月寅次郎が使用している砥石の一覧ページです。
各砥石のレビュー・使用感については、下記テキストリンクから飛んでください。
中砥石、仕上げ砥石など、ジャンルごとの砥石の比較については、画像をタップすると比較ページにジャンプします。(顕微鏡で比較解析しています)
中砥石
セラミック砥石を使っている方や、購入を検討されている方は、拙著「
セラミック砥石の嘘」をお読み下さい。
セラミック砥石はメリットばかりが声高に強調されていますが、これまであまり語られてこなかった
デメリットについて、長期間使用した実体験に基づいて解説しています。
メーカー非公表の、
経年劣化を防ぐ使い方や、性能を維持する保管方法なども併載しました。
特に「刃の黒幕」については、近年製造品はカラーリングが薄くなったため、外観からは
白化現象の判別が難しくなっていますが、これを見極める独自の方法についても解説しています。
公言が憚られるような赤裸々暴露系の内容になりましたので、ネット上での公開を取りやめ、電子書籍化いたしました。
仕上げ砥石
中仕上げ砥石
荒砥
その他の砥石、シャープナー、名倉砥石
電動刃物研ぎ機 ホームスカッターSTD-180E
消費電流1.3Aで、充分なトルクがあるため、強めに圧をかけても回転が微動だにしません。ゴリゴリ削れます(1A以下の製品は避けた方が良いです)
砥石は、製品に付属している#1000番中砥石と、別売の交換用荒砥石(#180番)を使用しています。
天然砥石の面出し作業も、疲れ知らずで便利かと思います(もっと早く買えばよかった)
新興製作所 ホームスカッター STD-180E(製品の特徴)
ホームスカッター STD-180E(実際の使用例)
ホームスカッター STD-180E(使いこなし、コツと注意点)
ホームスカッター STD-180E(競合製品との比較)
包丁の研ぎ方
わたしが実際に研いでいる様子は、下の動画で見ることができます
5分少々の時間で、さくっと刃を付けています
後半の「最終仕上げ」は、無理にやらなくても構いません(自己満に近い部分です)
字幕で補足解説を入れています。
日本語字幕をONにしてご覧ください
でないと、
単に手を前後に動かしているだけの動画にしか見えません
0分00秒:研ぎ台の全体像(表面と裏面)
0分20秒:砥石の浸水
1分20秒:研ぎ台に砥石を設置
2分20秒:包丁研ぎ開始
4分10秒:カエリが出たので、反対面
6分30秒:最終仕上げ(小刃付・マイクロベベル)
研ぎ音がよく聴こえる音量で、大きめの画面で視聴すると、「
何をどう研ごうとしてるか?」が判ると思います
月寅次郎チャンネル (YouTube 動画一覧)は、こちらです
(「いいね」をもらえると嬉しいです!)
月寅次郎の本(著作)
※ 月寅次郎がこっそり明かす、包丁と刃物の裏話。 大人の事情で『核心部分』は書籍版のみの公開です。当サイトの内容が本になりました!
このページを読んで
役に立ったと思ったら、
投げ銭代わりに上の本でも買ってやって下さい。
サイト内にamazon広告が貼ってありますが、広告経由で買い物して頂けると助かります。
当サイトには、レンタルサーバー費やドメイン管理料などのコストがかかっており、書籍の売上金はそれらの費用に充当されます。(ワタシの執筆料は0円でタダ働きです)
当サイトの人気ページ(刃物・包丁研ぎ関連)
砥石台の自作(バットはめ込み式)
砥石台を自作しました。 木材をカットして塗装し、ゴムシートを貼っただけですが、ステンレスバットにぴったり嵌る寸法にしたので、バットが水受けとなり卓上で研ぐことができます
天板はフラットで砥石の固定機能は無いですが、貼りつくように密着するので安定性は抜群です。 砥石を取り換える際など、市販品のようにその都度ネジを回して固定する必要も無く、とても楽です
包丁の切れ味 - 安い包丁は切れ味が悪いのか?
切れ味が良いのはどの包丁?とは、よく言われるところですが、市販されている大手メーカの包丁であれば、技量の確かな人が砥石で研げば、どの包丁でもトマトをスパスパ切る程度の切れ味は、簡単に出すことが…
続きを読む
高硬度の包丁は、家庭では扱いづらい
硬度が高ければ、その分鋭いエッジを付けやすくなります
ですが一方では、靭性が低くなるために刃欠けや刃こぼれも生じやすくなります
研ぎにくくもなるため、シャープナーの内臓砥石も早く消耗します
「どんなに硬い鋼材でも、確実に研ぎあげます」という腕に自信のある方以外は、止めておいたほうが無難です
オールステンレス包丁の折損問題
検索エンジンで包丁の折損事例を集計したところ、
オールステンが最も折れているという以外な結果が出ました。
この件は「
不都合な事実」ですので、決して語られることはありません。意を決して「告発」気分で書いてみました。
包丁の鋼材(ステンレス刃物鋼)
「
外科用メスと同様の鋼材で、素晴らしい切れ味!」などの売り文句に騙されないようにしましょう
手術用メスは「使い捨て」なので、鋼材の質としては低~中グレードに相当します
(再利用を考量しておらず、切る量も少ないため、刃さえきっちり付いていれば、刃持ちが悪くてもなんら問題ないためです)
包丁の樹脂ハンドルはどれも同じではない
包丁の樹脂ハンドルは、どれも同じだと思ったら大間違いです
ポリプロピレン(PP樹脂)は材質的に柔らかく、表面が白化するため耐久性に劣ります。おすすめの樹脂ハンドルは…
続きを読む
手打ち鍛造と利器材の包丁は、どちらが良いか?
ここでいう「利器材」とは、切刃が炭素鋼で側面がステンレスの炭素鋼複合材を想定して書いています
確かに手打ち鍛造は、切れ味では優れていますが、コスパでは利器材の圧勝です
包丁を洗わないとどうなるか?
包丁を洗わずに使い続けると、油脂分やデンプンが側面に張り付いて固着します
ここまでくると食器洗い洗剤とスポンジではなかなか落ちません
実際に汚れが固着した包丁の画像有り
包丁の洗い方
よく知られているところの、クリームクレンザーとコルクを使って磨く方法ではありません。
さらにガッツリ磨ける、粉末クレンザーと不織布クリーナーを使う方法です。
(包丁を研ぐ前に、いつもこの方法で洗浄していますが、一気に効率良くきれいにすることができます)
包丁の切れ味 - 砥石の番手を上げれば切れ味は良くなるのか?
包丁の切れ味に関しては、番手の高い砥石を使ってエッジを滑らかに仕上げ、「新聞紙が滑らかに切れる!」、「産毛がカミソリのように剃れる!」と、悦に入る方も多いです
はたして、カミソリのような滑らかな刃に仕上げるのが、包丁にとってのベストなのでしょうか?
月寅次郎のおすすめ包丁
月寅次郎の包丁解説(裏話)
月寅次郎が実際に使っている包丁(使用包丁一覧)
月寅次郎の包丁カスタム(DIY作業手順)
月寅次郎の包丁放談(包丁・刃物のトップページ)
月寅次郎プロフィール