外装カバーの外し方 - エアコン分解洗浄

最終更新日: 作者:月寅次郎


外装カバーの外し方


ここからスタートです。

電源を切って、コンセントを抜きます。


吹き出し口の風向きルーバーから始めます。


小型のドライバー使い、風向ルーバーの爪を外します。


奥に見えているのが固定用の爪です。


ルーバーが外れました。

このあたりは、まだ汚れもさほどではありません。


風向ルーバーを外すと、奥の吹き出し口の様子が見えるようになります。

黒い点々は、ホコリとカビの集合体です
そこそこ汚れていることが分かります。


部分的に拭き取ってみました。
どれだけ汚れていたかが、よく判りますね。

奥の方に円筒形のファンが見えますが、羽根の先端に汚れがせり出しているのが見えます。
なかなかの汚れ量です。

このエアコンを設置している部屋は禁煙ですので、この汚れの主成分はホコリとカビによるものです。
喫煙環境の場合は、さらにヤニ汚れが加わってきます。


手の入る部分は、雑巾を差し込んで簡単に拭いておきました。


固定ネジを外したら、外装カバーの下の部分に手を突っ込んで、手前に引いて外します。


カバーが外れ、エアコンの中身がむき出しになりました。

分解の際は、バラす前に、一旦画像を撮影しておきましょう。

清掃前の汚い状態で構いません。
とにかくたくさん、さまざまな角度から写真を撮っておくのです。

後で組み立てる時に、どの位置と向きで取り付けられていたのか、どちらが表でどちらが裏だったのか、などなど、思わぬところで役に立ちます。

構造的に理詰めで考えて取り付けるのもありですが、その考えに誤りがあった場合、堂々巡りに陥って、「パーツが付かない」と悩むことになります。

「元々はこう付いていた」という物的証拠を残しておくということは、非常に重要です。

メーカーのサービスマンであれば、(非公開の)様々な資料を閲覧し、組み立ての詳細を後から調べることも可能ですが、そうでない一般の方の場合は、「バラす前はどうなっていたのか?」を後で判るように残しておくことが重要です。

バラした後で「あれ、どうだったかな?」では遅いのです


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