エアコンの養生 - 水跳ね防止ビニールの設置

最終更新日: 作者:月寅次郎


エアコンの養生 - 水跳ね防止ビニールの設置


エアコン上面と両サイドをビニールで覆います。
(大型のポリ袋を切り開いて使用しています)

水の流れをよく考えて、ビニールを貼り付けましょう。

継ぎ目の部分は、ビニールの重複部分を多めに取ると良いです。
(上の画像では、青ビニールと半透明ビニールの間に、重複部分がしっかりある点に注目して下さい)


エアコン下部から垂らしたビニールは、内側を凹ませるように配置し、水が横から出てしまわないようにします。

一種の「エアコン専用シャワーカーテン」を作るわけですが…、

  • 周囲に洗浄水が飛び散っても大丈夫なように
  • 洗浄水の流れを上手に下方向に誘導する
  • 継ぎ目から水漏れしないよう、重複部分は多めに取る
  • 洗浄作業中に剥がれないよう、貼り付けはしっかり
  • テープは、後できれいに剥がれるものを使う
 …という、5つのポイントに注意して作りましょう。


ビニールの先端は、床においたバケツに突っ込みます。
これで、少々洗浄水を流しても大丈夫。

画像ではやや小型のバケツを使っていますが、大きめのバケツを使った方が、水をじゃんじゃん流しても余裕があるのでおすすめです。


コンデンサーに水をかけても、水が壁面に伝わっていかないよう、配慮して養生作業を行います。

上の画像では、黄色いテープを使って、エアコン本体とビニールを繋いでいます。
実際に使っているのは、3Mのマスキングテープです。

プロの業者さんであれば、専用品の「マスカーテープ」を使うところですが、わざわざこのためだけに買うのも何なので、手持ちのテープを使っています。

自身の無い方、作業に慣れていない方は、こういう部分でケチケチせずに、マスカーテープを使って下さい。
テープと養生シートが一体化しているため、安心して作業にあたれます。
(専用品には一日の長があるというものです)

マスキングテープは幅が狭く、耐水性や粘着力も弱めですので、決しておすすめできるものではありません(できないことはありませんが、どちらかというと上級者向けです)


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