微粒子のみで仕上げています

※ 誰がやっても魔法のようにきれいに仕上がると思わないで下さい。個人の技量は人によって大きく異なります
塗装にしろ、研磨にしろ、その人にとっては「簡単なこと」であったとしても、万人にそうだとは限りません

このページを書いている当人は、自動車整備について専門的に学んだことはありませんが、それでもシリンダーヘッドのオーバーホールぐらいはこなします
他にもダンパー交換デフオイル交換タイロッドエンジンマウント、燃料ポンプなど、一通りのパーツ交換や整備経験があります)

研磨の場合は、対象素材の硬度や表面の荒れ具合に合わせ、最適なコンパウンド(もしくはサンドペーパー)を選択し、表面の状態に合わせて番手を上げて行く必要があります
ブルーマジックさえ使えば、何でも魔法のようにピカピカになる」と思うのは、素人考えでしかありません

実際に塗装面に使用する場合は、配慮して使用しよう

シュアラスター
鏡面仕上げクロス

ブルーマジックの研磨剤はアルミナですので、粒子自体の硬度が高めです
実際に塗装面に使用する場合は、深く削りすぎないよう、配慮して使用しましょう
柔らかめの素材に対しては研磨力が強めに出ますので、力を込めて長時間研磨すれば、塗装面の厚みが薄くなってしまう恐れがあります

とはいえ、粒度が5ミクロンと微細なため、一度に切削できる深さが浅く、塗装面が厚く堅牢な場合はさほど問題とはなりえません。実際のところ、10~15ミクロンのシリカを使用したラビングコンパウンドの方が、(塗装面に対しては)高い研磨能力を持ちえます

これは、研磨粒子の硬度ではアルミナの方が上回るのですが、ラビングコンパウンドの方が粒径サイズが大きいため、そちらの方が物を言うというわけです

問題になりそうなケースがあるとすれば、紫外線やヒートサイクルによる劣化が目立つ塗装面、2液混合ウレタンではない、スプレー缶によるラッカー系塗料(DIY塗装)などです

塗装面への使用に対しては、「良い」と「ダメ」の二択で考えるのではなく、ケースバイケースで、安全マージンを大きめに取って望めばよいと思います

塗装というのはあくまでも被膜ですし、金属に比べると柔らかいものです
「極端に磨きすぎると、地肌が出る」、それをきちんと理解したうえで研磨すれば、(大丈夫とは言いませんが)致命的な失敗は犯しにくいものです

塗装面もさまざま、柔らかく薄い塗装面の場合

オピネルフィレナイフ
ワコーズ
メタルコンパウンド

上の画像は、「漆塗りにした木材」をブルーマジックで磨いた実例です(ブレードの鏡面仕上げにも使用しています。詳細はリンク先をご覧ください)
金属以外の柔らかい素材を磨くというのは、ブルーマジック本来の用途ではありませんが、それでも使い方に配慮して研磨すれば、このような塗装面でも問題なく磨くことも可能です(もちろん磨きすぎると、塗装面が剥げて下地が露出してしまいますので、ソフトに磨くなどの配慮は必要です)

※ 補足
塗装面への使用について言及しましたが、塗装にもさまざまなものがありますので気をつけましょう
例えば、ニベアクリームの缶などに施されている塗装は、柔らかく薄いため、簡単に剥がれます(粉ミルクやクッキーの缶も同様です)
塗装にもさまざまな種類がありますので、ひとくくりに捉えずに、塗膜の硬度と塗面の厚みを考慮して使用することが重要です

台所のシンクを磨くと、ピカピカの鏡面になるのか?


ホルツ
ラビング
コンパウンド

50ミクロン
キッチンの流し台(シンク)は、基本的にステンレス製です。ブルーマジックで根気よく磨けば、水垢が取れて輝きが増し、ピカピカになります

鏡面になるかどうかは、1.下地の状態がどの程度か?ということと、2.どこまで時間をかけて作業するか?にかかっています

ちなみに、長年使い込んだ流し台などは、表面に深い傷が入っている場合もあり、そのような深い傷までは取れません(それでも傷は目立たなくなりますし、ピカピカ感は確実に増します)

「深い傷は取れない」というのは、 ブルーマジックは、鏡面仕上げに適した粒径のコンパウンドであり、傷取り用のラビングコンパウンドではないためです (事前に傷を取り、下地を出してからなら可能です)
ブルーマジックで深い傷を取ることも、理論的には不可能ではないのですが、プールの水をコップでかき出すような、効率の悪い作業になります (やみくもに磨けば良いというものではありません)

※ 実際のところ、シンク磨きにブルーマジックを使うのは「あり」なのか?

