洗浄後のコンデンサーの状態
洗浄後のコンデンサーの状態です
まだフィンの間に水滴が残っていますが、非常にきれいになっていることが判ります。
放熱フィンの拡大画像です(洗浄後)
フィンの表面には、フィルターの目を通過できる程度の、目の細かい微粒子のチリが付着していましたが、きれいに落とすことができました。
さらに拡大してみましょう(エアコン・洗浄後)
汚れは全く残っていません。きれいに取り去られています。
アルミフィンの表面を汚れが覆ってしまうと、送風と放熱の効率が低下してしまいます。
きれいに清掃することで、本来の性能を取り戻すことができました。
自分でここまでキレイにできるのであれば、プロの業者は必要ありませんね。
上面と背面のコンデンサーの状態です(左方向)
この部分は奥まっていて、手の届きにくいところです。
左側にある円形の受け型は、ラインフローファンが嵌っていた部分です。
上面のコンデンサーは、加圧型霧吹き機の先端ノズルが届けば、なんとか清掃可能とは思いますが、背面のコンデンサーの下方部分は、場所的にかなり難しいことが判ります。
ラインフローファンが邪魔をしてノズルが届きませんし、そもそも汚れの程度や汚れの落ち具合が視認できないのです。
こちらは右側の奥のあたりです。
ファンの取付軸の周囲も、すっきりきれいになりました。
ラインフローファンを取り外すことが、エアコン清掃の要であるというのは、これらの画像を見るとよく判ると思います。
ラインフローファン自体の清掃がしやすくなるというのもありますが、ファンの後ろに位置する背面コンデンサーの清掃が難しいのです。
上面と背面のコンデンサー、中央のあたりです。
(スマホをクーラー筐体内部に突っ込んで撮影しています)
しっかりきれいになっていますね。
こちらは前面のコンデンサーです(上と下の2段)
フィンの隙間に若干の水分が残っていますが、少量ですのでさして問題ありません。
前面に位置するコンデンサーは、クーラーの樹脂カバーを外してしまえば露出しますので、清掃も比較的楽に行なえます。
極端な話、小型のハンディ掃除機に毛足の柔らかいブラシノズルを取り付けて、優しく撫でながら吸い込むだけでも、ある程度はきれいにすることができます。
ですが、見える部分だけをいくらきれいにしても、汚れている部分が多量に残っていたとしたら、それは掃除(清掃)とは言えません。
クーラーの清掃は、背面と上面のコンデンサー、そしてラインフローファンをきちんと清浄な状態まで清掃することができたかどうかが重要です。
「ここまでやるのはさすがに無理」と考え、プロの業者さんに依頼するのもありですが、背面コンデンサーとラインフローファンまでしっかり掃除できているか(掃除しているか)は、有償で依頼する側として、きちんと確認を取るようにしましょう。
(前面コンデンサーを重点的にきれいにして、「こんなにきれいになりましたよ~」と見せてくれたとしても、ファンと背面コンデンサーの汚れが取れていないのであれば、お金を払って依頼する価値がありません)
すすぎが完了した後は、養生していたビニール等を外し、水が溜まっている部分がないか確認します。
水が溜まっている箇所を見つけたら、布巾やキッチンペーパーなどで水を吸い取ります。
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