オピネル 鏡面加工


オピネルを鏡面仕上げにしました


オピネル鏡面仕上げ
このオピネルは90年代初頭に購入した旧タイプのものです
旧タイプのため、収納状態でのブレードロックができませんが、柄にプリントされているオピネルの商標や、ブレードの刻印が現行品と異なっており、なかなか趣があります

旧型品のオピネルは、現在では入手が難しいでしょうし、わたしにとっては昔使った思い出の品です
もう積極的に使う予定もありませんので、化粧直しということで鏡面加工を施し、永年観賞思い出保管用になっていただきました


鏡面仕上げの方法や手順、必要な道具などを知りたい方は、以下の目次から詳細ページへお進みください。ブレードの腐食が予想以上だったため、紆余曲折を経ていますが、失敗も含めて、いろいろと参考になるかと思います

オピネルナイフ 鏡面仕上げ:目次

  1. ブレードの取り外し

  2. 下地出し1(耐水サンドペーパー)

  3. 下地出し2(砥石)

  4. 耐水ペーパーの番手上げ磨き

  5. コンパウンドで鏡面仕上げ

  6. 鏡面仕上げの状態確認

  7. 赤棒でバフがけ(下地出しのやり直し)

  8. 最終仕上げ、鏡面状態確認

  9. ブレード取付(組み立て)

  10. オピネルを砥ぐ(刃付)

  11. オピネルの切れ味

  12. オピネルのブレード形状を考える

鏡面仕上げの映り込み

鏡面オピネル
鏡面仕上げにすることで、ブレードの美しさがぐっと引き立ちます
このブレードは、カーボンスチール(炭素鋼)であり、ステンレスではありませんので、この鏡面状態を保つには、それなりのメンテナンスが必要となり、はっきり言うとあまり実用的とは言えません(観賞用としてなら有りだと思います)


オピネル鏡面加工 ほぼ鏡面ですので、ブレードの根本に柄の断面が映り込みます
美しく磨き上げられたブレードは、自分で施工したということもあってか、眺めていて飽きることがありません

鏡面仕上げのビフォー・アフター

ビフォー 筋状のグラインダー跡と、黒錆の腐食があり、あまりきれいな状態ではありません
オピネルナイフ・仕上げ前

アフター 研磨を繰り返し鏡面状態となった、白く輝く美しいブレード
オピネル鏡面仕上げ
 


オピネルナイフ、分解・改造・研磨時の注意

  • すべては『自己責任』のもとに作業しましょう
  • 怪我、流血に気をつけましょう
  • 必ず刃引きをしてから作業にあたりましょう
  • 刃付に自信の無い方は、そちらを先に習得しましょう
  • そもそもオピネルナイフは、ブレードを取り外せるようには設計されていません
  • 設計時に想定されていないことを行う場合、壊れて当然なのだという認識で作業にあたりましょう
  • セーフティーリングを開きすぎたり、脱着を繰り返すと、塑性変形を起こしてバカになる可能性があります
  • その他様々な理由で、ブレードを破損したり、ナイフを元通りの状態に戻せなくなる可能性があります
  • 作業環境を整え、構造を理解し、素材の状態をよく観察し、休憩をはさみながら作業しましょう
  • ネットの情報を鵜呑みにし、何も考えずに作業すると、たいていうまくいきません。手を下す前によく考えてから作業しましょう

こういう事を書いていて言うのもなんですが、「自分はあまり守れてないな」と、正直思います。 …と、いうわけで、自戒を込めて書き留めた次第です