「Twitterのネタ」や「お遊び」としては面白いかもしれませんが、実生活の上では、あまり現実的ではありません

丁寧に磨けばピカピカになるのは確実ですが、そもそもシンクというのは、皿や鍋がドカドカ置かれる「作業場」です
特に皿の裏の釉薬が掛かっていない部分は、硬度が高くザラザラですので、せっかくピカピカに磨いても、置くだけで微細な傷が入ります (そのうち元のくすんだ状態に戻ります)

住宅展示場のモデルルームのように、生活の場として使用せず、ディスプレイとして陳列するなら判りますが、「実生活で酷使される場所を、一時的に鏡のようにピカピカにしてどうするの?」という感じです
だからこそ「非現実感」が作用してバズったわけですが、実生活でこれをやると、「そんなところピカピカにするくらいなら、トイレと換気扇、掃除してよ。…そうだ、窓も拭いといて!」と、言われること確実です。(単身者なら言われませんが…)

はっきり言ってしまうと、流し台は「クリームクレンザー」でこまめに磨くのが一番です

クリームクレンザーが適している例

包丁の側面や、IHクッキングヒーターの天板など、商品名や操作表示のプリントがあるものは、印字部分をブルーマジックで擦らないようにしましょう
プリント部分は「塗料が乗っているだけ」ですので、研磨力が高いブルーマジックでは、プリントを削り落としてしまう恐れがあります
このような汚れ落としの用途には、クリームクレンザーの方が適しています

台所用のクリームクレンザーは、研磨剤として、切削力が比較的穏やかな「シリカ」が使用されています。そのため、上手に使えば汚れだけを落とす事ができます

シリカは、アルミナに比べると柔らかいですが、言い換えれば石英(二酸化ケイ素)ですから、たいていの金属よりは高硬度です。プリントの印字部分も力を入れて擦り続ければ、擦り落とすこともできますので、印字がある部分は優しく擦るなど、配慮して使いましょう

吸引しない、換気しよう、乳幼児の誤飲に注意

気化した成分は、なるだけ吸い込まないようにしましょう(アンモニアが含有されています。決してよい臭いではありません、はっきり言って臭いです)
屋内で作業する場合は、気化した成分が室内にこもります。換気に配慮して作業しましょう

注意喚起表示として、CAUTION! READ SIDE PANEL. HARMFUL OR FATAL IF SWALLOWED. と、ラベル下部に書かれていますが、日本語にすると、
「注意! 説明書きを読みましょう。誤飲すると致命的に有害です。」となります
保管する際は、子供の手の届かないところに置きましょう

ヘッドライトの黄ばみ除去に使えるのか?

シュアラスター
ゼロリバイブ

 結論から言ってしまいましょう
ブルーマジックをヘッドライトの黄ばみ除去に使うことは可能です

ただ、プラスチック研磨用の専用品と比較して、粒子サイズがやや大きいため、仕上がり表面の平滑感に関しては、専用品の方が分があります
(ただし研磨力に関してはブルーマジックの方が優れているため、劣化した表面の除去力を重視したい場合は、ブルーマジックに軍配が上がります)


 もう少し詳しく解説してみましょう

通常、ヘッドライトの黄ばみ除去用の製品には、0.7~1ミクロンのアルミナ研磨剤が使用されています

粒子サイズがこれより小さいと、黄変した表面層を削り取るには時間がかかってしまい、大きくなると磨き傷が付きやすいためです

そういう意味では、かなり安全マージンを取って小さな粒子のものが使用されているのですが、粒子が小さいがゆえに、表面層をごく薄くしか研磨できないというデメリットもあります(深く研磨するには、かなり時間がかかります)

