プラズマクラスター発生ユニットの取り外し - エアコン分解洗浄

最終更新日: 作者:月寅次郎


プラズマクラスター発生ユニットの取り外し

この機種の場合、ドレンパンの固定ボルトを外し、ドレンホースと分離させても、それだけでは外れません。

プラズマクラスター発生ユニットのケーブルが本体と繋がっており、それも外す必要があります。
正直言って、「なんと面倒な構造なんだ!」と思いました。

「こんなに面倒なのであれば、プラズマクラスターなんか要らんわ」とまで思いました。

これは正直な感想です。

筆者はこれまで様々な分解修理をやってきましたが、改めて、機械はシンプルで余計な機能が付いていないものが良い」と思いました。

※ エアコンの上位機種には「自動お掃除機能付き」のエアコンもありますが、そういう複雑な機能が付いていない機種で本当に良かったです。

クラスターユニットだけであれば、まだ取り外しも難しくはありません(手がかかって面倒ではありませすが、一つ一つ丁寧に作業すれば確実に外せます)

プラズマクラスター 取り外し
これが、プラズマクラスター発生ユニット。

ドレンパンの中央下部に、嵌めて取り付けられています。

嵌めている爪の向きなどをよく視認して、じんわりと力をかけて取り外します。

古い機種の場合、経年劣化で樹脂パーツの弾力が失われている可能性があります。
そうなると、固定爪等が軽い力でも折れる場合があります(気をつけましょう)

プラズマクラスター 取り外し
プラズマクラスターユニットを取り外し、ケーブルのカプラーも抜きました。

ほぼケーブルだけになりましたので、これでドレンパンの分離も完了か?と思いましたが、さにあらず…。

プラズマクラスター 取り外し
このように、黒色の縁テープが邪魔をしてカプラーが通りません。

プラズマクラスター 取り外し
ケーブル配線はこのように通っています。

黒い縁テープは、恐らく2次空気を隙間から吸い込まないためのものだと思われますが、テープをすべて剥がして、再び貼り付けるのは現実的ではなかったので、カットしてカプラーを抜きました。
プラズマクラスター 取り外し
取れた! ドレンパンが取れました。

上の画像には、ドレンパンとドレンホースの固定用ネジ穴もきれいに写っています。
(このように1箇所のみでネジ止め固定されています。2箇所で固定されていないのは、あくまでも「抜け止め」的な役割なのでしょう)


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