プラズマクラスターユニットの清掃 - エアコン分解洗浄

最終更新日: 作者:月寅次郎


プラズマクラスター発生ユニットの清掃

プラズマクラスター 清掃
こちらが、プラズマクラスター発生ユニットです。
(取付用カバーに嵌った状態)

プラズマクラスター 清掃
カバーから外します

よく見ると、左右2箇所にプラズマクラスター発生用の針があることが判ります。

プラズマクラスター 清掃
これが、その針です。

プラズマクラスター 清掃
清掃前の状態です。

よく見ると、針の先端に異物が付着しています。
これでは本来の性能が発揮できそうにありません。

プラズマクラスター 清掃
優しくブラッシングして、異物を取り除きました。

(ユニットの周囲にはまだ汚れが付着していますが、これは後で清掃しておきました)


これで、すべての洗浄作業が完了しました。
この後は、組み立て作業に入ります。

組み付ける際に水分が残っていると、不具合の元となりかねません(電装系等は特にです)

できれば少し時間をあけて、清掃時に残った残留水分の蒸発を待ってから、作業しましょう。

ネジ穴等に水が入っていると、なかなか抜けにくいですが、その場合はティッシュを「こより」状に撚って差し込み、水分を吸い取ってあげましょう。
そのままネジ止めしても、ほとんどの水分は押しやられて出てきますが、ネジが腐食する可能性が高まります。

一つ一つの作業は、丁寧に行いましょう。

その作業を何度も繰り返し行って、既に習熟しているのであれば、「この行程はここまで端折っても実質的には問題ない」といった見極めもつこうというものですが、
プロでも習熟者でもない素人が、DIY作業として実施する場合は、一つ一つの作業を丁寧に行う以外にありません。

丁寧な作業は、一見回り道のように見えて、実は成功への近道です。

取り外したネジやパーツを、外した順番通りにきれいに並べる、
取り外しや分解の前に、一旦画像を撮っておく、
取り外す際は、外しやすいネジから外していって、それ以上外れなくなってから考えるのではなく、どの部分が取り外しの核心部なのかを見極め、先に頭で構造的に理解してから、後で手を動かす、
このようなことは、とても地味なことですが、非常に重要なことでもあります。


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