ブルーマジックの場合は粒子サイズが5ミクロンですので、研磨粒子が比較的大きめです
1ミクロンサイズの研磨粒子に比べると、切削力が格段に高く、プラスチックの劣化が深いところまで進行している場合でも、非常に効果的に働きます

市販の「ヘッドライト磨き剤」では、なかなか曇りが取れないという場合には、思い切って粒度の大きなブルーマジックを使い、劣化した表面層を一気に磨き落としてしまうというのもありでしょう
あまり宣伝されていないため、知名度は今ひとつですが、ブルーマジックにも「ヘッドライトのくもり取り用専用研磨剤」があります(左上の画像)

ホルツ
極細 リキッド
コンパウンド

1ミクロン
ブルーマジックでざっくりと削り落とした後は、仕上げ工程として、ホルツ リキッドコンパウンド極細ウィルソン超微粒子など、1ミクロン以下のコンパウンドを後がけすれば、平滑でツルツルしたフィニッシングが可能です(ヘッドライト専用研磨剤と同等の仕上がりになります)

この方法は、ヘッドライト専用研磨剤では、「くもり」が取り切れなかった場合に有効な、「2段階・深磨き」です。車齢10年以上など、比較的劣化が激しい場合に試してみると良いでしょう
(より入念に仕上げたい場合は、中工程として3ミクロンの「ピカール金属磨き」を挟んで、3段階で仕上げて下さい。5μ→3μ→1μで、きれいに仕上がります)

ヘッドライトの黄ばみ取りクリーナーについて、より詳しい情報は、下記ページにまとめてあります(成分比較や、粒子サイズの一覧など)
興味のある方はご覧ください

● 関連ページ:ヘッドライト黄ばみ取り剤の弱点と限界 - ピカール・ブルーマジックとの比較

ブルーマジックを使用した感想

ブルーマジックの研磨例(ペティナイフ)

ピカール
金属磨き

3ミクロン
数多くの包丁やナイフを鏡面仕上げに加工しましたが、ブルーマジックは毎回必ず使用しています
もちろん、ブルーマジックを使う前段階で耐水ペーパーは使用しますし、最終工程ではウィルソンの超微粒子も併用しますが、これがないとさすがに困ります

研磨剤のキレが良いため、高硬度金属に対しても充分な切削力があります

ピカール金属磨き(3ミクロン)と比較すると、研磨粒子のサイズが少しだけ大きいので、その分切削効率が高い点も気に入っているポイントです
それほど大きな違いが出るわけではありませんが、傷取り力重視であればブルーマジック、そもそも下地に傷がない状態で、平滑度重視であればピカールかなと思います(あえて言うならです)

個人的には、後工程としてウィルソン超微粒子を併用することが多いですが、ブルーマジックをかけた時点で充分鏡面に仕上がっています

ウィルソンの超微粒子(濃色車用)は0.5ミクロンですので、微粒子すぎて研磨効率が低く、はっきり言ってしまうと肉眼ではあまり変化が感じ取れません(どちらかというと、ここまで粒度を挙げるのは、ただの自己満足に近いです)(あくまでも高硬度金属に施工した場合の話しです。自動車塗装面に対してはそれなりに有効に働きます)

同様の作業は、電動工具(ミニリューター)と青棒でも可能ですが、電動工具に慣れていないと、バフが暴れて波目の段々模様になったりすることがあります

その点ブルーマジックは、基本的に「手磨き」で磨きますので、回転工具特有の振動によるバフ目が付くこともなく、柔らかく繊細なタッチで磨き上げることができます
個人的には欠かせない道具の一つです

同じような金属研磨用の商品は、他社からも種々出ていますが、価格に対する研磨剤の量を考えると、コストパフォーマンスが優秀だと思います(製品重量ではなく、研磨剤重量で考えなくてはなりません。液状の製品はシャバシャバしていますので、研磨剤重量比が20%前後であることが多く、製品重量で単純比較できません)

サンドペーパーの選び方 については、左記のページをご覧ください
有名どころのNCR(ノリタケ)、三共理化学、コバックス等について解説しています

ブルーマジック 研磨のあれこれ、裏技など

ブルーマジックと相性の良い布(ウェス)は?

必ず柔らかいウエス(布)を使いましょう

コンパウンドと相性の良いウエス(布)の条件を挙げると・・・
  1. 目が詰まっていて、ある程度の厚みがある(研磨粒子をしっかり保持して裏抜けしない)
  2. 毛足が無い(毛足が長いと、研磨粒子が毛足の間に入り込み、研磨効率が悪くなる)
  3. 柔らかくて生地として強く、清浄で、微細な砂粒などが付着していない
  4. 生地の色が濃くなく、明るめの色(金属粉によって黒くなるため、研磨の進み具合が分かりやすい)
  5. 研磨剤やワックスがついていない(貴金属磨き用クロスなど、布自体に研磨剤が付いているものがあるが、これらは単体で使用する製品)
 ・・・となります

光陽社
コンパウンド用
みがきクロス


アサヒペン
綿100%ウエス

左に挙げているような「コンパウンド用磨きクロス」であれば、使い心地は最高ですが、磨き面積が大きく、大量に使う場合は、アサヒペンの綿100%ウエスでも良いでしょう
画像が表示されない場合は、広告ブロッカーをOFFにしてご覧ください

「わざわざ買うほどでもない」という場合は、使い古しのTシャツなど、柔らかいコットン生地を使って下さい
それで充分磨けます。薄手のTシャツの場合は裏抜けしやすいですが、磨けないことはありません。柔らかくて目が詰まった生地が最適です

昨今流行りの、 マイクロファイバークロス(毛足のあるタイプ)は、毛足の分だけ表面積が広く、お掃除用にはもってこいですが、毛足の間に研磨粒子が入り込むため研磨作業には向いていません
また、毛足が動くため研磨粒子が固定されにくく、作業効率もよくありません
マイクロファイバークロスを使う場合は、必ず毛足の無いものを使用して下さい。毛足のあるものは、付着した汚れを掻き取る能力は優れていますが、コンパウンド研磨用にはあまり向いていません(磨けないとまでは言いません)

ウエス(布)が要らないネバダル(NEVR-DULL)

ネバダル
NEVR-DULL

なお、「わざわざ「磨き用の布」を用意するのは面倒だ」と言う場合には「ネバダル(NEVR-DULL)」を使うという選択肢もあります
綿状の繊維に研磨剤が染み込ませてありますので、適量を千切って磨くだけでお手軽です

トラックのホイールを磨くなど、大量に使う場合にはブルーマジックの方がコスパが良いですが、ホビー用途などで小さなパーツしか磨かない場合は、ネバダルでも充分だと思います(分離もしませんので、かき混ぜる必要もなくお手軽です)

布以外を使う場合 - マニアックな作業方法

わたしが実際にやっている、ブルーマジックの特殊な使い方です
最初に言っておきますが、あまりおすすめはしません
ただ、こういう風にしても、磨くことはできますという実例です(それぞれにメリット・デメリットはあります)

紙に付けて磨く(コーヒーフィルター)

ブルーマジックで磨いた状態

SCOTT
プロショップタオル

コーヒーフィルターは、強度があって濡れた場合にも破れにくく、目が詰まっていてコンパウンドが裏抜けしにくい素材です
同じ紙でも、ティッシュなどはすぐボロボロになって耐久性がありませんが、コーヒーフィルターはそこそこ耐えてくれます
「キムタオル」キムワイプでもやってみましたが、あれはやはり「拭き取り用」です。コーヒーフィルターの方が耐久性があり、磨く用途に適しています

焼入れしたハガネなど、高硬度の金属であればコーヒーフィルターで磨くのもありだと思います
(アルミニウムなど柔らかい金属は、かえって傷が付く恐れもありますので、あまりオススメできません)

ちなみに、使用するフィルターのメーカーですが、スーパーのプライベートブランド品の方が、比較的厚手で耐久性があります
本来のコーヒーフィルターとしての用途の場合は、適度に薄い方が良いのですが、一度カリタのコーヒーフィルターで磨いた際に、途中で破れたことがありました(優れたコーヒーペーパーですので、ぎりぎりまで薄く漉いているのです)
このように、実際にコーヒーフィルターで磨く際は、安物のフィルターを使うことをおすすめします(かえって厚手で丈夫です)

コーヒーフィルターは、適当なウェス(布)が無い場合の代替手段として使えますが、刃物用鋼材などの高硬度金属を磨く場合にしか使用できません

アルミなどの柔らかい素材を磨く場合は、必ずウエスを使用して下さい
本来ブルーマジックなどのコンパウンドは、柔らかい布に付けて使用するように作られています

手で磨く(ゴム手袋に付け、指で直接磨く)

ブルーマジック・手磨き

オカモト
ビニール系
極薄手袋

最初に言っておきますが、(刃物等を磨く場合は)怪我しやすいので、あまりおすすめすることはできません
(このナイフはきちんと刃引きして作業していますが、それでも怪我に繋がりやすいです)

使い捨て用の薄手のゴム手袋で磨くと、研磨粒子がゴム肌に食い込んで研磨粒子が逃げないため、しっかり磨くことができます(布地の裏抜けも、物理的にありません)

指先感覚をダイレクトに感じながら磨くことができますので、繊細な磨き方をしたい場合にも良いです

個人的には、表面の酸化皮膜を取るだけの場合や、微細なスクラッチ傷を処理するなど、簡便な磨きで済む場合に使用しています(面積が大きいものには向きません)

ちなみに使用しているゴム手袋の素材は塩化ビニール系のものですが、ラテックス系の手袋でも同様に作業可能でしょう

磨き終わったらティッシュで刃を拭い、手袋を裏返してその中にティッシュを捨て、口を縛ってしまえば、ゴミ捨て後の溶剤の臭いもシャットアウトできるのが良いところです(ゴム手袋が破れない限り、手も汚れません)

正直に言うと、「わざわざウェスを取り出し、適当な大きさに切って」というのが面倒な時や、手が汚れるのが嫌な場合、磨き自体が短時間で終わりそうな場合などに、このやり方を使っています
かなり特殊な磨き方ですし、本来の磨き方でもありませんので、まったくおすすめするものではありません(ただ、個人的には時々やったりしています)


ブルーマジックで仕上げた鏡面の例

ブルーマジックを使って、実際に鏡面に仕上げた例を紹介したいと思います

のっけから夢を壊すようで申し訳ないですが、「ブルーマジックさえ使えば、誰がやってもこんなにきれいに仕上がる!」と、安易に捉えないで下さい

とはいえ、ブルーマジックを使用する前段階の、「下地出し」さえ完璧に仕上げていれば、このような鏡面を出すことは、そんなに難しくはありません(誰にでも可能です。難しいのは下地出しの方です)

鏡面仕上げの前段階の処理(下地出し)については、こちらのページが参考になります

● 参考ページ:コンパウンドで鏡面に仕上げる
ステンレス製の包丁を磨いたケースです

● 参考ページ:オピネルナイフの鏡面下地出し
ハガネのブレードを磨いたケースです(全鋼のため刃先と同程度の硬度があり、硬くて苦労しました)

ステンレス側面材を磨く

ブルーマジックで鏡面に仕上げたペティナイフ
こちらは、藤次郎のペティナイフを鏡面に仕上げた例です
刃の部分は、武生特殊鋼材株式会社のVG10、側面材はおそらくSUS410、もしくは同系のステンレス材と思われます

VG10の刃物用鋼材の部分は、それなりの硬度がありますが、側面材は耐蝕性重視のステンレスのため、それほど硬度が高いわけでもありません

大きく傷の入った状態からスタートしましたが、快適に切削・研磨し、最終的に鏡面に仕上げることができました

具体的な作業の全行程については、藤次郎のペティナイフを鏡面仕上げに(方法・手順) のページで解説しています
実際にブルーマジックを使用する工程については、上の画像をクリックすると表示されます

ステンレス系の刃物鋼材を磨く

ブルーマジックの研磨例
こちらも、同じステンレス刃物です(オピネルのフィレナイフ)、鋼材は「12C27」と思われます
「合わせ」や「割り込み」ではなく、一枚物の刃物です
側面材が使用されていないため、全体的にそこそこの硬度がありましたが、高い切削力を誇るブルーマジックのおかげで、きれいな映り込みを出すことができました

ブルーマジックで磨いたナイフ

こちらのフィレナイフは、作業解説ページは未作成ですが、完成画像はこちらのギャラリーページで見ることができます → オピネルフィレナイフのカスタム
鏡面に仕上がったカスタム後の状態と、作業前の使い古した傷だらけの状態の両方を掲載しています

焼入れした炭素鋼(ハガネ)を研磨する

ブルーマジックの研磨例(炭素鋼)
こちらは、炭素鋼のオピネルを鏡面仕上げにした例です

刀身すべてがハガネでできており、いうならば「本焼き」の刃物です
サビの貫入跡の除去に非常に手こずりましたが、硬度の高い鋼材であるため、一旦表面が仕上がると、非常にキレのある輝きを出すことができます
スレンレス系のやや黄色みがかった輝きとは異なり、まさに「白銀の輝き」といった塩梅です

この刃は、HRC硬度で60近い硬度が出ていると思います
このレベルの高度になると、溶融アルミナ(ホワイトアランダム)でないと切削効率が悪く、なかなか作業が進みません
実際、アルミニウムシリケートを使用したコンパウンドでは、ほとんど研磨できませんでした

ブルーマジックは、このような高硬度の鋼材に対しても、安定した研磨力を発揮しますので安心して使えます

具体的な作業の全行程の様子は、オピネル 鏡面仕上げのページで解説しています
実際にブルーマジックを使用する段階の作業工程については、上の画像をクリックすると表示されます
アルミニウムシリケートとの研磨比較画像なども合わせて掲載しています(研磨に使った紙にどれだけ金属粉が付着しているかで、おおよその研磨力が判ります)

和包丁の平を磨く

ブルーマジックで和包丁の平を磨く

こちらは和包丁(薄刃包丁)の平を磨く際に使用しています(画像は磨く前の状態)

ブルーマジックの研磨例(和包丁)
最終的には、このように美しく仕上がりました
(切刃の部分は砥石を当てていますので、鏡面ではありません)
薄刃の和包丁 カスタム全行程 はこちらで解説しています
ブルーマジックを使用する工程については、上の画像をクリックすると表示されます

他の刃物への使用例

ブルーマジックの研磨例(ペティナイフ)
当サイトには未掲載ですが、他にも多数の刃物に使用しています

これは、貝印のペティナイフ「関孫六 4000CL」です
どちらかというと安価な部類に入るペティナイフですが、刃が鋼(ハガネ)のため、切れ味が良く愛用しています
側面はステンレス材になっており、ハガネの切れ味と錆にくさが両立しているという、ありがたい刃物です
いわゆる理器材を使用した刃物で、炭素鋼複合材(クラッド材)に分類されます

アゴの内側にバリが出ていたので、それを取ろうと作業しているうちに、ついつい磨き込んでしまい、最終的に鏡面にしてしまいました

このペティナイフを使った感想などは、こちらのページで解説しています

ブルーマジックの研磨例(パーリングナイフ)
これはビクトリノックスのペティナイフを鏡面に仕上げた例です(研磨工程に関しては当サイト未掲載)

片面のみを鏡面にしています

このナイフは、薄く細身で、鋼材の硬度も中程度です
価格も安価ですが実に使い勝手が良く、家庭のキッチンで実際に役立つ一押しナイフです

このナイフを使った感想、活用の仕方などはこちらのページで解説しています

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現在登山時に携行しているナイフは、カーショーAce1710です。オートルートや大雪山、後立山縦走などで使用しましたが、25gの軽さは重量軽減に貢献しています
このページでは、Ace1710以外で「私ならこれを買う」というナイフを挙げてみました
総テント宿泊回数600回超の経験を踏まえて選びました。見た目やインスタ映えよりも、用途毎に合った実用性と価格を重視しています(本当に山が好きな方は参考にしてみてください)

 ブライトホルン登山(中央峰・4164m)
ブライトホルンは、スイスとイタリアの国境に位置し、マッターホルンとモンテローザに挟まれた4000m級の山です
この時は、ウォーカーズ・オートルートを歩くために渡欧したのですが、帰国予定日まで余裕があったため、天候の良い日を待って登ることにしました
「オートルート」は、世界的に有名なトレッキングコースです(水平距離約180㎞・累積標高12,000m)
モンブランを望む山岳リゾート地であるフランスのシャモニーがスタート地点で、マッターホルンの麓であるスイスのツェルマットがゴール地点となります(雨天停滞日を含め、踏破に17日間かかりました)